ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

芦別岳

少し長いのですが旧道コースを行きます。 稜線に出て見えてくる崕(きりぎし)山。 石灰岩のこの山にも特産種、希少種があります。 盗掘などで山が荒れて今は入山禁止。 夕張岳はまだ登れるだけましなのかもしれません。 リンネソウ コヒオドシ 花から実に変…

夕張岳

花を見ながら夕張岳に向かいます。 ヒオウギアヤメ エゾノヨツバムグラ ハクセンナズナ オオレイジンソウ 望岳台まで登ると彼方に芦別岳が見えます。 キバナノコマノツメ チシマノキンバイソウ オオタカネバラ エゾウサギギク エゾミヤマクワガタ エゾシロチ…

雨竜沼湿原

ペンケペタン川沿いの道を雨竜沼(うりゅうぬま)湿原に向かって登ります。 水場 エゾノチャルメルソウ オオバタチツボスミレ 台風一過の空。広大な湿原が現れます。 イワイチョウ ミツガシワ 一昨日登った暑寒別岳(しょかんべつだけ)も見えます。 コバイ…

暑寒別岳

やぶ蚊の大量発生。雲のようにまとわりつく蚊。 休むこともできず歩き続けます。 稜線に出て風が流れると、いつの間にか蚊はいなくなっています。 ミヤマオグルマ 標高1491mの暑寒別岳(しょかんべつだけ)は二百名山。 石狩平野の北、増毛山塊の最高峰です…

余市岳

余市岳は標高1488mの三百名山。札幌近郊の山では最高峰。 ナナカマド ハイオトギリ 道南では咲いていたハイオトギリがここまで来るとつぼみが目立ちます。 山頂周辺には山火事が原因で枯れたハイマツの残骸。 植生は復活しつつあります。 コケモモ イワツツ…

イソツツジーニセコアンヌプリー

恵山では終わりかけていたイソツツジ。ニセコではつぼみまであります。 そして花盛り。 より標高の高い十勝連峰の9日後。きれいに群生しています。 ニセコでの花が終わる様子。種を飛ばした去年の実も残っています。 実は垂れ下がって、上向き?に開く…。 ハ…

狩場山

標高1520mの狩場山(かりばやま)は道南の最高峰で三百名山。 山麓のシラカバと上部のダケカンバ。 タチカメバソウ ノビネチドリ ハイオトギリ エゾイチゲ 登山道を彩るマイヅルソウ。コケの上にはナナカマドの小さな花びら。 ウコンウツギ マイヅルソウ カ…

大千軒岳

渡島半島南西部の大千軒岳(だいせんげんだけ)は標高1072mの三百名山です。 鬱蒼とした樹林。林床を覆うシダ。美しい葉のパターン。 リョウメンシダでしょうか。 ひっそり咲く花たち。 コケイラン サイハイラン フタリシズカ ギンリョウソウ 羽化したばかり…

恵山

恵山(えさん)は標高618m。渡島半島南東端の火山。 歩き始めるとすぐに荒涼とした斜面。彼方に太平洋を望みます。 溶岩のような岩。 岩に張り付いて侵入する植物。 霧の山頂付近に咲き残るイソツツジ。 植生の乏しい火山に真っ先に侵入して群生しています。…

八幡平ーヒナザクラー

八幡平から望む朝の岩手山。 ミネカエデの花 サンカヨウ ハイマツの雄花 雌花 コメツガの雄花 若い球果 ハクサンシャクナゲはまだつぼみ。ハリブキもつぼみです。 ウスバスミレ イワナシ ノウゴウイチゴ 朝露。でもノウゴウイチゴだけ。これは自ら水分を排出…

南八甲田ーチングルマの楽園ー

雪が融けて咲き始めたミズバショウと標高1450mの乗鞍岳。 ハイマツの下で芽吹くチングルマ。矮小低木。 ギンリョウソウの芽吹き? 訪れる人の少ない南八甲田はチングルマの楽園。 花びらが落ちて綿毛に変わります。 主峰は櫛ヶ峰。標高1517m。 ヒメシャクナ…

ヒメシャジン

ヒメシャジン ホソバヒメシャジン これらはキキョウ科ツリガネニンジン属です。 ツリガネニンジン ソバナ ツリガネニンジンの仲間はほかにもたくさんあります。 きれいな花を見つけて写真を撮ります。 だからその花の名前は知らなかったりします。 自分の写…

オオバギボウシ

同じ花を定点観察したものではありません。 でも、個体数の多い山などでは同じ日でも さまざまな状態の花を見ることができたりします。