ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

春めいて…

3月22日、群馬県藤岡市。山あいの上日野へ…

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辛科神社のカヤを見ます。推定樹齢600年。幹周り5.7m…

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峠越えで甘楽町へ。秋畑の大ツバキ。推定樹齢1000年。幹周り3.9m…

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長野県に入って、群生するフクジュソウを見ます…

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3月25日には、セツブンソウを見に行きます…

2008年の撮影です。まだまだ寒いと思っていても、もう春分。気の早い花たちは咲き出しているし、サクラの便りも聞かれるようになっています…

栗沢山

3月22日、戸台から北沢峠を経て仙水小屋へ。翌日は荒天、停滞…

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3月24日、風はあるものの青空。樹氷の山を見て出発…

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仙水峠は風が通って積雪は少なめ。摩利支天が聳える…

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栗沢山に取り付く。ラッセル。背後に甲斐駒ケ岳。右が摩利支天…

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少しずつ高度を上げると甲斐駒ケ岳がよく見えるようになる…

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摩利支天の岩壁を雪が滑り落ちる…

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深い雪を掻いて栗沢山へ。なかなか登れず急斜面でもがいていたら、目の前の雪が盛り上がり、のしかかってきます。とっさの抵抗も空しく、真後ろに1回転。雪崩というほどの規模ではありませんが、その力は抗い難いものです。吹き飛んだサングラスを苦労して見つけ、これで体も物も損害なし。登り続けます…

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やっとのことで栗沢山へ。標高2714m。改めて甲斐駒ヶ岳を眺めます…

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樹氷を撮り…

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北岳の雄姿を眺めます。そして幕営

ビリビリッ。夜、嫌な音を聞きます。ツェルト(簡易テント)の破れる音。風下側のポールが倒れてツェルトが吹流し状態。稜線から一段下りて風を避けたつもりだったのですが…。風が強くて建て直しも移動も困難。空間は確保されているので、明るくなるのを待ちます…

朝、状況は変わりません。火を使うのは無理。朝食は諦め荷物をまとめます。意を決して外へ。ツェルトを無理やりザックに押し込み、栗沢山に向かいます。雪は大したことないものの、強い風。それが恐ろしく冷たい。わずか数百メートルの山頂までが遠い。風下側の斜面を下りたくなります。それをすれば確実に遭難。何とか山頂を越え、一気に仙水峠へ。深い雪に亀裂が走り、音もなく谷に消えます。迂回して峠へ。風は随分弱くなっています。仙水小屋に入り、食事。荷物を整理し直して下山します…

数日後、風にさらされた左の頬が紫黒く変色。軽い凍傷。でも、ひと皮剥けただけで済みました…

1994年の撮影です。冬の仙丈岳を狙うつもりだったのですが、結局撮れませんでした。もう25年も前の話。今となれば人事のよう。いろんな意味でよくやる、…というところか…

七ヶ岳

3月7日、すっきりはしませんが、悪い天気でもありません。昨日の疲れはありますが、登ることにします。南会津の七(ななつ)ヶ岳。男鹿岳からも見えていました。登山口に向かうと、間もなく除雪されていない道。登山口までは歩いて1時間程か。昨日に比べれば大したことはありません。雪も少し歩きやすい…

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山に入ります。雪で道に迷いながら沢沿いを進みます…

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カンジキで渡渉は初体験。氷の造形を撮ります…

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沢を詰め、尾根を回り込むと道は分かりにくくなって、急斜面を登って行くと雪の壁に突き当たります。カンジキを蹴り込み、無理やり登るとすぐ山頂。標高1636m。三百名山。でも霧。展望はありません。何も撮れません。さて下り。安全に降りられそうな場所はなく、10~20mの雪の壁を滑り落ちるように下ります。そして一気の下り。苦労して登ったのにあっという間。今日は明るい内に車に戻れそうです。

3月8日、山王峠を越えて栃木県へ。上三依で巨木巡り…

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熊野堂神社の大イチョウ。幹周り8.4m。推定樹齢300年…

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近くにはサワラの巨木もあります…

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少し移動して、上三依観音堂の大イチョウ。幹周り8.8m。推定樹齢300年…

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日光へ。太郎モミ。幹周り5.3m。推定樹齢350年。奥には男体山、女峰山…

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高崎へ。井野神社の大イチョウ。幹周り8.3m。推定樹齢500年…

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サンシュユも咲いています…

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安中へ。西広寺のツバキ。幹周りは1.2mですが、推定樹齢は300年です…

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雪もきれいですが、花もまたいい…

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梅も咲いています…

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近くの熊野神社で大ケヤキを見て、碓氷峠を越えて小諸に帰ります…

