ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

涌蓋山 わいたさん

2月4日朝、大観峰。ひどく霞んで阿蘇山の写真は撮れません… 小国へ。竹の熊のケヤキを見ます… 次は金比羅杉… そして阿弥陀杉。おやまあ、手元の本の写真と違う淋しい姿。台風の被害らしい。巨木は老木。枯れてしまうものもあります。でも時々、驚異の回復力…

雲仙から阿蘇へ

2月3日、雲仙へ… 夜明けの平成新山。沈み行く月… 海も見えます。島原湾。宇土半島、天草… しばらくすると、日が出たようです。まだ山陰… 平成新山が朝日に染まります… 海の方も表情を変えます… 噴火から20年。まだわずかに噴煙。月が隠れそうです… 噴火被害…

多良岳

2月2日早朝、佐賀県武雄市… 朝日を浴びる川古(かわご)のクスを眺めます… 巨木の本には樹勢回復の手当て中の写真。それから19年。公園に整備されて、痛々しかった姿は分からなくなっています… 次は塚崎の大クス。一瞬普通に見えたのですが… 裏に回ると中身…

雨の吉野ヶ里遺跡

2月1日、開園を待って吉野ヶ里遺跡へ… 雨の月曜日。閑散としています。整備、復元の進んだ広い敷地を、ゆっくり見て回ります。弥生時代の巨大な環濠集落跡です… 肥前国のもうひとつの一宮の淀姫神社へ… ここにもクスノキの巨木があります… そして与賀神社へ……

筑紫平野

1月31日、雨。筑後川の流れる朝倉市へ… 恵蘇八幡宮。斉明天皇のもがりの宮があった場所ということです… 近くの水神社にも大きなクスノキ… そして隠家森(かくれがのもり)と名付けられた大きなクスノキ… 幹周り18m。日本で8番目に太いクスノキの巨木… 下古毛…

英彦山

1月30日、曇り。早朝の石段を登って行きます。長い石段を登りきると、山と上とは思えない大きな広場に大きな奉幣殿。細川忠興寄進の国宝です… ここから山道。といっても表参道。石段。広い山道。太い杉が目立ちます… 時折青空が見えて薄日が射します。樹林も…

長門から九州へ

1月29日、下関市長府へ。長門国府の置かれた場所です… 二宮、忌宮(いみのみや)神社へ。宿禰のイチョウ。武内宿禰手植えの古木… 仲哀天皇、神功皇后が豊浦宮を建て7年間滞在した場所… 神功皇后は架空の人物。でも、ゆかりの地は多い… 長府正円寺の大イチョ…

周防国へ

1月28日、岩国へ。山口県に入ります。山口県東部は周防(すおう)国… 岩国藩、吉川(きっかわ)氏にちなむ吉香(きっこう)公園。そこにマメ科のエンジュの巨木。山の上に見える岩国城は眺めるだけにして、隣接する錦帯橋などを散策。雨になりました… 移動し…

さらに、神社・巨木巡り

1月27日、さらに西へ。今日も巨木から… 備中川沿いの栗原の四本柳。アカメヤナギと書かれています。手元の図鑑で調べるとフリソデヤナギの別名で、これだと低木。マルバヤナギという表記もあって、同じ図鑑ではエゾノタカネヤナギ別名。これはさらに小さな小…

神社・巨木巡り

1月26日、播磨の一宮・伊和神社へ… やはり立派な神社… 杉の巨木が林立しています… 諸国一宮もすべて巡ってみたいものです… 次は火魂(かこん)神社の大ムクノキ… そして池王神社のアカガシ… あまり行かない西日本には、まだ見ていない巨木がいっぱいあります…

稲荷山

1月25日、京都伏見稲荷大社へ… 山を登って行きます。鳥居の隙間から見える景色は普通の里山です。有名な千本鳥居を過ぎても朱の鳥居は続きます。曇天の稲荷山。標高233m。京都伏見稲荷大社の裏の奥社の鎮座する山です… 異空間。早朝の重苦しい雲がそれを助長…

雪野山

1月24日、滋賀県竜王町。新羅王、天日槍(あめのひぼこ)を祀る鏡神社へ… 須恵、弓削(ゆげ)、薬師(くすじ)、綾戸…。渡来文化につながる地名。古代に渡来人が住んだ土地。鏡も先進渡来文化の象徴です。鞍馬から奥州に向かう源義経が元服した場所もありま…