仏ヶ浦
5月26日、まだ福島大神宮。雨の上がった早朝…
しっとり濡れた木の肌は、生命感を増しているようです…
また乳房ヒノキへ。陰影が強過ぎるか…
八鉾杉。青空…
昨日は撮れなかったカツラの巨木もあります…
知内へ移動。姥杉を見ます。樹齢700年以上。函館から大間に渡ります…
波残る海。大間から南へ。願掛岩…
そして仏ヶ浦へ。でも最初に撮ったのはクルマバソウ…
久々。初めての時の感動は得られませんが、やはりいいところ…
断崖続く下北半島…
ゴミが目に付いたり、遊歩道がなくなっていたり…
気になることもあるけど、奥まで行って楽しみます…
波打ち寄せる岩場を、タイミングを見計らって通過…
撮影は帰りにしてみたけれど。ヤマシャクヤク、まだ咲かない…
脇野沢千年ヒバ。樹齢500~1000年。樹種はヒノキアスナロ…
近くにはサルメンエビネ。野生で見るのは初めて…
崩れている海沿いの遊歩道に、…キリンソウ?
川内へ移動。推定樹齢500年の銀杏木の大イチョウ。幹周り9.4m…
2007年の撮影です。なかなか行けない場所に行くなら、見落としがないようにそれなりに調べて行くのですが、それでもあとでこんなものがあったのかと気づくことがあります。でも結局、天気で景色は変わるし、花には咲く時季もあります。この日は咲く寸前のヤマシャクヤク、そしてサルメンエビネの花に出会っていて、ある意味奇跡のような幸運だったかもしれません…
縁桂
5月25日、早朝の後方羊蹄山を撮ります…
前景も空も選びたい。でも、そろそろ帰らないと…
今金へ。推定樹齢1000年の常代(とこよ)の松。でも樹種はイチイ…
次は瀬棚。千年松。樹齢360年以上。幹周り3.8m。樹高15m…
そして荷卸の松。樹齢280年以上。幹周り3.8m。樹高15m。これらもイチイ…
乙部まで南下。木片チップの遊歩道にきのこ。ナメコっぽいけど…
ニョイスミレ。縁桂への道は長く、山深い。熊が出そう…
オオバミゾホオズキ。そんなに海から離れていないのに…
遅咲きのニョイスミレだけでなく、タチツボスミレも…
そして縁結びのカツラ。連理の縁桂。推定樹齢500年。太い木の幹周り6.6m…
花は終わっているけど、たぶんフイリミヤマスミレ…
クレソン?コンロンソウ?
上ノ国へ移動。小森のアカダモ。樹齢300年以上。樹種はハルニレ…
雨になって松前へ。花の終わった血脈桜。推定樹齢200年。幹周り5.5m…
次は福島。白符大神宮のヒノキ。推定樹齢340年。幹周り5.8m。樹高25m…
そして福島大神宮。八鉾杉。推定樹齢350年。幹周り5.9m。夕暮れ…
それから乳房ヒノキ。雨、夕闇。そろそろ撮影は限界…
2007年の撮影です。北海道の18日間。登れなかった山。撮れなかった写真。でもそれなりの収穫。相手は自然、天気。狙い通りの写真なんて、撮れないのが普通。でも時々、ご褒美のような景色に出会えたり、そんな写真が撮れたり。だから続けているのかなぁ…
義経神社
5月24日、平取の義経神社へ。ただの伝説。でも神社まである…
マイヅルソウ。街中の小山に整備された公園のような神社…
見に来たのは義経神社のクリ。推定樹齢800年。幹周り4.3m…
クルマバツクバネソウ。花はまだ少ないけど、山の中みたい…
新緑。青空。いい気候です…
これは植えられたつつじの園芸種。穂別に向かいます…
推定樹齢210年のイタヤカエデ。北海道の巨木は開拓記念樹も多い…
次はペップトのカシワ。推定樹齢900年。幹周り4m。樹高20m…
厚真へ移動。幌内神社のエゾイタヤ。推定樹齢450年。幹周り2.9m…
次は幌里小中学校のハルニレ。推定樹齢500年。幹周り4.4m。樹高28m…
海に出ると、内浦湾越しに駒ヶ岳が見えます…
伊達市で巨木探し。松ヶ枝では見つけられず、弄月のサイカチを見つけます…
戦時中に出現した昭和新山…
夕方に洞爺湖公園にやってきました…
2007年の撮影です。後方羊蹄山と書いて「しりべしやま」。後方が「しりべ」。羊蹄が「し」。羊蹄はギシギシ。タデ科の植物。深田久弥著『日本百名山』の受け売りです。最近は後方羊蹄山という表記は見なくなりました。羊蹄山。別名蝦夷富士…
アポイ岳
5月23日、朝、然別湖へ…
湖面の天望山は波に消え、唇は現れません…
帯広の西、芽室公園のカシワ。開発以前はカシワ林が多かった…
セイヨウタンポポの綿毛…
お花畑…
もうクサノオウも咲いています…
こちらはアカネスミレ…
再びアポイ岳へ。13日ぶり。まだエゾオオサクラソウが咲いています…
フイリミヤマスミレもたくさん咲いています…
珍しい斑入りがここでは普通。橄欖岩の影響…
少し登ってもまだ、エゾオオサクラソウが咲いています…
樹林帯を抜け橄欖岩の稜線へ。アポイタチツボスミレ…
イワベンケイ?海岸に多いヒダカミセバヤか…
咲き始めだったアポイアズマギクが咲いています。奥はアポイ岳…
これはヒダカイワザクラ。特産種や珍しい花がいっぱい…
でもヒダカソウは見つかりません。これはヤマオダマキ?
