ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

2018-01-01から1年間の記事一覧

西吾妻山

7月26日、好天。白布(しらぶ)峠から西大巓(にしだいてん)へ向かいます… 朝露でびしょ濡れ。寒いくらい。湿原を過ぎ、標高1982mの西大巓へ… 西大巓からは磐梯山の雄姿。眼下に小野川湖。彼方の山は那須連峰か… 足元にはミヤマリンドウ… 目指す西吾妻山も…

高清水自然公園

7月24日、群馬の大間々に向かう道沿いにあったのは… 野の大樟。幹周り6.9m。推定樹齢600年。北上して、翌25日には福島入り… 高清水自然公園へ。キャンプ場の方の遊歩道で見つけたカキラン… 初めて見る小さなラン。ヒメサユリは終わり。上の群生地は閉鎖… オ…

烏帽子岳Ⅲ

7月22日、湯ノ丸高原の烏帽子岳から下りてくると、深い霧に包まれます… いつもは通り過ぎるだけのただのカラマツ林… ちょっと幻想的… 夕暮れ迫る中、しばし撮影… 行きにも撮ったニッコウキスゲ… キャンプ場の奥の小さな臼窪湿原が、魅力的な場所に変わってい…

烏帽子岳Ⅱ

7月22日、湯ノ丸高原の烏帽子岳山頂に向かいます… グンナイフウロの花は終わるところ。でもまだつぼみもあります… すべて咲き、花びらを落とすと上を向く… そしてこんな姿に… こちらはシャジクソウ… 稜線近くまで登るとテガタチドリ… キジムシロ?ツルキンバ…

烏帽子岳Ⅰ

7月22日、湯の丸高原烏帽子岳に向かいます… 叢生して芽生えたカラマツも、新しい枝を伸ばしています… キャンプ場のウツボグサ… アヤメ咲く臼窪湿原からの湯の丸山… 多くのアヤメ。人より虫に気づいてもらえばいいわけで… ニッコウキスゲも咲いています… 樹林…

六合村

7月19日、野反湖から里へ。六合(くに)村。今は中之条町… 山あいの小さな村。でも長い歴史。古くから人々が住んでいたようです… 道祖神も多くあります… その姿や表情に反応してしまいそう… しだれ栗を見に行きます… 雄花を落とし、若い実をつける頃… 柳や桜…

八間山

7月19日、野反湖から八間山へ。小雨。あまり風はなく、傘を差して… コマクサが咲いています… 次はシモツケ。1時間ほどで登れる山。雨の散歩… これはたぶんシダ。ミヤマヒカゲノカズラ?違うかなぁ… コケモモの実は赤くなってきています。ノギランも見えます……

野反湖

7月18日、野反湖に登っていくと、雨になってしまいました… 弱い雨の中、ニッコウキスゲが咲き始めています… これはイブキトラノオ… 傘を差して歩道をめぐり、花を撮ります… 観光客もいます。名前を聞かれてハクサンフウロと答えます。ぴんとこない?ゼラニウ…

田代山

7月1日、駒止湿原から南へ。田代山に向かいます… ここもワタスゲが見頃… 地塘が点在する山の上の湿原… チングルマも咲いています… 梅雨。でも何とか晴れ。残雪の山が霞んでいます… 被写体はワタスゲばかり… でもきれいです… 田代山山頂を踏み、福島・栃木県…

駒止湿原

6月30日、磐梯山の西の雄国沼へ… ニッコウキスゲがたくさん咲いています… でも手前に花は少なくて、やがて霧に包まれます… 7月1日は南下して駒止(こまど)湿原へ。見事なワタスゲ… 意外に奥行きがあります。でもあまり景色は変わりません… シダの若葉がきれ…

小松原湿原

6月25日、苗場山の北の小松原湿原に向かいます… 林道から登山道へ。大量の雪が残っています… ブナの林… その根元から地面が現れます… ショウジョウバカマが咲いています… タケシマランも地味な花をぶら下げています… 最初の湿原で見たワタスゲ… まだ花。綿毛…

三条ノ滝

尾瀬ヶ原から北に向かいます。只見川沿いに出ると長く続く滑滝… 平滑ノ滝。梅雨。雪融け水。でもすっきり見える場所がありません… そして三条ノ滝。増水した川の水が一気に落ちて、豪快… 滝との距離の問題ですが、今まで見た滝の中で一番の迫力… 翌6月15日早…

尾瀬ヶ原Ⅱ

尾瀬ヶ原を散策。意外に花は多くなく… でもオオバタチツボスミレ。なかなか出会えないもの… 池塘に映る燧岳。標高2356mの百名山… 実はしっかり福島県の山なので、東北地方の最高峰… 湿原を流れる川。拠水林のない流れもある… 少し雲が湧いています。ミズバシ…

尾瀬ヶ原Ⅰ

6月13日、尾瀬ヶ原の登山口・富士見下にまだ明るい内に着いてしまいました… ちょっと散策。見上げるカツラの新緑。車で寝て、翌朝暗い内に出発… 2時間林道を歩いて富士見峠。空は明るくなってきたものの、まだ朝霧… 尾瀬ヶ原に下りて行きます。ナナカマドの…

霧ヶ峰

6月3日、新和田トンネル料金所の辺りから林道へ。クリンソウが咲き始めています。でも霜にやられて痛んでいます。流れのそばには黒曜石のかけら… 葉脈に沿って赤い斑。チシオスミレ… 近くにはサクラスミレ。チシオスミレはサクラスミレの品種… 花びらの先端…

