烏帽子岳
12月27日、湯ノ丸高原・地蔵峠から烏帽子岳に向かいます。
林道を進みキャンプ場へ。湯ノ丸山が見えます。
湯の丸山を巻いて進むと、烏帽子岳が現れます。
辺りは見事な樹氷…
その奥に烏帽子岳の山頂がのぞきます。
樹氷を撮ります。
もう一枚…
もう一枚…
踏み跡のない道を辿ります。
でも、もう一枚…
登るにつれて背後に湯ノ丸山が、大きく見えるようになります。
登りきって稜線を辿ると、烏帽子岳の山頂が現れます。
枝先に結晶を成長させた樹氷…
やがて標高2066mの山頂へ。辿ってきた稜線の彼方には南佐久から奥秩父にかけての山々。右に八ヶ岳。左は黒斑山。誰もいない山頂で展望を楽しみます。
2000年の撮影です。天気が回復すると、山は樹氷で素晴らしい景色。比較的よく晴れるので、蔵王などのようには発達しません。
三窪高原
奥多摩と塩山を結ぶ国道。埼玉県新座市に住んでいた頃は、この道を通ってよく南アルプスに向かいました。12月17日、柳沢峠で迎える朝…
少し登って柳沢の頭へ。柳沢峠でも見える富士山をここで撮ります。
少し稜線を辿ってハンゼノ頭へ。ゴミは気になるものの、展望が広がります。
東側は奥秩父の東側の稜線から…
大菩薩嶺方面
南には富士山
西には南アルプス
北西には奥秩父の西側の稜線。少し地味な景色ですが、静かで穏やかな冬の山の朝。温かいコーヒーを飲んで、ゆっくり車に戻ります。
2000年の撮影。懐かしい場所です。3年ほど前に一ノ瀬から和名倉山に登って、その時も柳沢峠を通りました。峠道も少しずつ改修されて走りやすくなっています。
鉢伏山
12月8日、松本の牛伏(ごふく)寺から鉢伏山に向かいます。
よく見ると雪の結晶が残っています。ただ落葉の下が凍っていたりして危険…
積雪が増し、太いブナの木の根元に山の神様が祀られて…
産毛のような樹氷…
積雪?樹氷?
カラマツ林
幹
稜線まで登り、車道の轍を辿ります。
標高1928m。鉢伏山の山頂は霧。雲の中に入ってしまいました。
下りて雲の下に出ると視界が広がります。
彼方には光あふれる松本。山の上で風に吹かれて凍えています。
突然の陽射し。樹氷は輝き、雲は動き、青空が…
振り向けは現れる鉢伏山…
陽射しが景色を変えます。
同じ道が快適な道に…
陽射しの温もりを感じつつ、山を下ります。
2005年の撮影です。樹氷は晴れれば、やがて融けて落ちてしまいます。荒れなければ発達しません。この時は絶妙のタイミング。近所に冬でも気軽に登れる山があって、様子を見ながら行けると見られるのですが…
新雪の浅間山
11月23日、高峰高原から登ります。
雪化粧の浅間山が姿を現します。
槍ヶ鞘。黒斑山の一角から浅間山を狙います。
その先からの浅間山。狙う場所は決まっています。
トーミノ頭から。樹氷もついています。
その先、トーミノ頭の断崖越しの浅間山。日は傾いています。
槍ヶ鞘に戻ります。その手前のさっきの場所から。
最初の場所まで戻って…
新雪が夕日に染まります。
剣ヶ峰を入れて…
トーミノ頭を入れて…
みたび最初の場所で…
広角で…
もう1枚…
1994年の撮影です。迫力のある浅間山を狙える場所で、それだけに多くの人が撮っています。寒い中で辛い待ちを少なくするために午後の登山。ライトを持っていって夕暮れに戻るのですが、初心者にはお勧めできません。
水ノ塔山
11月18日、高峰温泉から水ノ塔山に向かいます。
雪ではなく樹氷。黒斑山の直線的な谷は断層…
水ノ塔山でも上部では樹氷が見られます…
アカミノイヌツゲ
標高2202mの山頂から西を見ます。風の吹きつけた北斜面で樹氷が発達…
少し下りて黒斑山を撮ります。西斜面上部の樹氷。北西の風優位…
南斜面の樹氷はわずか。今日はこれで山を下ります…
11月21日、二度上峠からの浅間山。日没後の写真…
2001年の撮影。紙媒体『ひねもす通信』では記事にしなかったもの。自分で作った『ひねもす通信』ですが、改めて見るととてもむらが多いことに気づきます。『浅間山物語』ばかり作っていて、この時季の記事がありません。また当時はフィルム。1本撮り終えるまで写真は見られません。時々随分時間が経ってから記事を書いていました。