朝日連峰Ⅰ
8月3日、日暮沢小屋から尾根道を登ります…
ブナの原生林。でも、巨大ナメクジに遭遇…
シロバナクモマニガナ。樹林帯を抜けると花が現れます…
ミヤマコウゾリナ。展望も広がり、調子も上がってくるところなのですが…
トモエシオガマ。昨日までの疲れが出て、よくありません…
ヒナザクラ。強い日射し。暑さも日焼けも辛い…
コバイケイソウ。それでも主脈の竜門山直下へ。ここで泊まり…
夕食後、竜門山へ。雲が流れて、西朝日岳が姿を見せてくれました…
2010年の撮影です。懐かしい竜門山。1989年5月、残雪の山頂で一晩中、月明かりの山を撮影しました。雪がないとまったく印象が変わります。そして梅雨が明けてもすっきりしない天気が続いています。こちらも天気屋ですが、天気相手は難しい…
祝瓶山 いわいがめやま
8月1日、二王子岳で痛めたひざが治りません。道の駅で様子見。でも暑くなってきました。次の登山口に移動します…
大宮子易両神社に寄ります。小さな池。ヒツジグサのつぼみ。そしてカエル…
キキョウも咲いています…
登山口へ。早めの夕食。そして夕涼み。川霧。吊橋…
8月2日、早朝に出発。大量のアブに襲われます。両手で払いつつ進みます。危うげな吊橋。川沿いの林。尾根に取り付き、やや高度を上げて、何とかアブは少なくなります…
ミヤマママコナ。何とかひざは大丈夫。歩けています…
ミヤマトウキ?ハクサンオミナエシ。潅木帯を抜けると視界が開けます。でもすっきりせず、展望はありません。尾根を辿り、山頂へ。標高1417m。朝日連峰南部の鋭鋒、祝瓶山。三百名山です。でも虫。アブのように襲ってはきませんが、風に吹かれて体にもザックにも張り付きます。草にもどこにも、…恐ろしい数です。小さな甲虫?少し戻って虫の少ない場所で休みます。そして下り。少し心配でしたが、ひざは大丈夫そうです…
川沿いまで下りて林を撮り、車に戻ります…
2010年の撮影です。祝瓶山の東側は雪崩に磨かれた岩肌。小兵ながら鋭くそそり立つ山。展望もいいはずなのですが、この時は何も見えませんでした。また来ないと。山頂でそう思いながら、そのままになってしまっている山。それがなんと多いことか…
二王子岳 にのうじだけ
7月31日、飯豊(いいで)連峰の前衛峰。二王子岳に向かいます…
ウゴアザミ。登り4時間。蒸し暑い中、ゆっくり登ります…
ニッコウキスゲ。標高1420m。二百名山。楽しみだった展望は霧でありません。順調。少し離れた二本木山に足を伸ばします。草が被って藪になっています。それが昨日の雨で濡れていて、ジャージも靴もびしょ濡れです。標高1424m。二王子岳より4m高い。でもサルの群れの中に入ってしまいました。落ち着きません。二王子岳まで戻ります…
エゾアジサイ。ひざが痛い。冷えたようです。治りません…
古代の磐座(いわくら)のような神子(みこ)岩。何とか車に戻ります…
2010年の撮影です。日本百名山に登り終えたのが1989年。ピークハントより撮影。二百名山、三百名山はついでに。そんな感覚でした。でもついでに登れる山は多くありません。その気で登らないと。これで残る三百名山は50座となりました…
桃
ある時、家の庭に木が生えてきました。細くて柳のような葉。風に乗って飛んできた種が芽吹いたのか。伸びると邪魔にして適当に剪定しつつ、何年かが経ちました。そして花が咲きました。…柳じゃない。それは桃の花。びっくりです。そして思い出したのです。食べ終えた桃の種をその辺りに埋めたのです。すっかり忘れていました。それからは大事にして枝は切りません。でも哀れ、最初の適当な剪定で樹形は滅茶苦茶です。それでも生長を続け、毎年花を咲かせてくれます…
’11. 4.30. 随分花も多くなりました。でも実は大きくならずに落ちてしまったり…
さらに時が過ぎます。ある時草むしりをしていて顔を上げると…
