ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

雨池

9月17日、麦草峠から茶臼山縞枯山と辿ります…

f:id:notahiro:20180914174509j:plain

ゴゼンタチバナが赤い実をつけています。すっきりしない天気です…

f:id:notahiro:20180914171956j:plain

北八ヶ岳らしいシラビソの林。コケがきれいです…

f:id:notahiro:20180914172148j:plain

キノコも生えています…

f:id:notahiro:20180914172305j:plain

コケにもさまざまな種類があります…

f:id:notahiro:20180914172421j:plain立派なキノコ。雨池峠に下りて、雨池に向かいます…

f:id:notahiro:20180914172833j:plain

あれ、まあ、水が枯れています…

f:id:notahiro:20180914172957j:plain

ただの広い場所。元々水深も浅いようです…

f:id:notahiro:20180914173153j:plain

縞枯山茶臼山の東側を巻いて、麦草峠に戻ります…

2008年の撮影です。北八ヶ岳の原生林をめぐるコース。展望のいい場所もあるので、すっきり晴れれば気持ちよさそう。苔生す原生林は雨や霧が似合いそう。この時は中途半端な曇り。ちょっと写真は少なめ…

小菅神社

9月13日、飯山の小菅神社に行ってみます…

f:id:notahiro:20180911113354j:plain

戸隠、飯綱とともに名を馳せた修験道の山…

f:id:notahiro:20180911113547j:plain

古い石段の参道。杉並木。でも訪れる人は少なそう…

f:id:notahiro:20180911113919j:plain

やがて山道。岩場。そして奥宮。神社としては登るのが大変。山としては魅力が足りないか。昔は展望のいい場所もあったのかもしれませんが…

f:id:notahiro:20180911114333j:plain

帰りに撮ったミズヒキ…

f:id:notahiro:20180911114544j:plain

ツリフネソウ。花もちょっと淋しい…

2007年の撮影です。長野にフィルムの現像を出して、仕上がるまでの散策。ちょっと気になっていた場所へ。時々予想外の収穫もありますが、いつもいい結果とは限りません…

船形山

9月10日、船形山へ。登山口を探して迷います…

f:id:notahiro:20180907092626j:plain

登山口を見つけ、ブナの樹林帯を緩やかに巻き登ります…

f:id:notahiro:20180907093305j:plain

粟畑十字路を左折…

f:id:notahiro:20180907093700j:plain

仙台カゴの奥に船形山。あれ、方向が違う。間違えています。粟畑十字路に戻り、真っ直ぐ下るルートへ。ちょっと疲れたかなぁ…

f:id:notahiro:20180907094111j:plain

樹林帯を行くと船形山が見えます。近づいたけど見上げる山頂。山に取り付き、樹林帯を抜け、山頂に立ちます。標高1500m。二百名山。いい天気ですが、すっかり霞んで展望は冴えません。長旅の疲れ。そろそろ帰らないと…

f:id:notahiro:20180907094812j:plain

翌日、塔のへつりに寄ります。阿賀野川上流の浸食された凝灰岩の断崖…

f:id:notahiro:20180907095403j:plain

近くの円福寺ケヤキの巨木を見ます。大間々に寄って、小諸の自宅へ…

2010年の撮影です。大間々で見たのはコノドント館。コノドント地質年代を決めるのに役立つ微化石。小さな博物館の展示は脈絡がないほど多様で、それがほぼ私のツボ。ちょっと整理がつかないほど。でも最後まで楽しい思いをさせて頂きました…

和賀岳

9月9日、和賀岳へ。林道工事で登山口まで入れません…

f:id:notahiro:20180905103058j:plain

林道歩き。でもきれいな真木渓谷。秋田県側から岩手県境の奥羽山脈へ…

f:id:notahiro:20180905103532j:plain

小さな滝。早朝から深い山へ。辛いのは蚊。大挙してひどい付きまとい…

f:id:notahiro:20180905103820j:plain

きれいな渓谷ですが、登山口まで1時間半。長い…

f:id:notahiro:20180905104050j:plain

沢を離れ、蚊は少なくなります。少し前にテレビで紹介された巨木の山…

f:id:notahiro:20180905104331j:plain

道沿いにそれほどの巨木はありませんが、美しいブナ林です…

f:id:notahiro:20180905104600j:plain

樹林帯を抜けて薬師岳へ。南の真昼岳に続く奥羽山脈横手盆地鳥海山

f:id:notahiro:20180905104818j:plain

目指す和賀岳はまだ彼方です。右奥に早池峰山

f:id:notahiro:20180905105005j:plain

それでも気持ちのいい稜線漫歩。振り向けばもう薬師岳も彼方…

f:id:notahiro:20180905105256j:plain

早池峰山が隠れると、姿を現す田沢湖秋田駒ヶ岳岩手山

f:id:notahiro:20180905105432j:plain

山々を眺めながら、少しずつ山頂に近づきます…

f:id:notahiro:20180905105806j:plain

秋めく稜線。草被る道を登り、山頂へ。標高1440m。二百名山

f:id:notahiro:20180905110118j:plain

雲が広がり、山頂にただひとり。そして下山。咲き残る花と和賀岳

f:id:notahiro:20180905110424j:plain

登った稜線を辿り、見納めにもう1枚…

f:id:notahiro:20180905110824j:plain

キアゲハがやってきます…

f:id:notahiro:20180905110717j:plain

樹林帯で古木を撮り、林道へ。また蚊が集まります…

2010年の撮影です。実は帰りの林道で、車に拾ってもらいます。林道の工事関係者。ちょうど林道の確認をして、規制を解除したところだったらしい。気のいい東北人。恐縮されてしまいます。規制の予定は明日まで。解除を待てずに勝手に登っただけなのですが…

