ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

2017-01-01から1年間の記事一覧

房総の旅Ⅲ

翌12月30日、野島崎に向かいます。 港で見たのは鯨。実物を見るのは初めて。でも死んで打ち上げられたもの… 房総半島最南端、野島崎。久々です。 次に寄ったのは小網寺。古刹。ただ、写真はあっても目的は思い出せず… 次は鋸山。対岸は三浦半島… 南側の内房…

房総の旅Ⅱ

翌12月29日は利根川河口へ… 大河の河口はとりあえず見てみたいのです。 九十九里浜沿いに進み、太東崎へ。灯台があります。 さらに南下。御宿へ… 砂浜の風紋がきれいです。 静かな砂浜… たまたまやって来た人。この方がいいか… 海に注ぐ小さな川。橋の下にコ…

房総の旅Ⅰ

12月28日、実家の旅行に連れて行ってもらいます。今回は房総へ… 最初に立ち寄ったのは香取神宮… 下総国の一宮。真新しい茅の輪が作られています。 次は佐原へ。風情のある街並み。残念ながら伊能忠敬記念館は年末で休館… 利根川縁に建つ津宮鳥居へ。香取神宮…

地吹雪

12月19日、浅間山東斜面に登ります。 樹林帯を抜けると雪の斜面。冷たく強い風。雪が舞い上がる… その中でカメラを構えて立ち尽くす。雪が舞わないと面白くないし… 舞い過ぎると白いばかり…。…寒い。…帰ろう。 『浅間山物語』で使う地吹雪の写真がほしい。ち…

湯ノ丸山

12月27日、前回の続きです。 烏帽子岳からの湯ノ丸山。噴煙を上げる浅間山が奥に見えます。 樹氷の烏帽子岳稜線。彼方に蓼科山が見えます。 松ぼっくり。鞍部に下りて湯ノ丸山に取り付きます。 振り向けばさっきまでいた烏帽子岳。太陽は随分傾いています。 …

烏帽子岳

12月27日、湯ノ丸高原・地蔵峠から烏帽子岳に向かいます。 林道を進みキャンプ場へ。湯ノ丸山が見えます。 湯の丸山を巻いて進むと、烏帽子岳が現れます。 辺りは見事な樹氷… その奥に烏帽子岳の山頂がのぞきます。 樹氷を撮ります。 もう一枚… もう一枚… 踏…

三窪高原

奥多摩と塩山を結ぶ国道。埼玉県新座市に住んでいた頃は、この道を通ってよく南アルプスに向かいました。12月17日、柳沢峠で迎える朝… 少し登って柳沢の頭へ。柳沢峠でも見える富士山をここで撮ります。 少し稜線を辿ってハンゼノ頭へ。ゴミは気になるものの…

鉢伏山

12月8日、松本の牛伏(ごふく)寺から鉢伏山に向かいます。 よく見ると雪の結晶が残っています。ただ落葉の下が凍っていたりして危険… 積雪が増し、太いブナの木の根元に山の神様が祀られて… 産毛のような樹氷… 積雪?樹氷? カラマツ林 幹 稜線まで登り、車…

新雪の浅間山

11月23日、高峰高原から登ります。 雪化粧の浅間山が姿を現します。 槍ヶ鞘。黒斑山の一角から浅間山を狙います。 その先からの浅間山。狙う場所は決まっています。 トーミノ頭から。樹氷もついています。 その先、トーミノ頭の断崖越しの浅間山。日は傾いて…

水ノ塔山

11月18日、高峰温泉から水ノ塔山に向かいます。 雪ではなく樹氷。黒斑山の直線的な谷は断層… 水ノ塔山でも上部では樹氷が見られます… アカミノイヌツゲ 標高2202mの山頂から西を見ます。風の吹きつけた北斜面で樹氷が発達… 少し下りて黒斑山を撮ります。西斜…

小浅間山

11月7日、裏磐梯・中津川からの帰り、群馬・吾妻川沿いから北軽井沢へ… 冠雪の浅間山。随分紅葉も下りてきました。県境を越え、峰の茶屋へ… 小浅間山に登ります。火山起源の岩が残っています。 東には鼻曲山。留夫(とめぶ)山、一ノ字山、旧碓氷峠。その奥…

中津川ーふたたび

11月6日、また裏磐梯の中津川を訪ねます。 林道に降り敷く落ち葉。雨に濡れて鮮やか… 河原にも雨に濡れた落ち葉… 川は増水して渦巻き、ごうごうと轟きます… 川から離れても少し怖いくらい… 前回から3週間弱、季節は進み、何より雨で印象が変わります… 雨に濡…

月山

翌10月21日、鳥海山に続いて今日は月山へ。8合目まで車で登ります。 弥陀ヶ原を過ぎ、なだらかな道を山頂に向かいます。 振り向けば昨日登った鳥海山… 庄内は晴れ、最上は雲海。上空も少し雲が多くなっています。 標高1984m、百名山、月山山頂。東側、枯野の…

鳥海山

秋田駒ヶ岳に登った次の日の10月20日は鳥海山。矢島口から登ります。 すぐに湿原。木道を行きます。山には雲。その下、ちょっと白い… その先にも小さな湿原。池塘。草は枯れて… 火山起源の岩。褶曲。折り曲げられたようなしわ。強い力が加わってる… えぐれて…