’13. 7.26. 目の前に桃。うまく撮ったので大きく見えますが、一般的なものより小ぶりです。それでも甘い香り。冷やして食べてみます。虫が入っているかもしれません。小さめに切ってひと口。特別上等なものではありません。でもちゃんと桃。甘みもそれなり。おいしく頂きました。こうなると期待してしまうのですが、その後収穫できません。大きくなる前に落ちてしまいます。少し育て方を調べてみます。いろいろやらなければならないことがあるようです。結局手入れは行き届きません。ところが去年、収穫できました。前回より小ぶりなくらいですが、数は多くなりました。木も大きくなっています。よそで見る木に比べると、かなり貧弱ですが。今年はどうでしょう。風で実は落としますが、まだまだ残っています。楽しみ。何とか少しでも収穫できますように…
女神湖とその周辺
女神湖には小さな湿原があって、歩道が整備されています…
’09. 6.12. レンゲツツジが咲き始めています…
そして、クリンソウ…
でも、植えられているつつじの方がきれいではあります…
霧ヶ峰へ移動。あまり花はありません…
やっとシロスミレを見つけます…
南アルプスを眺めて帰ります…
’09. 7.14. 女神湖ではキンバイソウが咲いています…
ノハナショウブも…
八子ヶ峰に移動して、ケブカツルカコソウを初めて見ました…
’09. 8. 9. この時に見たのはアサギマダラ…
それからクルマバナ…
そしてクサレダマ…
サワギキョウも咲いています…
トンボもやってきました…
’15. 6.14. これはオオアマドコロでしょうか…
サクラソウも咲いています…
コバイケイソウも…
霧ヶ峰はつつじが満開でした…
女神湖はよく通るのですが、通過してしまうこともあります。たまに立ち寄ると、面白いものに出会うこともあります…
またやってしまいました。前回、前々回の池口岳、奥茶臼山。去年見てもらったものでした。1年前のことを覚えていられません。記憶に頼れないのは自覚していたつもりだったのですが…。ごめんなさい。いろいろ整理しなければならないものがあります。でも溜まる一方。大量の写真。いい活用法はないでしょうか…
池口岳
6月11日、しらびそ峠から移動して南信濃の登山口へ。今日も長い道のり。奥茶臼山より標高差があります。でも尾根道。難しいことはなさそうです。ヒノキ、カラマツ、アカマツ。植林の中を進みます。朝から蒸し暑くて汗をかきながら登ります…
ミヤマザクラ。足元の花びらで気付く存在…
トウゴクミツバツツジがたくさん咲いています…
まだつぼみも多い…
浸食の進む崖っぷちに咲いています…
土がなくなっても踏ん張るブナ…
イワカガミの咲く道をさらに登ります…
初めて見るクモイコザクラ…
キバナノコマノツメも咲いています。そして標高2392mの山頂へ。二百名山。霧が去来します。風も出てきました。展望は得られません…
同じ道を戻ります。岩陰に結構クモイコザクラがあります…
冷たい風に吹かれながら、撮影を楽しみます…
2010年の撮影です。南アルプスの主要部は光(てかり)岳辺りまで。その南は深南部。標高は低くなるものの山深い山域です。池口岳は光岳から南西に伸びる稜線上のピークです…
奥茶臼山
古い倒木。横にばかり広がる根は地味が薄いのを教えてくれる…
亜高山帯の尾根が続く。遠く南アルプスの主稜線…
苔生す林床。晴れを選んできたけど、こんな場所は雨とか霧がいい…
バイカオウレンが咲いています…
苔生す風倒木…
倒木の苔から育つ幼木…
長く単調な道のり。やがて山頂…
標高2474m、三百名山、奥茶臼山。南アルプスの山々を眺めます…
奥茶臼山は南アルプス南西部の前衛峰。少し休んだら、同じ道を戻ります…
オサバグサ。色の濃い葉は越冬葉か。余裕が出来てゆっくり花を見ます…
コキンバイ。でも雨。不安定な天気。車に戻ります…
2010年の撮影です。以前はネットで登山道を検索したり出来なかったので、登山雑誌の記事などが頼りでした。奥茶臼山も西側の沢からアプローチしていたはず。それがしらびそ峠からの尾根道があることが分かり、登りました。でも少し荒れた印象。むしろ整備途上ということでしょうか…