ベニヤ原生花園Ⅰ
7月29日、カムイト沼からモウケニ沼に向かいます…
ここも静かな沼。この辺りには沼や湿原が点在しています…
ノハナショウブが咲いています…
イチゴの実。花が終わるとがくを閉じ、その中で実が成長する。葉も特徴的だと思ったのですが、種類を特定できません…
まっすぐ沼に伸びる古い木道…
キツリフネも咲いています…
ベニヤ原生花園に移動します…
花穂が随分長い。奥にはオニシモツケ…
この時は名前が分からなかったエゾオオヤマハコベ。長野にもあるらしい…
アキカラマツ…
海も近く、ハマヒルガオが咲いています…
セリ科の花がたくさん咲いているのですが、種類を特定できません…
風があって撮影には悪条件…
川もあって広い場所です…
カワラマツバ。夕方になって、ほとんど歩いている人はいません…
2012年の撮影です。環境対策として森林は大切。でも木はやがて枯れ、分解されてしまうので炭素の固定は一時的です。一方湿原では植物遺体は分解されず、炭素は半永久的に固定されます。地球温暖化対策だけを考えれば、湿原はもっと評価されるべき存在です。ただ人間にとってその利用価値は少なく、その面積はあまりに微々たるもので、効果は期待できません。それでも森林を減らしたり、湿原を開拓することはもう止めなければならないでしょう…
カムイト沼
なだらかな丘陵地。海の近くに周氷河地形が広がっています…
放牧地、牧草地として利用されています…
宗谷岬へ。シシウドっぽいけど、北海道には分布しない…
ウミネコ…
オホーツク海と車道の間に沼。湿原や原野が広がっています…
カムイト沼に寄ります…
タチギボウシが咲いています…
ここは誰もいません…
エゾミソハギ…
青空ならかなり印象が変わったかもしれません…
たわわに実をつけるマイヅルソウ…
この時は分からなかったけど、これはタマゴタケらしい…
2012年の撮影です。キノコは怖いので撮るだけ。でもタマゴタケは美味しいらしい。写真のものは傘が割れて、成長し過ぎ。食べるには遅いのかもしれません。最近確かなものを少し採って食べ始めたのですが、まだタマゴタケは食べたことがありません…
夕日ヶ丘展望台
7月28日、高山植物展示園から夕日ヶ丘展望台へ…
いい雲が広がります…
利尻山にはまだ雲がかかっていますが、かなり見えてきました…
海に突き出すペシ岬。上空は風が強いのか、笠雲、吊るし雲っぽい…
沖を行く船…
飛行機もやって来ます…
足元の花はツリガネニンジン?ハクサンシャジン?ミソガワソウ?
山とは違う景色…
海もきれいです…
これはエゾタツナミソウでしょうか…
このセリ科の花は何でしょう…
また富士野園地へ行ってみます…
きれいな海と、姿を変える雲を眺めます…
2012年の撮影です。利尻山や高山植物もいいけど、北の海もきれいです。夕方は結局何も撮れなかったのですが、人も少なく、のんびり楽しみました…
富士野園地
7月28日、利尻島の北へ向かうと晴れてきます。富士野園地へ…
これはホザキナナカマドか…
利尻山からも見えていたポンモシリ島…
断崖にハマナスが咲いています…
ウシオツメクサ?帰化植物などもあって混乱するばかり…
高山植物展示園というのがあるので行ってみます…
稚内の北方植物園でも見たレブンソウ…
リシリソウもあります…
とりあえず撮ったのですが、何だか分かりません…
イブキジャコウソウ。山でここまでの群落は見ない…
リシリヒナゲシがまだ咲き残っています…
2012年の撮影です。高山植物展示園は稚内の北方植物園ほどではないのですが、リシリソウなどを見ることガでいました。足湯もあって、少しのんびりしました…
寝熊の岩
7月27日、南浜湿原は朝から霧。利尻山は見えません…
やって来る小鳥を車の中からデジタルズームで…
アオサギも現れます。でも天気は回復せず、一日待機…
7月28日、今日も霧。南から湿った風が流れ込み続けているらしい…
諦めて北へ。途中、寝熊の岩に寄ります…
別の鳥に見えたのですが、これはカモメの雛でしょうか…
カモメ。調べてみるとカモメにも種類があって、正確なことはわかりません…
風があり、波があって、天気は悪いままです…
利尻島の西側の海岸です…
海鳥ばかり。誰も来ません…
利尻山でも見たエゾノコギリソウ。赤みのある花で園芸種のよう…
これは、ハチジョウナでしょうか…
2012年の撮影です。とりあえず撮れば、あとで調べて分かると思うのですが、実際は分からないことも多くあります。それは鳥でも植物でも虫でも。雛。つぼみや芽吹き。花のつくりと虫との関係。その生態。それぞれの関係性。どんどん複雑になって、ますます分からないことばかり。それが面白いところではあるのですが…
利尻山Ⅲ
7月26日、利尻山の山頂へ…
火山の険しい地形とお花畑…
イブキトラノオがきれいです…
山頂付近は険しい山の一面もあわせ持っています…
ウメバチソウ。賑わう山頂を辞し、ゆっくり同じ道を戻ります…
ミヤマオグルマでしょうか…
リシリヒナゲシ。結局咲いているものは見つけられません…
ボタンキンバイも登山道の近くで咲いていません…
でも、チシマリンドウを見つけます…
長官山まで下りて、利尻山を撮ります…
樹林帯まで下りると、シマリスが姿を見せる…
車に戻り、姫沼へ。長官山の奥に利尻山が見えています…
島の南の沼浦展望台へ。今日はここでも晴れ。でも海には低い雲…
オタドマリ沼と利尻山…
イケマの花が咲いています…
オタドマリ沼からも利尻山を撮ります…
そして南浜湿原からの利尻山…
2012年の撮影です。利尻山からの下山の時、若い女性と少し話をしました。鹿児島の人。島の宿でアルバイトをしているとのこと。利尻山は晴れれば各所から見えます。南側に回るとより尖って見えて、かっこいい…
利尻山Ⅱ
7月26日、長官山を越え、利尻山に向かいます…
エゾノコギリソウ…
登ってきた斜面。海岸線まで見えています…
キク科トウヒレン属のナガハキタアザミ…
フタマタタンポポ…
リシリトウウチソウ…
サマニヨモギ…
浸食された岩肌は、火山なのを思い出させる…
斜面を染める黄色い花。たぶんボタンキンバイ…
これも北方植物園にあったリシリリンドウ…
ハイオトギリ…
イブキトラノオ…
リシリオウギ…
イワギキョウ。イワヒゲ、エゾツツジの花は終わっています…
イワギキョウ…
イブキトラノオ、エゾノコギリソウ…
2012年の撮影です。稚内の北方植物園で見た花があったりします。やはり山で自然な状態で見るのが最高。でもうまくきれいに咲いているとは限りません。リシリヒナゲシなど、もう花が終わっているものもあります…