那須岳Ⅱ
8月1日、三本槍岳から北へ、稜線を辿ります…
鏡ヶ沼が見えます。左へ。大峠に向かいます…
若い実。ヤマグルマらしい…
アオヤギソウやシュロソウ…
クルマユリ。花が多くなります…
シモツケソウ…
ハクサンオミナエシ…
雲海の中。樹林の中。幻想的。でも、怖いくらい…
叫び声。警戒。警告…
サルの群れの中に入ってしまいました…
きれいな沢を渡ります…
もうひとつ…
幻想的な樹林が続きます…
怖さもあるけど、惹かれるものもあります…
また沢を渡ります…
タマガワホトトギス…
アリドオシラン…
ここは会津に向かう古い街道…
そして小説にも登場する三斗小屋温泉。車の通わぬ二軒の宿…
コバギボウシ…
よく整備された道を、今朝通った峰の茶屋に向かいます…
霧の樹林と開放的な稜線がつながっている。何か不思議…
峰の茶屋を通り、茶臼岳へ。賑わう観光地ですが、もう誰もいません…
標高1915m。主峰、茶臼岳。下り始めると少し青空…
今日登った朝日岳も見えてきます…
登った山には愛着が湧きます…
そして車へ。今日は随分歩きました…
2011年の撮影です。三斗小屋温泉はちょっと行ってみたかったところ。山の中に廃村になった宿場もあったらしい。ケチって入浴しなかったのが惜しまれます。でも入浴後にまだ山を歩くというのは、ちょっと…
那須岳Ⅰ
7月31日、下郷の道の駅で寝ていて地震。福島で震度5強。余震です…
早朝、甲子温泉で剣桂を見て、那須岳山麓へ。降り続く雨。また停滞…
8月1日、わずかに青空。でもしっかり雨の準備をして峠の茶屋から登ります…
茶臼岳を巻き登ります。シラネニンジンでしょうか。霧の中を行きます…
陽射し。朝日岳が姿を見せます。雨の装備を解き、少し身軽に…
オンタデでしょうか。稜線の峰の茶屋に出ます…
ヒメシャジンも咲いています…
振り向けば主峰、茶臼岳…
ヒメシャジンがいっぱい。峨々たる朝日岳へ…
冷たい北東気流で雲海になっています…
茶臼岳に押し寄せる雲。天気は順調に回復はしないようです…
張り付くように多くの花をつけるヒメシャジン…
北に続く緑の稜線。最高峰、三本槍岳方面…
標高1896mの朝日岳から茶臼岳を望む。霧が去来して景色が変わります…
三本槍岳に向かいます…
霧の朝日岳山頂付近…
荒涼とした景色から緑の稜線へ。やがて標高1917mの三本槍岳へ…
2011年の撮影です。大雨に地震。当初の予定を変更し、那須連峰にやってきました。主峰、茶臼岳は今も噴煙を上げる火山ですが、南北にピークを連ねて山塊をなしています。まだ歩いていないルートは多く、この機会に歩いてみることにしました…
宮床湿原
2011年7月30日、線状降水帯により新潟・福島で災害発生。ひどいことになりました。ラジオを聞きながら車の中を片付けます。会津田島。この辺りは薄日も射して天気は回復するようです。登るつもりだった会津朝日岳や御神楽岳は絶望的。駒止湿原も通行止めです。宮床湿原に向かいます。雨は上がっているのに、山からあふれ出した水が車道を流れています。枝葉も散乱…
川のような登山道。乾きかけた靴はすぐ濡れてしまいます。わずかに登れば湿原が広がります。目立つ花はあまり見えません…
コバノトンボソウ。地味だけどランの仲間…
モウセンゴケのつぼみ。コケではなく、れっきとした顕花植物…
花も咲き始めています…
ムラサキミズゴケでしょうか…
このつぼみはウメバチソウか…
こっちにも。でもまだ花は見えません…
初めて見るハッチョウトンボ。500円玉に収まりそう…
ヒツジグサも咲いています…
これは、ミズギク?オゼミズギク?
湿原のふちを回ると、太い幹。立ち枯れ?生きているのか?
キノコもあります…
こんなのも…
地味そうな場所だけど、結構楽しめました…
これは、ヒメシロネ?
