ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

上野国 こうずけのくに

5月16日、稲村山の登山口から前橋方面へ… 早朝の上野国分寺跡。ハルジオンが咲いています。その奥の築地塀は発掘調査後に再建されたもの。そこに穴を開けて小鳥たちが巣にしています。だからちょっと年代物に見えます。基壇が残るだけの空き地。ここには高さ…

稲村山

5月15日、稲村山へ。碓氷峠の近くの山です… シロバナタチツボスミレがまだ咲き残っています。よく見るタチツボスミレ。白花でも距に色が残るとオトメスミレ。距まで白いとシロバナタチツボスミレ… 小さなフモトスミレ。植林の中を登ります… サンショウも小さ…

東北旅行

ゴールデンウィークは実家の旅行。新潟、山形、秋田と日本海側を北上… ルリソウ。夏にひとりで来たことのある法内の八本杉を訪ねます… オオバキスミレ。夏には咲いていなかった花が咲いています… スミレサイシン。まだまだすみれの季節… キバナイカリソウ。…

ゲンジスミレ

4月19日、ちょっと出かけます… 石垣の付け根のスミレを見て、4日前に行った佐久の正安寺へ… 咲き始めだったゲンジスミレはしっかり咲いています。でもいい写真になりません… 植えられたものではなさそうで、境内、そして裏山まで探してみるのですが、ほかに…

小諸の桜

4月16日、久々に小諸の自宅に帰ってきました。ゆっくりしたい。でも午前中は夏タイヤへの履き替え。午後からカメラを持って街に出かけます… 平和公園の桜。小諸は桜満開を迎えています… 加増稲荷神社へ。シダレザクラの老木が古墳の上で咲いています… 車では…

黒滝山

4月15日、埼玉県鳩山町の実家からの帰り道、西上州・黒滝山に寄ります… 山の中のお寺から歩き始めると、エイザンスミレが咲いています… それからアカヤシオ。トウゴクミツバツツジはまだ少し… 鹿(かな)岳や四ッ又山を眺めます。妙義山や榛名山も見えます… …

会津

4月11日、実家の埼玉県鳩山町から福島県白河市へ… 関川寺にはノジスミレ… 妙関寺の乙姫桜。推定樹齢400年のベニシダレ… 南湖公園の楽翁桜… 石垣の隙間にはコスミレでしょうか。そしてお墓参り、法事。それから磐梯熱海の宿へ… 翌朝は温泉街の裏山へ。ヒナス…

生藤山 しょうとうさん

4月8日、静岡から富士川沿いに山梨へ… 本国寺のお葉付きイチョウを見ます。推定樹齢700年の巨木。木は老木ですが、芽吹く葉は赤ちゃんのように初々しい。落葉樹はそういうものなのですが、なぜかいつも見入ってしまいます… 少し不調。道の駅で休んで、4月9日…

智満寺

4月7日朝、大井川沿いの千頭の街を見下ろします… 大井川鉄道の走る山あいの街 まるでジオラマのようです。大井川沿いに下り、島田へ… 千葉山智満寺に向かいます。ヒゴスミレが咲いています… 裏山には智満寺の十本杉。名前のつけられた杉の巨木がたくさんあり…

切り株

4月5日、佐久間ダムから天竜川沿いに南下。雨は上がろうとしています… 天竜川にかかる大輪橋を渡ります。雨に洗われた芽吹き。下流のダムのせいで川幅が広くなっています。さらに下り、秋葉山麓を巻いて秋葉神社下社へ。ここから約2時間の秋葉山登山。山頂に…

瑠璃寺

4月3日、霧ヶ峰へ… 車山を往復して、夕日を眺めます。そして、飯田下伊那地方へ… 4月4日、高森町の子安神社へ。もう桜が満開です… 瑠璃寺に移動します… 樹齢800年というシダレザクラが3本… ほかにも多くの桜。まだつぼみも多い。青空ならよかったのに… 飯田…

新潟の巨木

3月26日、角田山から弥彦神社に向かいます… 車から出たくないような雪。寒さ。でもきれいです。弥彦の蛸ケヤキ… 桜井神社のケヤキ。雪は止みつつあるようです… 巨木を見ながら魚沼市へ。滝ノ又の二本杉… 翌日、南魚沼市の萬松寺へ。推定樹齢1000年という岩崎…

角田山

3月26日早朝、新潟の弥彦山の北にある角田山に五ヶ峠から登ります… カタクリが咲き始めています。雨が葉の上で大きな水滴に。…氷になっています。すっきりしない天気ですが、今は降っていません… つぼみ。葉に包まれるようにして出てくる若いものも。さらに…

武甲山

3月23日、坂戸の慈眼寺へ… 見事にシダレザクラが咲いています… ヒガンバナで有名な日高の巾着田には菜の花。風に揺れています… 翌日は秩父へ… 横瀬町、西善寺のコミネカエデ… そして武甲山に登ります。小さな滝を見て… 植林の中で立ち枯れる巨木。あまりいい…

四ッ又山

3月19日、西上州南牧村へ。四ッ又山に向かいます… 標高900m。山頂は3つほどに分かれているように見えていたのですが、実際に行ってみるとさらに小さなピークに分かれていて、単純な地形ではありません。それぞれのピークに石仏や小祠。樹林に覆われています…