秋田駒ヶ岳

10月19日、裏磐梯中津川の翌日の朝は田沢湖… 雲は多いものの晴れ。目指す秋田駒ヶ岳に雲がついているのが気になります。 車で8合目へ。あっさり最高峰の女目岳へ。斜面をくねる車道が見えます。 阿弥陀池に戻り、見上げる稜線北斜面には樹氷… そこを登り、い…

裏磐梯ー中津川

10月18日、磐梯山の東側を回って裏磐梯へ。秋元湖を通ってその奥へ… 車を停め、林道を行きます。最初に撮ったのはこんな1枚… 中津川渓谷。岩がきれいです。 節理の入った岩が、雨や流れに洗われて、少し角が取れています。 きれいな流れが落ち葉を運びます。…

袈裟丸山

三百名山・袈裟丸山は百名山の日光白根山、皇海(すかい)山から南へ続く栃木・群馬県境の尾根上にあります。 奥に見えるのは前袈裟辺りでしょうか。 10月12日、所々いい色に変わってきています。 赤く色付いているのはアブラツツジのようです。 すっかり葉…

八海山

10月8日、越後三山のひとつ、八海山に向かいます。 屏風道から取り付くと、突き上げるような斜面の上に稜線があります。 しばらく進むと清滝が見えてきます。 標高差約800mのまさに直登。断崖を間近に見ます。 大滝はよく見えませんが、沢すべてが滝のようで…

燕岳Ⅲ

9月25日、燕(つばくろ)岳が朝日に映えます。 今日は下山。テントを撤収して風化した花崗岩の間を縫って行きます。 槍ヶ岳がすっきり見えます。 大天井(おてんしょう)岳も… 燕岳を超えて北燕岳へ。北に連なる山々。彼方に西頸城山塊… 紅葉したクロマメノ…

燕岳Ⅱ

9月24日、標高2763mの燕(つばくろ)岳山頂で日の出を待ちます… 東の空が明るくなります。 わずかに噴煙を上げる浅間山の辺りが一番明るい… 小諸在住の私にとって浅間山はもっとも身近な山… 焼山、火打山、妙高山…。志賀高原。左手のスカイライン… やがて日…

燕岳Ⅰ

9月23日、北アルプス燕(つばくろ)岳にやってきました。連休の喧騒を避けて小屋ではなくテント。そろそろ夕景… 燕岳が淡く色づき… 槍ヶ岳はシルエットになります。 あれ、富士山の形がおかしい… …蜃気楼で山が変形しています。 小屋の登山者は夕日を眺める…

休養中

体調を崩してしまいました。 しばらくお待ちください。

高峰高原と湯ノ丸高原

8月28日、長野・群馬県境の高峰高原へ。深い霧… わずかの登りで高峰山の稜線。マツムシソウが咲いています。 アキノキリンソウ 標高2092mの山頂に向かいます。 貧弱な根。薄い土壌。倒れてもなお葉を茂らすカラマツ… 山頂を往復して林道へ。霧でゴマナがいい…

双六

黒部五郎岳に遊び、その日の内に双六小屋へ。霧で写真は撮れません。 9月6日朝、晴れています。双六小屋から鷲羽岳を見ます。 双六岳に朝日が射します。 短い虹。丸山と三俣蓮華岳は日を浴び、祖父岳は翳っています。 多くない雲。朝の虹。 小屋から弓折の稜…

黒部五郎岳

北アルプスの黒部五郎岳に向かいます。 すっきりしない天気。撮ったのはトウヤクリンドウくらい。 9月4日、三俣蓮華岳から黒部五郎小舎に向かいます。懐かしい小舎が見えて… 翌日も深い霧。カール辺りまでのつもりで準備。すると、青空… 薬師岳も黒部五郎岳…

八幡平

8月14日、区境から八幡平に向かいます。 アスピーテラインの源太岩からの八幡平。右が茶臼岳。左奥が畚(もっこ)岳。小さな鐘状火山が突起のようなピークをなしていますが、山体全体は楯状火山。なだらかな高原。台地状です。 畚岳の南に続く稜線もなだらか…

巨木と兜明神岳

8月13日、早池峰山を下りて麓の久出内(ひさでない)という集落を訪ねます。 大きな木。看板もあります。 鳥居の奥の才の神のサワラ。推定樹齢500年。 立派な木。撮影に夢中になって側溝にはまります。 オミナエシ咲くのどかな集落。 次は山祇(やまずみ)桂…

早池峰山Ⅱ

山頂周辺を散策します。 澄み渡る空。露岩。ハイマツ。高山植物… ハクサンサイコ ミヤマシャジン 霧に包まれます。 咲き残るナンブイヌナズナ。実になっています。 びっしり張り付くイワウメの花は終わっています。 ミネウスユキソウ 花は終わっているけど、…

早池峰山Ⅰ

8月13日早朝、早池峰山に向かいます。 山には雲がついています。 マルバキンレイカ コメガモリ沢を渡ります。 咲いているのはミソガワソウ ソバナ… 露光不足の撮影… タマガワホトトギス オオカサモチ?とムギワラトンボ? アオヤギソウ まだ咲き始めのオニシ…

安達太良山

8月11日、野地温泉から山に向かいます。 登山道には立派なブナの木。 ミヤマシャジン 羽化したばかりのミンミンゼミ よく整備された道を行きます。 ホツツジ 磐梯山が姿を現します。 鬼面山を越えて箕輪山に向かいます。 アキノキリンソウ 色づくマイヅルソ…