花が終わっているのはイチヤクソウか。車に戻ります…
古町の大イチョウ。ヘリコプターが飛んでいます。桧枝岐村で孤立した観光客や住人を運んでいるらしい。増水した川は結構恐ろしい…
ヤマユリも咲いています…
ひどい雨だったのに…
五本松。被災地を離れ、東へ。今日は下郷の道の駅で休みます…
目的地が被災地になってしまいました。様子を見ながら近づきつつあったのですが、場合によっては登山口で進退窮まっていたかもしれません。会津朝日岳の登山口に続く林道は崩れて、このあと数年近づけませんでした。結局私が登ったのは2017年。6年後のことになります…
鬼怒沼
7月27日、奥日光から峠越えで奥鬼怒へ。そこに猿の群れ…
車を停めて1枚。奥鬼怒・女夫渕温泉へ。でも雨。28日も登れません…
29日、意を決して鬼怒川沿いの道へ。小さな流れが滝をなしています…
止んでいた雨がまた降り出します…
エゾアジサイ。一般車通行止めのスーパー林道の通じる奥鬼怒温泉郷を通過…
対岸にオロオソロシノ滝を見ます…
雨の中、苔生す登山道を登ります…
連日の雨で木々は幹まですっかり濡れています…
アスナロの幹はなまめかしいほど。川のような登山道を登ります…
やがて鬼怒沼。山の上の平坦地。視界が開けます…
山上の楽園。いいところ。とは思うのですが…
キンコウカが咲いています…
雨が降り続きます…
コバギボウシ。寒くなってきました…
避難小屋に退避。少し休んで山を下ります…
好天の時に来たいものです…
樹林帯を降ります…
降りてきて川を撮ります。鬼怒川上流…
車で湯西川へ。湯西川のネズコ大木…
2011年の撮影です。安定した天気になるのを期待して出掛けたのですが、ずっと雨です。奥鬼怒温泉までは行ったことがあったのですが、きれいな場所と聞いて鬼怒沼まで行ってみました。でもやはり、いい天気の時がいいなぁ…
朝日岳Ⅲ
7月26日、雨の中、傘を差して山頂へ。雷が鳴り出しました…
樹林帯を抜け、ニッコウキスゲの咲く斜面へ…
キンコウカも咲いています。でも雷の中、広々とした場所に出るのは…
躊躇しつつ、稜線に向かいます…
トキソウが咲いています…
こちらはホソバコゴメグサ。雨が弱まります…
花が終わって種を飛ばす姿。ミヤマリンドウ?タテヤマリンドウか…
ホソバヒナウスユキソウ。雷は遠く尾瀬の方に離れて…
ナエバキスミレもあります…
谷は奈落のようです…
池塘の点在する稜線…
アオヤギソウ。チングルマは綿毛…
雨はほぼ上がり、シモツケソウも咲いています…
そして山頂。標高1945m。三百名山、朝日岳。南に続く稜線…
見えているのは武尊(ほたか)山の辺りか…
少し休んだら稜線を散策し、同じ道を下ります…
豪雪地。雪崩に磨かれた斜面は岩が露出しています…
ジョウシュウアズマギク…
向かう谷底が見えていす…
自分のいる場所も、雪崩に磨かれた岩が露出する斜面…
キンコウカ…
名残を惜しんで稜線を振り仰ぎます…
クマノミズキでしょうか。また雨になります…
八宝ノ滝を通過し、林道へ…
土砂降り。しゃれになりません。小さな支流は許容量オーバー…
近付くのも恐ろしい轟音。何とか車に戻ります…
2011年の撮影です。こんな日に山頂で登山者に出会います。彼は清水峠の避難小屋泊り。近くはないけど、車まで戻る私よりまし。日帰り軽装でハードワークをするか、重荷を背負ってゆっくり行くか。選択は自由ですが、やっぱり雨はつらい…
朝日岳Ⅱ
まだドクダミが咲いています。やっと林道から登山道へ…
ヤマホタルブクロ…
花は終わってるけど、アカフタチツボスミレ…
倒木にびっしりキノコ。…スエヒロタケ?
滝が見えてきます。八宝ノ滝…
エゾアジサイが咲いています…
小さな谷に花が咲いています…
オタカラコウ。そして…
異常なほどつぼみをつけたオオバギボウシ…
険しい本流を高巻いて行きます…
やがて渡渉点。まだ水量は多い…
まだ河原だけど、タカネニガナでしょうか…
川から立ち上がる岩壁。割れ目に咲くコオニユリ、ハクサンオミナエシ…
樹林に入ります。ブナの樹林…
蝶。シジミじゃなく、タテハチョウの仲間かな…
これは蛾。オオミズアオ…
川はどこまでもきれい…
雪が現れます。上越国境の豪雪地…
花が終わったムラサキヤシオ…
フキノトウもまだ出たて…
2011年の撮影です。林道2時間、本流沿い2時間でやっと取り付き。ここから山頂までまだ2時間かかります。朝は陽射しがあったのに、雲が広がり、ぽつりぽつりと雨が降ってきました…
朝日岳Ⅰ
利根川を渡ります…
橋の袂には、アカシデ?
こっちはオニグルミでしょうか…
オカトラノオの咲く林道を歩きます…
きれいな宝川沿いの道を行きます…
ミヤマカラスアゲハ…
ウツボグサ…
これは、エビガライチゴのつぼみでしょうか…
きれいな清流が続きます…
大きなコブをつけたミズナラの巨木…
エゾアジサイ…
ハナチダケサシ…
タマガワホトトギス…
ネジバナも多く咲いているので…
真逆の撮り方もしてみます…
これは何だろう…
ニシキギ科のクロズルでしょうか…
2011年の撮影です。この日は登り6時間の長い行程。2時間の林道歩きでも花が咲き、きれいな川が眺められます。ゆっくりはしていられないのですが、気になるものはやっぱり撮らないと…