2007年の撮影です。好天の安達太良山。男鹿山、七ヶ岳、三百名山登山。合い間の巨木巡り…。1週間ほどの撮影旅行でした…

男鹿岳

3月5日は中田観音へ。会津若松へ移動して、神指城跡へ…

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ここに高瀬の大ケヤキがあります。幹周り11.7m。推定樹齢500年…

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下郷町まで移動して、八幡のケヤキを見ます。幹周り12m。推定樹齢1000年…

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さらに田島へ。五本松を見ます。幹周り5.5m。樹高25m。雨になります…

3月6日早朝、田島の南の栗生沢へ。でも集落の先は未除雪。歩きます…

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3時間歩いてやっと山に取り付きます。淡く繊細な樹氷

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天気は何とか持っていますが、よくなる気配はありません…

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時間ばかりかかってなかなか着きません…

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2時半を回ってやっと山頂。標高1777m。三百名山の男鹿岳…

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西に七ヶ岳。同じ道を戻り、車に戻ったのはすっかり暗くなってから…

2007年の撮影です。登山道のない山で、雪を利用して登ります。それにしてもアプローチが長くて、思った以上に苦労しました…

会津の巨木

3月4日、喜多方へ。中善寺のめおとカリンを見ます…

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根回り2.3m。巨木?でもカリンにしては異常に太い。推定樹齢250年…

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裏手が騒がしくて、行ってみると貯水池。コハクチョウです…

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間合いを取って撮影していたら、近づいてきます…

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余程お腹が減っているのか…。ちょっと馴れ過ぎ…

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次は二軒在家の大クリ。幹周り5m。樹齢200年以上…

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西会津の友達を訪ね、鳥追観音へ。推定樹齢1200年のコウヤマキ

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会津坂下の立木観音へ。アオナラカシワ。これ、生きてる?

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こちらはイチョウ。葉を落としているだけで、これは生きていそう。

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そしてヒノキ。いずれも推定樹齢800年。日が暮れてしまいました…

2007年の撮影です。安達太良山に登って、疲れてしまいました。裏磐梯へも行ったのですが、結局何も撮れず、天気も悪くなって…。会津には古いお寺などが結構あります。霊地巡礼。パワースポット巡り。巨木もありました…

安達太良山Ⅱ

3月3日、暗い内に起きて、まずラーメン。テントを出て、主稜線へ…

f:id:notahiro:20190228111440j:plainやがて朝日が射します。淡く色付く雪。安達太良山、右奥は和尚山…

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山頂に向かいます…

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北へ続く主稜線。その先に吾妻連峰

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広い稜線に大きなケルンの小山が並んでいます…

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西には会津磐梯山

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朝の稜線を散歩しながらテントに戻ります…

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もう一度安達太良山

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主稜線を離れます。彼方に飯豊連峰…

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北へ続く主稜線。ちょっと展望のよさそうな場所へ寄り道…

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また安達太良山

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そして吾妻連峰

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遊びに行った岩とセルフポートレート。テントを撤収して下山します…

2007年の撮影です。いい景色が眺められれば、テントや食料を担いで登った苦労も、報われるというものです。あまりいい天気だと、下りるのがもったいない気になります。もちろん、そうはいかないのですが…

安達太良山Ⅰ

3月2日、母成峠から安達太良山に向かいます…

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よく締まった春の雪。好天。緩やかな尾根を登ります…

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やがて現れる磐梯山

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彼方に真っ白な飯豊連峰…

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疎林の斜面を赤ペンキの目印を探しつつ、ゆっくり登ります…

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さらに木々はまばらになり、彼方に主稜線。樹氷は融けかけ。でも若木はまだ立ち直れないまま…

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古い噴火口の沼ノ平。雪が融けています。彼方に大きな吾妻連峰

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乳首と称される安達太良山の山頂も見えてきました…

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主稜線が近づきます…

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凍りついた大きなケルンの先に山頂。その奥に和尚山…

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凍った斜面を恐る恐る巻き登って山頂へ。標高1700mの百名山。下りはさらに怖い。慎重に。主稜線を離れ、平坦な場所へ。テントを張って休みます…

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そして夕方。磐梯山に沈む夕日。秋元湖、飯豊連峰…

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今夜のお宿…

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やがて日は沈みます…

2007年の撮影です。安達太良山狙いで和尚山に登ったのがこの1年前。吹雪の中、山頂に立ったことを思えば、見下ろす和尚山も感慨深い。まだ3月の始めで、深い雪のつもり。スノーシュー、ストックで行ったのですが、アイゼン、ピッケルで行くべきでした。天気だけでなく、行ってみないと分からないことが多くあります…