北八ヶ岳Ⅱ
7月1日、北八ヶ岳の原生林で撮影を続けます…
岩もコケに覆われます。でも…
ここは地衣類が優勢。菌類と藻類の共生体…
岩を覆いきれないコケ…
花の終わったすみれの葉。ウスバスミレでしょうか…
コケは木の幹にも張り付いています…
やがてびっしり…
そこにキノコ。硬い木の繊維も分解します…
すっかりキノコに覆われ、立ち枯れてしまいます…
倒れた木はコケに覆われています…
根元もコケに覆われて、元の姿も分からないコケうねる林床…
切り株がひとつの山のように見えてきます…
コケが原生林。原生林の山のミニチュア…
倒木の上に芽吹く若木。それが生長し、倒木が朽ち果てると根上がりの木。その木もやがて倒れ、コケに覆われる。どれほどの歳月を要したことか…
2011年の撮影です。この少し前にコンパクトデジカメを手に入れました。フィルムに比べると撮影枚数が増えていきます。フィルムの時にも紙媒体の『ひねもす通信』で紹介しきれない写真はあったのですが、それがますます多くなります。それらを加え、再構成して編集しています…