太平山

9月8日、太平山へ。秋田市の北東にある三百名山です…

f:id:notahiro:20180904094338j:plain

森林軌道跡を辿り、橋を渡り、木の根の浮き出た尾根を登ります…

f:id:notahiro:20180904094627j:plain

やがて美しいブナ帯。でも木は細い…

f:id:notahiro:20180904094802j:plain

稜線に出ると展望が広がります。霞んでるけど日本海男鹿半島

f:id:notahiro:20180904095028j:plain

標高1170mの山頂へ。遠く森吉山。右奥、雲と同化する八幡平…

f:id:notahiro:20180904100933j:plain

鳥海山白神山地岩木山。展望を楽しみ下山。振り向けば神社建つ山頂…

f:id:notahiro:20180904101333j:plain

ハンカイシオガマ?関東・東海という分布域からは随分逸れる…

f:id:notahiro:20180904102504j:plain

山を下りて唐松神社に寄ります。神官は物部氏の末裔…

f:id:notahiro:20180904102809j:plain

蝦夷と蔑まされた東北。都から弾き出された安倍氏藤原氏

f:id:notahiro:20180904103355j:plain

中央に叛旗を翻し、戦った歴史。その裏側の話は小説だけのことでしょうか…

2010年の撮影です。太平山の登山道には倒木。前々日の荒天はこの辺りでダウンバーストとなっていたようです。秋田市ではけが人も出たんだとか。少しかまって通りやすくして歩いていたのですが、帰りには撤去する木に目印の赤テープがつけられていて、既に登山道整備の準備が始められていたらしい…

森吉山

9月7日、森吉山へ。前夜は激しい雨。車道には落ち枝。クマにも遭遇…

f:id:notahiro:20180903132122j:plain

登山口は開け、雨も上がり、山道へ。巨木交じる樹林帯…

f:id:notahiro:20180903132659j:plain

何かに対峙するキツネ。私の気配に逃げて、そこに蛇。相手が変わっても臨戦態勢。小枝を投げても道を明けてくれません。長い枝で強制退去…

f:id:notahiro:20180903133514j:plain

ブナの巨木。スギ、ミズナラ…。雨に濡れた巨木。クマでも出そう…

f:id:notahiro:20180903133817j:plain

ゴゼンタチバナは赤い実をつけています…

f:id:notahiro:20180903133917j:plain

やがて湿原に出ます…

f:id:notahiro:20180903134009j:plain

これはエゾオヤマリンドウか…

f:id:notahiro:20180903134113j:plain

秋めく湿原を進み、霧の山頂へ。標高1454m。二百名山

f:id:notahiro:20180903134325j:plain

帰りに花を撮ります。オゼミズギクでしょうか…

2010年の撮影です。天気が回復しきらず、ほかに登山者もなく、妙に山深く、朝にはクマにもあっていて、ちょっと怖かったです。でも上の方はきれいだったし、展望も見ていないので、また行きたいと思ったのですが、そのままになっています…

八幡平

9月6日、区界から盛岡へ…

f:id:notahiro:20180902091257j:plain

郊外から北上川越しに岩手山を眺めます…

f:id:notahiro:20180902091546j:plain

すっかり霞んでしまいました。でもダム上流の川岸は自然な感じ…

f:id:notahiro:20180902091905j:plain

岩手山の麓へ。焼走り。1719年の山腹噴火の溶岩流跡…

f:id:notahiro:20180902092252j:plain

彼方に平らな山は八幡平か。約300年。植物の侵入は少ない…

f:id:notahiro:20180902092759j:plain

八幡平へ。そして標高1578mの畚もっこ岳へ。岩手山を眺めます…

f:id:notahiro:20180902093204j:plain

咲き残るタカネスミレ。というか、狂い咲き?

f:id:notahiro:20180902093443j:plain

茫洋と広がる八幡平…

f:id:notahiro:20180902093755j:plain

頂上駐車場から散策。オヤマリンドウ。霞む岩手山

f:id:notahiro:20180902093359j:plain

登った畚岳。平らな八幡平に小さな鐘状火山。建物は籐七温泉…

f:id:notahiro:20180902095343j:plain

湿原にはサワギキョウ

f:id:notahiro:20180902095505j:plain

秋めく湿原…

f:id:notahiro:20180902095720j:plain

大きな八幡沼。岩手山も見えます…

2010年の撮影です。写真を始めた動機のひとつは、山の写真を撮ること。百名山の写真を撮って、カレンダーを作っていました。早池峰山岩手山。そして八幡平。平坦な山頂の八幡平はフォトジェニックな山じゃない。魅力的な山ではあるのです。ただ山の全体像は凡庸。困っていました…