エゾキスミレも咲いています。幌満お花畑、標高811mの山頂を巡ります…
アポイ岳は日高山脈の前衛峰。主脈は遥か彼方。長く長く北へ続きます…
登山道を階段状にする丸太。そこにアポイタチツボスミレ。すみれらしい…
まだサマニユキワリも咲いています…
2007年の撮影です。前回5月10日から13日経って、また帰りにも寄ってみました。まだ咲いている花、新たに咲いた花、これから咲く花などを見て回りました。特産種や珍しい花が多く、比較的楽に登れる山。この時は天気も良かったので楽しい山行となりました。小さな高山植物を探して歩く。道に寝そべって写真を撮る。…不審者かな?
ニペソツ山
5月22日、十勝三股からまた音更川沿いの林道へ…
エゾシカ。前回から6日。雪が融けて少し登山口に車が近づけます…
天狗のコルから前天狗に向かいます…
石狩岳が見えています…
そしてニペソツ山が姿を現します…
天狗岳を越えてニペソツ山へ。強風。先を行くテン…
標高2013m。二百名山。ニペソツ山到着。天狗岳。十勝三股方面…
風上に体を倒して下山。風の通り道を通過。トムラウシ山を撮ります…
大雪山は霞んでいます…
花も芽吹きもまだですが、雪の融けた斜面にはイワウメ、チングルマ…
影ができるようになった小天狗の斜面を下りて行きます…
2007年の撮影です。以前は珍しかったエゾシカも、この頃はよく見かけるようになりました。鹿が増えているのは本州も北海道も一緒。野生動物に出会えるのは嬉しいのですが、自然の歯車は狂ってしまった様子。チャンスはふえてもいい写真となると難しい…
知床
雨が続き、ひねもす読書。5月20日、少し雨が弱まってきたようです…
野付のチシマザクラを見に行きます。最果ての桜はやっと咲き始め…
野付半島は一晩中強風。でも21日は朝から青空。金山の滝を見ます…
根北峠を越えると斜里岳の雄姿。新雪。降り続いた雨は山では雪…
エゾシカの耳にはタグがついています…
またオンネトーにやってきました…
少し走ると川沿いにエゾオオサクラソウ…
上士幌でちょっと近道。牧草地。北の大地が広がります…
彼方に阿寒山群。阿寒富士、雌阿寒岳、フップシ岳の陰に雄阿寒岳…
2007年の撮影です。野付のチシマザクラは樹齢100年以上。野付半島では小さな獲物をくわえたキタキツネを目撃します。百名山の斜里岳や羅臼岳の写真が労せず撮れて、満足してしまったみたい。それで引き揚げてきたのは、今思えばもったいない。目指していたのは二百名山、ニペソツ山…
小天狗
5月16日、だるい。晴れは今日まで。天気は下り坂です…
ミズバショウを撮り、林道を移動。音更川の別の支沢の別の登山口へ…
ニペソツ山への道。でも今日は偵察。散歩。前天狗が見えてきました…
昨日と違ってなだらかな登り。何とか稜線には出られそうです…
天狗のコル。クマネシリの山塊。小天狗で景色を楽しみましょう…
トムラウシ山。今日は十勝連峰もよく見えます…
昨日登った石狩岳。標高1681mの小天狗から眺めます…
ニペソツ山は前天狗の陰。左はウペペサンケ山。あそこまで行けば…。欲は出ても体は動きません…
偏西風で東側に偏る積雪。雪庇。雪崩で急崖に…。雪庇の残骸と音更山から三国山へと伸びる山列。写真を撮ったら山を下りましょう…
下りてきて撮ったふきのとう…
またミズバショウを撮って、東へ移動します…
双岳台に移動して雄阿寒岳を撮ります…
遠く霞む雌阿寒岳。さっきまであの辺りにいたのに…
2007年の撮影です。音更川沿いの林道を走っていたら、エゾライチョウが飛び出してきます。車に驚いただけ?雛でもいて、自分に気を惹いて雛を守ろうとしているのか。車は大きな外敵らしいです…。このあと昔お世話になった民宿のオーナーを訪ね、さらにその後の悪天候で撮影はできず…