金峰山

3月11日、廻り目平から金峰山に向かいます。昼からの登山。でも今日は登るだけ。上で1泊の予定です。雪の林道を行きます。よく踏まれたトレース。沢は水量が減り、露岩の上の雪饅頭がつながって、水面を隠してしまいそうです。林道から登山道へ。沢沿いから…

浅間山

3月9日、日の出前に六里ヶ原へ… やがて日の出。浅間山が朝日に染まります。群馬県側の斜面には多くの雪。それが赤く映えています。風当たりの強い稜線部の雪は飛ばされ、黒い地肌が見えています。右側は鬼押出し溶岩流。ごつごつした岩が雪からのぞいて、黒…

氷ノ山 ひょうのせん

3月3日、雨。ゆっくり準備して山に向かいます。スキー場のおかげで登山口まで車が入ります。天気は回復傾向のようです… 扇ノ山より標高は高いのですが、やや雪は少ないくらい… 斜面のトラバースで3人の男の子たちとすれ違います。アイゼン・ピッケル装備でへ…

扇ノ山 おおぎのせん

3月1日朝、大山は見えません。撮影は諦め、移動日となります… 3月2日、積雪で扇ノ山の登山口に車で入れません。雪道を歩きます… 残雪の沢を撮り、積雪の車道を行きます。木が雪の重みで電線に倒れ掛かっています。2時間ほどかかって登山口。でも道が分かりま…

山陰

2月28日、山陰地方を東に向かいます… 怪しげな空。日本海。巨木を探して内陸へ… 中国地方の大河・江の川沿いでは、梅がきれいに咲いています… 巨木を巡り、気になる看板を見つけてその場所へ… イズモコバイモ。絶滅危惧種で保護された群生地。よく咲いていま…

福岡Ⅱ

2月27日、まだ明けやらぬ志賀島… 長時間露光で撮影。博多湾に浮かぶ能古島。遠く博多の明かり。穏やかな波が打ち寄せます。海の中道から橋でつながる志賀島。独特の地形が造る穏やかな内湾。那の津と呼ばれた古代から、朝鮮半島、大陸ともつながる重要な場所…

福岡Ⅰ

2月25日、榎社へ。菅原道真が暮らした場所。今は小さな神社。次は水城… その奥に造られたのが大宰府。礎石が残り、公園になっています… 梅がきれいに咲いています。近くには観世音寺。斉明天皇追悼のために建てられました。宝物館の大きな仏像は迫力がありま…

国見岳

2月23日、前に登れなかった国見岳に向かいます。宮崎・熊本県境の脊梁山地。熊本側に回り込み、五家荘平家の里から登山口へ。でもこの道も通行止め。さらに南に回り、椎葉越へ。ここまでで疲れてしまいます。でも長めのコース。急いで準備して山に取り付きま…

大崩山 おおくえやま

2月22日、祝子(ほうり)川渓谷沿いから小積谷に入り、尾根に取り付きます… わく塚岩峰群が見えてきます… 対岸には小積ダキ。その奥に山頂… 美しい花崗岩の稜線。下わく塚、中わく塚、上わく塚。わく塚岩峰群へ… 岩峰に絡み、巻いて進む楽しいコース。岩峰群…

尾鈴山

2月21日、早朝に去川のイチョウを見ます… 宮崎を迂回して、西都市へ… 都萬(つま)神社。妻のクスを見ます… そして、西都原古墳群へ… 公園として整備された広大な土地に、311基の古墳… 墳長180m女狭穂塚(めさほづか)は九州最大の前方後円墳。墳長175mの男…

韓国岳 からくにだけ

2月20日、早朝に鹿児島中心部を抜けます… 桜島から朝日が昇ります… 霧島まで北上し、新湯の近くから山に入ります。この道は廃道でしょうか。道標のない危うげな踏み跡を辿り、稜線へ。新燃岳に登ります… 霧島の最高峰、韓国岳が姿を現します… 3日前にも登っ…

開聞岳

2月18日、垂水の道の駅で目覚めると、車は灰だらけ。桜島の降灰です。桜島を通過して猿ヶ城渓谷へ。林道が崩れていたりして、苦労して登山口に辿り着きます。すっきりしない天気。わずかに降ってくるもの。雪ではなく灰。雨具を着て、フードを被って登ります…

新燃岳

2月17日、暗い内に高千穂峰に向かいます… ライトを点け、砂礫の道を。歩きにくい。御鉢へ。少し明るくなります… 錦江湾に浮かぶ桜島。噴煙も見えます… 火山の迫力を感じながら、高千穂峰に登ります… 新燃岳の奥に最高峰の韓国岳。昨日よりはいい。でも… いい…

高千穂峰

2月15日、雨。午前中は読書。人吉の近くです… 雨が上がって移動すると、梅がきれいに咲いています… 淡島神社へ。淡島のイチイガシを見ます… 人吉に戻って、国宝、青井阿蘇神社を見ます… 茅葺きの建物もよかったけど、神社の人も親切。中も見せてもらいました…

市房山

2月14日、朝は再び高千穂峡へ… 真名井の滝を見ます… 椎葉村へ。八村杉を見ます… そして大久保のヒノキ… 推定樹齢800年の立派な木です… それから熊本県側の市房キャンプ場へ。ここから山に向かいます… 次々に現れる杉の巨木。市房杉。幹周りは8mを越えるもの…