船形山
9月10日、船形山へ。登山口を探して迷います…
登山口を見つけ、ブナの樹林帯を緩やかに巻き登ります…
粟畑十字路を左折…
仙台カゴの奥に船形山。あれ、方向が違う。間違えています。粟畑十字路に戻り、真っ直ぐ下るルートへ。ちょっと疲れたかなぁ…
樹林帯を行くと船形山が見えます。近づいたけど見上げる山頂。山に取り付き、樹林帯を抜け、山頂に立ちます。標高1500m。二百名山。いい天気ですが、すっかり霞んで展望は冴えません。長旅の疲れ。そろそろ帰らないと…
翌日、塔のへつりに寄ります。阿賀野川上流の浸食された凝灰岩の断崖…
近くの円福寺でケヤキの巨木を見ます。大間々に寄って、小諸の自宅へ…
2010年の撮影です。大間々で見たのはコノドント館。コノドントは地質年代を決めるのに役立つ微化石。小さな博物館の展示は脈絡がないほど多様で、それがほぼ私のツボ。ちょっと整理がつかないほど。でも最後まで楽しい思いをさせて頂きました…
和賀岳
9月9日、和賀岳へ。林道工事で登山口まで入れません…
林道歩き。でもきれいな真木渓谷。秋田県側から岩手県境の奥羽山脈へ…
小さな滝。早朝から深い山へ。辛いのは蚊。大挙してひどい付きまとい…
きれいな渓谷ですが、登山口まで1時間半。長い…
沢を離れ、蚊は少なくなります。少し前にテレビで紹介された巨木の山…
道沿いにそれほどの巨木はありませんが、美しいブナ林です…
樹林帯を抜けて薬師岳へ。南の真昼岳に続く奥羽山脈。横手盆地。鳥海山…
それでも気持ちのいい稜線漫歩。振り向けばもう薬師岳も彼方…
山々を眺めながら、少しずつ山頂に近づきます…
秋めく稜線。草被る道を登り、山頂へ。標高1440m。二百名山…
雲が広がり、山頂にただひとり。そして下山。咲き残る花と和賀岳…
登った稜線を辿り、見納めにもう1枚…
キアゲハがやってきます…
樹林帯で古木を撮り、林道へ。また蚊が集まります…
2010年の撮影です。実は帰りの林道で、車に拾ってもらいます。林道の工事関係者。ちょうど林道の確認をして、規制を解除したところだったらしい。気のいい東北人。恐縮されてしまいます。規制の予定は明日まで。解除を待てずに勝手に登っただけなのですが…
太平山
森林軌道跡を辿り、橋を渡り、木の根の浮き出た尾根を登ります…
やがて美しいブナ帯。でも木は細い…
稜線に出ると展望が広がります。霞んでるけど日本海、男鹿半島…
標高1170mの山頂へ。遠く森吉山。右奥、雲と同化する八幡平…
鳥海山。白神山地、岩木山。展望を楽しみ下山。振り向けば神社建つ山頂…
ハンカイシオガマ?関東・東海という分布域からは随分逸れる…
山を下りて唐松神社に寄ります。神官は物部氏の末裔…
中央に叛旗を翻し、戦った歴史。その裏側の話は小説だけのことでしょうか…
2010年の撮影です。太平山の登山道には倒木。前々日の荒天はこの辺りでダウンバーストとなっていたようです。秋田市ではけが人も出たんだとか。少しかまって通りやすくして歩いていたのですが、帰りには撤去する木に目印の赤テープがつけられていて、既に登山道整備の準備が始められていたらしい…
森吉山
9月7日、森吉山へ。前夜は激しい雨。車道には落ち枝。クマにも遭遇…
登山口は開け、雨も上がり、山道へ。巨木交じる樹林帯…
何かに対峙するキツネ。私の気配に逃げて、そこに蛇。相手が変わっても臨戦態勢。小枝を投げても道を明けてくれません。長い枝で強制退去…
ブナの巨木。スギ、ミズナラ…。雨に濡れた巨木。クマでも出そう…
ゴゼンタチバナは赤い実をつけています…
やがて湿原に出ます…
これはエゾオヤマリンドウか…
秋めく湿原を進み、霧の山頂へ。標高1454m。二百名山…
帰りに花を撮ります。オゼミズギクでしょうか…
2010年の撮影です。天気が回復しきらず、ほかに登山者もなく、妙に山深く、朝にはクマにもあっていて、ちょっと怖かったです。でも上の方はきれいだったし、展望も見ていないので、また行きたいと思ったのですが、そのままになっています…
八幡平
9月6日、区界から盛岡へ…
すっかり霞んでしまいました。でもダム上流の川岸は自然な感じ…
彼方に平らな山は八幡平か。約300年。植物の侵入は少ない…
八幡平へ。そして標高1578mの畚(もっこ)岳へ。岩手山を眺めます…
咲き残るタカネスミレ。というか、狂い咲き?
茫洋と広がる八幡平…
頂上駐車場から散策。オヤマリンドウ。霞む岩手山…
登った畚岳。平らな八幡平に小さな鐘状火山。建物は籐七温泉…
湿原にはサワギキョウ…
秋めく湿原…
大きな八幡沼。岩手山も見えます…
2010年の撮影です。写真を始めた動機のひとつは、山の写真を撮ること。百名山の写真を撮って、カレンダーを作っていました。早池峰山。岩手山。そして八幡平。平坦な山頂の八幡平はフォトジェニックな山じゃない。魅力的な山ではあるのです。ただ山の全体像は凡庸。困っていました…