市房山
2月14日、朝は再び高千穂峡へ…
真名井の滝を見ます…
椎葉村へ。八村杉を見ます…
そして大久保のヒノキ…
推定樹齢800年の立派な木です…
それから熊本県側の市房キャンプ場へ。ここから山に向かいます…
次々に現れる杉の巨木。市房杉。幹周りは8mを越えるものもあります…
雨が振り出しそうな空なのに、わくわくするような景色が続きます…
やがて市房神社。4合目。ここは信仰の山…
この山の信仰は、あるがままの自然を受け入れているようです…
並び立つ巨木は門か鳥居のようです…
木の根が浮き立つ登山道を登ります…
岩尾根を抱え込むようなサワラ、アスナロ…
木の根や幹にびっしりコケ…
ブナの根道。標高が上がり、樹種が変わり、その木が巨木に生長している…
ヒメシャラも結構あります…
こんな場所もあります。音。かすかに、遠く、でも山全体から。稜線、疎林、笹。山頂に近づいています。やがてはっきり笹の葉を叩く雨音。こんな風に雨が近づくのを感じたことがあったでしょうか。わずかに降って、いつの間にか止んでいるような雨。でもまた降って止んでの繰り返し。雨雲本体が近づいています。そして標高1721mの山頂到着。二百名山。市房山。雨に霞む景色。大展望が広がるはずの山頂。心見の橋を見て、急いで下山。車に戻る前に本降りになってしまいました…
2010年の撮影です。熊本・宮崎県境の市房山。九州本島では九重山群、祖母山、国見岳に次ぐ標高。巨木の山。立ち枯れや倒木も見ました。あるがままの自然をそのまま受け入れているような信仰の山。あいにくの天気でしたが、とても気持ちのいい山でした…