権現岳 八ヶ岳
富士山で撮らなかったフジアザミを八ヶ岳で撮ります。長者ヶ岳の下でアサマフウロを見てきて、地元の浅間山でアサマフウロを見ていません。人が勝手に名付けただけなのですが、名前に引きずられて混乱しそうです…
尾根を辿り、三ツ頭を経て権現岳へ。途中、天気が回復して南アルプスがよく見えます。右奥は中央アルプス。でも権現岳では雲が去来するようになり、帰りは霧の中でした…
2008年の撮影です。富士山の方へ出かけた帰りに、八ヶ岳の権現岳に登りました。権現岳は何度か登っているのですが、このルートは初めてでした。同じ山でもいろいろなルートがあったり、季節や天気によって出会う景色はさまざまで、その都度新たな発見があるものです。でも最近は尻が重くなってきて…。歳かなぁ…
宝永山
9月25日、須走にある東口本宮富士浅間神社を訪ねます…
イワシャジンが咲いています。初めて見る花。植栽となるのでしょうが、元々この辺りにあったものかもしれません…
新5合目の登山口から宝永山に向かいます。第2宝永火口と宝永火口の間を進みます。さらに下には第3宝永火口。間近に見る噴火口はやはり巨大です。宝永4年の山腹噴火。1707年なので300年ほど前のことです。宝永火口の底から馬の背へ。馬蹄形に開いた東側の稜線。その先端に張り出したピークが宝永山と呼ばれています。馬の背に出るとすごい風。戻るように稜線を辿り宝永山へ。標高2693m。山頂の杭に体を預けて撮影します。経験したことのない強風です。馬の背の分岐に戻ります。ところが風で進めません。風上に体を倒し、一歩ずつ。…そのままの姿勢で足が滑り出します。思わずへたり込むようにしゃがみます。呼吸も出来ないような風で下を向くと、地面の小石が飛んで行きます。私という障害物に当たった風は左右に逃げ、その部分でさらに威力を増しています。これは富士山でも同じ。富士山に当たった西風は北と南に分かれ、その部分で威力を増して吹き付けます。その風とまともに受けています。見ると下に道が見えます。分岐に戻るのを諦め、風に舞うように斜面を下ります。風は弱まり、道に戻り、ひと心地。第2宝永火口の縁を散策して、別ルートで車に戻ります…
2008年の撮影です。300年ほど前の噴火の痕跡。見たかったものです。そして富士山の強風も経験することになりました…
冠着山Ⅲ
9月22日、標高1252mの冠着山。庭なら抜いてしまうような雑草…
ナンブアザミでしょうか…
アザミも種類が多くて迷います…
これはノコンギクでしょうか…
実をつけているのはオオツルイタドリ?
別の道を少し下りると、藪のように小さな花がたくさん…
これはカメバヒキオコシ…
藪に埋もれた展望所からは坂城方面、東側が開けています…
これはナス科?ホオズキの仲間?見落としている別のものか…
小さな花はミヤマトウバナでしょうか…
そろそろ下りましょう。野菊も種類が多い。やはりノコンギクか…
キノコも種類が多い。オオツルタケでしょうか…
最初にも撮ったミズヒキが日射しを浴びています…
2015年の撮影です。わずかな風に揺れ続ける小さな花。日陰でシャッター速度が遅いと、何枚撮っても被写体ブレ。地味で絵になりにくい秋の花。雑草。普段あまり目を向けないだけに、分かっていないことも多くあります。正確な名前にすら辿り着けなかったり…
冠着山Ⅱ
9月22日、冠着山に登ります…
コブシかタムシバか。高い木に実がなっています…
これはガマズミ…
こっちはマムシグサ。まだ若い実…
赤くなっているのも現れます…
キノコ…
これもキノコ。キクラゲっぽいけど、少し厚ぼったい…
座り込んで撮影していると、カサコソと音がして、…リスです。食べているのはキノコ…
これはヒメツチグリの仲間でしょうか…
聖山が見えてきます。その奥は北アルプス。もうすぐ山頂…
小さなクモ。うまく撮れません…
そして標高1252mの山頂へ。展望が広がります…
2015年の撮影です。コースタイムでは登り40分。それを2時間ほどかけて登りました。お散歩。気になるものがあればじっくり観察。撮影。自然への興味と時間的余裕があれば、山はいくらでも楽しめます…
冠着山 かむりきやま Ⅰ
9月22日、冠着山へ。姥捨山とも呼ばれ、田毎の月でも有名です…
ハナタデででしょうか。車でかなり登って、散歩気分の登山です…
たわわに実っていますが、虫が入って食べられないというノブドウ…
ミズヒキ。雑草ともいえる花たち。これが秋か…
キノコも出ています…
これは似てるけど、同じものでしょうか…
こっちは違う。でも名前は分かりません…
これはつぼみ?若い実?分からないことばかりです…
サラシナショウマが咲いています…
ブラシのような花の穂。つぼみもあります…
花が終わって若い実になっているものもあります…
これはキツリフネ…
ヤマトリカブトが固まりになって咲いています…
2015年の撮影です。秋の花はちょっと寂しい。それでものんびり歩いていれば、被写体には困りません。なかなか傑作は撮れませんが、気になるものに次々出会うことになります…