大場谷地

5月31日、八幡平の登り口を通過して南下… 大場谷地に寄ります。国道沿いの小さな湿原… 霜にやられたようなミズバショウ… リュウキンカではなくエゾノリュウキンカでしょうか… 奥まで木道が続いています… 移動します。サイカチの木。立派な巨木… 一里塚とされ…

皮投岳

5月29日、花輪越から皮投岳に向かいます… ミヤマスミレ。花輪の東に聳える故郷の山… オオタチツボスミレ。ネマガリダケの季節。山菜取りが多い… ニョイスミレ。峰続きの五ノ宮嶽に登ってからひと月… コミヤマカタバミ。随分雪は融けました… 固まりになったツ…

八甲田山

5月27日、浅虫温泉へ… 高森山に登ります。でもすっきりしない天気… 移動して馬場山アカマツ巨樹へ。樹齢700年以上。幹周り6.6m… すごいけど、どう撮っていいものやら… 次は宮田のイチョウ。推定樹齢800年。幹周り14.7m(北株)… ひとまわり小さな南株。三内…

仏ヶ浦

5月26日、まだ福島大神宮。雨の上がった早朝… しっとり濡れた木の肌は、生命感を増しているようです… また乳房ヒノキへ。陰影が強過ぎるか… 八鉾杉。青空… 昨日は撮れなかったカツラの巨木もあります… 知内へ移動。姥杉を見ます。樹齢700年以上。函館から大…

縁桂

5月25日、早朝の後方羊蹄山を撮ります… 前景も空も選びたい。でも、そろそろ帰らないと… 今金へ。推定樹齢1000年の常代(とこよ)の松。でも樹種はイチイ… 次は瀬棚。千年松。樹齢360年以上。幹周り3.8m。樹高15m… そして荷卸の松。樹齢280年以上。幹周り3.8…

義経神社

5月24日、平取の義経神社へ。ただの伝説。でも神社まである… マイヅルソウ。街中の小山に整備された公園のような神社… 見に来たのは義経神社のクリ。推定樹齢800年。幹周り4.3m… クルマバツクバネソウ。花はまだ少ないけど、山の中みたい… 新緑。青空。いい…

アポイ岳

5月23日、朝、然別湖へ… 湖面の天望山は波に消え、唇は現れません… 帯広の西、芽室公園のカシワ。開発以前はカシワ林が多かった… セイヨウタンポポの綿毛… お花畑… もうクサノオウも咲いています… こちらはアカネスミレ… 十勝平野を南下。市街地から離れてい…

ニペソツ山

5月22日、十勝三股からまた音更川沿いの林道へ… エゾシカ。前回から6日。雪が融けて少し登山口に車が近づけます… 天狗のコルから前天狗に向かいます… 石狩岳が見えています… そしてニペソツ山が姿を現します… 天狗岳を越えてニペソツ山へ。強風。先を行くテ…

知床

雨が続き、ひねもす読書。5月20日、少し雨が弱まってきたようです… 野付のチシマザクラを見に行きます。最果ての桜はやっと咲き始め… 野付半島は一晩中強風。でも21日は朝から青空。金山の滝を見ます… 根北峠を越えると斜里岳の雄姿。新雪。降り続いた雨は山…

小天狗

5月16日、だるい。晴れは今日まで。天気は下り坂です… ミズバショウを撮り、林道を移動。音更川の別の支沢の別の登山口へ… ニペソツ山への道。でも今日は偵察。散歩。前天狗が見えてきました… 昨日と違ってなだらかな登り。何とか稜線には出られそうです… 天…

石狩岳

5月15日、十勝三股の奥の登山口から石狩岳に向かいます… 取り付きは雪の急斜面。何とか尾根に出て登り、彼方の稜線を見上げる… 疲労困憊で稜線へ。大雪山が見えます。霞んじゃった… 南にはニペソツ山の鋭鋒… 二百名山、石狩岳に向かいます… やっとのことで山…

天人峡

5月14日、天人峡から登山道を行きます… 湿っぽい道。これはコケ?…ではなく、地衣類か… エゾマツでしょうか。亜高山帯の針葉樹も本州とは違う… 落ちた枝を拾って比較。トドマツがモミ属。ほかはトウヒ属。…かな? 旭岳が見えてきます。思ったほどよくない… …

上ホロカメットク山

5月12日、富良野まで北上して十勝岳温泉へ。標高1270mの登山口… 右手に富良野岳を見ながら、雪の斜面を登ります… 順調に登れば、端正な姿の十勝岳。左の新噴火口からわずかな噴煙… 見下ろす安政火口。150年余り経っても、雪を融かす熱を蓄える… 吹きさらしの…

アポイ岳

5月10日、長距離移動でしたが、まだ登れそうな時間です… エゾオオサクラソウが咲いています… 珍しいと思うのですが、結構あります… 葉に斑の入ったフイリミヤマスミレ。橄欖岩の影響… 葉の裏が紫。アポイタチツボスミレ… アポイアズマギクも咲きそうです… サ…

ニセコアンヌプリ

5月8日、大間から函館に渡ります。駒ヶ岳は入山禁止… 日暮れ山からその姿だけ眺めます… 手前が小沼。奥に大沼。大沼公園を俯瞰します… 足元には白い花のオトメスミレとタチツボスミレ… 北に移動。何とか夕方にニセコアンヌプリへ。後方羊蹄山を眺めます… ニ…