ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

湯ノ丸山

12月27日、前回の続きです。

f:id:notahiro:20171213104428j:plain烏帽子岳からの湯ノ丸山。噴煙を上げる浅間山が奥に見えます。

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樹氷烏帽子岳稜線。彼方に蓼科山が見えます。

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松ぼっくり。鞍部に下りて湯ノ丸山に取り付きます。

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振り向けばさっきまでいた烏帽子岳。太陽は随分傾いています。

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樹氷の彼方に八ヶ岳蓼科山を見ます。

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標高2103mの山頂に到着…

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長野・群馬県境稜線のピークが縦に重なり、その奥に浅間山が見えます。

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やがて日は沈みます。急に冷え込み、せかされるように山を下ります。

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キャンプ場まで来て振り向けば、暮れなずむ湯ノ丸山…

2000年の撮影です。樹氷が発達する山は、悪天候が続いて山に登るチャンスが少なくなります。湯ノ丸高原など近隣の山は登り易いのですが、晴れが続くと樹氷は落ちてしまいます。

烏帽子岳

12月27日、湯ノ丸高原・地蔵峠から烏帽子岳に向かいます。

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林道を進みキャンプ場へ。湯ノ丸山が見えます。

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湯の丸山を巻いて進むと、烏帽子岳が現れます。

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辺りは見事な樹氷

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その奥に烏帽子岳の山頂がのぞきます。

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樹氷を撮ります。

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もう一枚…

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もう一枚…

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踏み跡のない道を辿ります。

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でも、もう一枚…

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湯ノ丸山と烏帽子岳の鞍部を過ぎて、烏帽子岳に取り付きます。

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登るにつれて背後に湯ノ丸山が、大きく見えるようになります。

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登りきって稜線を辿ると、烏帽子岳の山頂が現れます。

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枝先に結晶を成長させた樹氷

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やがて標高2066mの山頂へ。辿ってきた稜線の彼方には南佐久から奥秩父にかけての山々。右に八ヶ岳。左は黒斑山。誰もいない山頂で展望を楽しみます。

2000年の撮影です。天気が回復すると、山は樹氷で素晴らしい景色。比較的よく晴れるので、蔵王などのようには発達しません。

三窪高原

奥多摩と塩山を結ぶ国道。埼玉県新座市に住んでいた頃は、この道を通ってよく南アルプスに向かいました。12月17日、柳沢峠で迎える朝…

f:id:notahiro:20171203103934j:plain少し登って柳沢の頭へ。柳沢峠でも見える富士山をここで撮ります。

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少し稜線を辿ってハンゼノ頭へ。ゴミは気になるものの、展望が広がります。

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東側は奥秩父の東側の稜線から…

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大菩薩嶺方面

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南には富士山

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西には南アルプス

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北西には奥秩父の西側の稜線。少し地味な景色ですが、静かで穏やかな冬の山の朝。温かいコーヒーを飲んで、ゆっくり車に戻ります。

2000年の撮影。懐かしい場所です。3年ほど前に一ノ瀬から和名倉山に登って、その時も柳沢峠を通りました。峠道も少しずつ改修されて走りやすくなっています。

鉢伏山

12月8日、松本の牛伏(ごふく)寺から鉢伏山に向かいます。

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よく見ると雪の結晶が残っています。ただ落葉の下が凍っていたりして危険…

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積雪が増し、太いブナの木の根元に山の神様が祀られて…

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産毛のような樹氷

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積雪?樹氷

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カラマツ林

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稜線まで登り、車道の轍を辿ります。

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標高1928m。鉢伏山の山頂は霧。雲の中に入ってしまいました。

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下りて雲の下に出ると視界が広がります。

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彼方には光あふれる松本。山の上で風に吹かれて凍えています。

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突然の陽射し。樹氷は輝き、雲は動き、青空が…

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振り向けは現れる鉢伏山

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陽射しが景色を変えます。

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鉢伏山樹氷

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同じ道が快適な道に…

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陽射しの温もりを感じつつ、山を下ります。

2005年の撮影です。樹氷は晴れれば、やがて融けて落ちてしまいます。荒れなければ発達しません。この時は絶妙のタイミング。近所に冬でも気軽に登れる山があって、様子を見ながら行けると見られるのですが…

新雪の浅間山

11月23日、高峰高原から登ります。

f:id:notahiro:20171118095307j:plain雪化粧の浅間山が姿を現します。

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槍ヶ鞘。黒斑山の一角から浅間山を狙います。

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その先からの浅間山。狙う場所は決まっています。

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トーミノ頭から。樹氷もついています。

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その先、トーミノ頭の断崖越しの浅間山。日は傾いています。

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槍ヶ鞘に戻ります。その手前のさっきの場所から。

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最初の場所まで戻って…

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新雪が夕日に染まります。

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剣ヶ峰を入れて…

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トーミノ頭を入れて…

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みたび最初の場所で…

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広角で…

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もう1枚…

1994年の撮影です。迫力のある浅間山を狙える場所で、それだけに多くの人が撮っています。寒い中で辛い待ちを少なくするために午後の登山。ライトを持っていって夕暮れに戻るのですが、初心者にはお勧めできません。

水ノ塔山

11月18日、高峰温泉から水ノ塔山に向かいます。

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雪ではなく樹氷。黒斑山の直線的な谷は断層…

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水ノ塔山でも上部では樹氷が見られます…

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アカミノイヌツゲ

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標高2202mの山頂から西を見ます。風の吹きつけた北斜面で樹氷が発達…

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少し下りて黒斑山を撮ります。西斜面上部の樹氷。北西の風優位…

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南斜面の樹氷はわずか。今日はこれで山を下ります…

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11月21日、二度上峠からの浅間山。日没後の写真…

2001年の撮影。紙媒体『ひねもす通信』では記事にしなかったもの。自分で作った『ひねもす通信』ですが、改めて見るととてもむらが多いことに気づきます。『浅間山物語』ばかり作っていて、この時季の記事がありません。また当時はフィルム。1本撮り終えるまで写真は見られません。時々随分時間が経ってから記事を書いていました。

小浅間山

11月7日、裏磐梯・中津川からの帰り、群馬・吾妻川沿いから北軽井沢へ…

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冠雪の浅間山。随分紅葉も下りてきました。県境を越え、峰の茶屋へ…

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浅間山に登ります。火山起源の岩が残っています。

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東には鼻曲山。留夫(とめぶ)山、一ノ字山、旧碓氷峠。その奥は妙義山

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鬼押出し溶岩流の奥には四阿(あずまや)山。

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鬼押出しを入れて浅間山を撮ります。

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それからススキ。いい天気ですが、今日そろそろは帰りましょう…

 2001年の撮影。紙媒体『ひねもす通信』では取り上げなかったもの。この頃は『浅間山物語』が中心になっていました。峰の茶屋から浅間山に道がついていますが、登山は規制されています。小浅間山には登れます。