ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

赤岳Ⅰ

3月18日、杣添尾根へ向かいます…

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彼方に主稜線を見て、山に入ります…

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木々に雪が積もっています…

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カンジキでもラッセル。ゆっくり尾根を辿ります…

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金峰山が見えます。右には富士山。でも暮れてきました…

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月が昇っています。この辺りでテントを張ります…

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2時過ぎに出発。稜線に着くとひどい風。まだ日の出前です…

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赤岳に向かいます。寒過ぎて、じっとしてはいられません…

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山は見えています。岩に隠れながら北アルプス方面を狙います…

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雲が多く、太陽は姿を見せないまま朝を迎えます…

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強い風に煽られながら、慎重に稜線を辿り、赤岳を目指します…

2011年の撮影です。予想外であまり経験のない強風でした。これで雲に包まれなかったのは、やはり晴れ傾向の天気だったかららしい。そして山はよく見えていました。ゆっくり眺めることは出来ませんでしたが…

三宝山

3月13日、三宝山へ。すっかり日は昇ってしまいました…

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目の前に甲武信岳。遠く富士山も見えます…

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西に伸びる奥秩父主稜線の奥に南アルプス

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八ヶ岳も見えます…

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三宝岩に移動して甲武信岳を撮ります…

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好天の山々を眺めたら、引き返します…

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十文字峠への稜線を辿り、振り向けば三宝山

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武信白岩を巻いて行きます…

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遠くなった三宝山。樹林帯ですが、時々展望が開けます…

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遠く浅間山を望みます…

2011年の撮影です。そう、震災直後。恐ろしい映像を見て、被害の全貌も分からない3月12日。かなり躊躇はしたものの、ただテレビを見るくらいしか出来ないのならと、出てきました。十文字小屋で寝ていたら、余震が2回。暗い内に三宝山に向かったのですが、途中で日の出。そんな山行でした。帰りはガソリンスタンドがひどく混み合っていました…

三ッ頭 八ヶ岳

2月19日、天女山から権現岳を目指します…

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いい天気。展望が開けると甲斐駒ケ岳がよく見えます…

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南アルプスの山々を眺めながら登ると、いつしか傾斜はきつくなっています…

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前三ッ頭を越えて三ッ頭に向かいます…

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スノーシューの踏み跡をつぼ足で踏み抜き、ゆっくり登ります…

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清里、野辺山。南佐久の山々。奥秩父連峰…

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そして三ッ頭へ。南八ヶ岳の山々が姿を見せます…

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八ヶ岳の最高峰、赤岳…

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編笠岳を少し見下ろす標高2580m…

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でも疲れました。権現岳は諦めて、この辺りで少し遊んで帰りましょう…

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雪の権現岳は一層険しく見えます…

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風は冷たいものの、穏やかな山です…

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撮影を楽しみ、眺めを楽しんだら、山を下ります…

2011年の撮影です。この日は土曜日。テントを張っている人も多くいました。翌日アタックを狙う人もいれば、軽い散策で帰る人もいるようです。でもまだまだ寒い季節です…

八子ヶ峰

2月13日、自宅のある小諸でも雪が降って、八子ヶ峰に出かけます…

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除雪をしてから出てきてもう夕方。積雪は思ったほど多くありません…

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八子ヶ峰東峰からの蓼科山。夕映えです…

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隣には北横岳。日射しは弱まっていきます…

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やがて太陽は御嶽山の辺りに沈みます…

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暮れなずむ八ヶ岳を眺め、山を下ります…

2011年の撮影です。スズラン峠近くの登山口から蓼科山へはコースタイム2時間20分。八子ヶ峰東峰なら20分ほどで登れます。わずかな登りで好展望が得られるので、時々出かけて行く場所です…

四阿山Ⅳ

1月25日、四阿(あずまや)山から根子岳に向かいます…

f:id:notahiro:20210125132746j:plain山頂を離れると嘘のように風は収まります…

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分岐から根子岳へは樹林の中の深い雪。誰も歩いていません…

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根子岳の彼方に妙高山などの山々…

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意を決し、下ります。滑り落ちるように、泳ぐように、深い雪の中を…

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木々を覆いきれない樹氷ですが、大きな木々は迫力があります…

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目指す根子岳。あの斜面を登ることになります…

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振り向けば四阿山。あそこから下りてきました…

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鞍部では樹林を抜け、風が通り、雪が締まり、歩きやすくなります。根子岳の斜面に取り付き、背後の四阿山を撮ります…

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志賀高原横手山も見えます…

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急斜面ではスノーシューが滑るので、外したり、つけたりして登ります…

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根子岳山頂目前、大きな岩が並んでいます。岩を巻いて進むと、雪や岩の壁に突き当たります。自分は雪の台の上。足元から切れ落ちていて、進退窮まります。雪の壁を崩すと木の枝。出てきた木を登るようにして、雪壁にスノーシューを蹴り込み、やっとの思いで雪の上に這い出します。雪まみれ。若い子に笑われます…

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根子岳山頂は登山者やスキーヤーで賑わっています。こちらは達成感に浸りたいところですが、場違いで居心地が悪い。四阿山を撮り、早々に引き揚げ。車を置いた菅平牧場へ下ります…

2014年の撮影です。菅平牧場から四阿山根子岳を回り、菅平牧場に戻る1泊2日の山行でした。2日目がもう少し青空だったらよかったのですが…

四阿山Ⅲ

1月25日、中四阿で朝を迎えます…

f:id:notahiro:20210122130225j:plain四阿(あずまや)山の奥で日の出…

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テントを撤収します。奥に見えるのは根子岳

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雲が広がり、北アルプスが見えません…

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浅間山の上空で雲が輝きます。幻日のようです…

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出発。稜線を辿ります。風に翻弄される雪は、思わぬギャップを作ったり…

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枝を押し下げたり…

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根性のない雪庇(せっぴ)を作ったり…

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鞍部へ下りて登り返し。振り向けば、中四阿の奥で白馬三山が輝いています…

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四阿高原からの道と合流してさらに登ります。北アルプスが見えています…

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団体に抜かれ、そのトレースを辿ると、山頂が見えてきます…

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根子岳への分岐を過ぎ、樹林を抜けると、四阿山は目の前です…

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モンスターになりきれない樹氷の奥に浅間山

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そして山頂へ。根子岳を見下ろすようになります…

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浅間山を眺めます。風が強く、長居はできそうにありません…

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山頂の先に続く稜線。奥は草津志賀高原の山々…

2014年の撮影です。朝から雲が広がってしまいましたが、結局山々は見ることが出来ました。山頂だけかなり強い風が吹いていました。山ではそんなこともあります…

四阿山Ⅱ

1月24日、小四阿を過ぎて日が暮れそうです…

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浅間山が見えています…

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中四阿に差し掛かると、さらに展望がよくなります…

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そして日の入り…

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穂高連峰の左に日が沈みます…

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暮れ行く浅間山湯ノ丸高原の奥には八ヶ岳

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日が沈んだ西の空に飛行機雲…

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景色を気にしながら、テントを設営します…

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四阿山はまだ先です…

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浅間山

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根子岳

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そして、善光寺平の街の灯りを眺め、テントに潜り込みます…

2014年の撮影です。風の通る稜線。悪天候ならテントは張れないような場所。でも穏やかな天気でした。気温もこの時季にしては暖かい。もちろん1月の山の上。それも夜ともなればそれなり。それでも満天の星空。やがて下弦の月