四国観光Ⅰ
5月3日、坂出駅へ向かいます。両親と兄と合流。家族旅行となります…
徳島県へ。ちょっと前に見た別所の大クスをまた見ます…
それから土柱。ちょっと変わった浸食地形…
次は船山神社のクス。推定樹齢600年…
これで初日の観光は終了。五色台の宿へ。しっかり栄養補給しないと…
次は空海ゆかりの善通寺へ。推定樹齢1000年という大きなクスノキ…
さらに五社明神の大クス。幹周りはともに10mを越えている…
瓶ヶ森林道、石鎚スカイラインをドライブ。古岩屋を見て、大洲の宿へ…
2008年の撮影です。ゴールデンウィークの家族旅行。私が先乗りで車を回した形。これで長旅と登山の疲れを癒すことができました。快適なドライブのつもりだったのですが、母は怖かったようです。瓶ヶ森林道は細い道で、崖っぷちを行くような場所も多いのです。舗装だし、天気もよく、展望も広がっていたのですが…
東赤石山Ⅱ
5月2日、瀬戸内海も見える東赤石山の稜線散策…
特徴的な赤い岩。雲が湧き、流れて行きます…
それでも天気は何とかもっています…
別ルートで山を下ります。ニオイタチツボスミレが咲いています…
次は東海型ヒメミヤマスミレ…
さらにシコクスミレ。今日だけで何種類のすみれに出会ったのでしょう…
アケボノツツジも咲いています…
行きに開いていなかったイチリンソウ…
そしてヤマシャクヤク。朝早すぎてこちらも開いていなかったもの…
タチツボスミレもいっぱい咲いています…
最後は7花弁のタチツボスミレ。そして車に戻ります…
伊予三島に向かい、藤原のイブキを見ます。推定樹齢1300年…
2008年の撮影です。東赤石山は花の山。すみれの総決算。そして四国の三百名山も登り終えました。ちょっと日程が詰まって疲れてきていますが、何とか予定をこなし、ひと段落です…
東赤石山Ⅰ
5月2日、早朝から東赤石山に向かいます。タチツボスミレを見つけます…
赤みの強い大きめの花。ちょっと変。花びらが7枚あります…
次はシロバナタチツボスミレ…
普通のタチツボスミレもありますが、その奥にはヒカゲスミレ…
きれいな沢を見て進みます…
次はフイリシハイスミレ…
褶曲しているような岩。ここは中央構造線にも近い…
層を見せる露岩に滝がかかっています…
これは、ミヤマスミレらしい…
オオタチツボスミレもあります…
シハイスミレ。次々すみれが現れて、なかなか進みません…
やっと山頂。標高1707m。二百名山。剣山は見えているのでしょうか…
2008年の撮影です。中央構造線に近い東赤石山は橄欖岩の山。植物にとって悪条件ですが、それが特産種や希少種を育むことになります。すみれも種類が多くて驚き。一番に山に入ったのに、みんなに抜かれてしまいました…
笹ヶ峰
5月1日、今日は霧。瓶ヶ森に登ります…
標高1896m。三百名山。でも何も撮れません…
車に戻り、移動。次は笹ヶ峰に向かいます。東海型ヒメミヤマスミレ…
でもこれしか撮れません。標高1860m。二百名山の笹ヶ峰を往復します…
車を走らせるときれいな渓谷が目に留まります。吉野川の上流部です…
早明浦ダムより上流。鮮やかな新緑。山深い四国山地の懐を行きます…
最後に撮ったのは、ミズタガラシ?コンロンソウ?クレソンか?
2008年の撮影です。笹ヶ峰の山頂は霧だけではなく、風もありました。そこに登山者の一団。私は風を避けて少し下りたところで休みました。誰に習ったわけでもないけど、山では当たり前の行動。でもこの時は少数派。というか私だけ…
石鎚山
4月30日、7時に開いたゲートを抜けて石鎚スカイラインへ…
やがて石鎚山が姿を見せます…
かつての有料道路を快走。角度を変え、形を変える石鎚山…
土小屋から岩黒山に登り、石鎚山を眺めます…
標高1746m。岩黒山。朝一で登りたかったのですが、夜は進入禁止…
でもいい天気。東に伸びる四国山地の山々…
土小屋に戻り、石鎚山に向かいます…
稜線を辿り、山に迫ります…
一般道と別れ、稜線を直登する道へ。笹の被る踏み跡。岩場…
登りきると山頂の一角。標高1982m。最高峰の天狗岳に向かいます…
賑わう弥山に移動して天狗岳を眺めます。そして下山。車に戻ります…
瓶ヶ森林道で主谷分岐へ。東黒森に登ります。フモトスミレが咲いています…
稜線を辿り、伊予富士へ。標高1756m。三百名山…
今日は山三昧。疲れました。しっかり伊予富士も撮って、車に戻ります…
2008年の撮影です。百名山の石鎚山は2度目。24年ぶりだったらしい。前回はたぶん霧。景色は覚えていません。カメラを始める前で写真も残っていません。この時は天気に恵まれて、山も景色も堪能しました…
三本杭
4月29日、篠山の北方、宇和島の三本杭へ。鹿のコルから歩き始めます…
すぐにシコクスミレを見つけます。初めて見るすみれ…
鬼が城山に向かいます。四国の山にもブナが生えています…
普段見ないシハイスミレ。葉の裏が紫なので紫背すみれ…
鬼が城山を越え稜線を辿ります。見るのはシハイスミレばかり…
北面はブナ。南面はカシなどの照葉樹林…
シハイスミレを見ながら稜線を辿ります…
大久保山、八面山、熊のコルと進み、シカ除けネットを抜けて…
三本杭へ。三百名山。標高1226m。シカの食害で山頂は裸地状態…
帰りもシハイスミレ。花の色の違い。いい被写体探し…
こんな写真も撮ってみたり…。鬼が城山の東を巻く道を行きます…
ここでまたシコクスミレ…
ブナ帯。やや湿ったところが好みらしい…
やっと見つけたいい被写体。スミレサイシン類…
車に戻り、旧西土佐村へ。新玉様のモミを見ます。幹周り7.8m…
近くにはレンゲソウ。最近は見なくなりました…
また愛媛へ。松野町で逆杖のイチョウを見ます…
石垣の隙間に特徴的な葉。花は終わっているけどナガバノタチツボスミレ…
もう少し逆杖のイチョウ。推定樹齢1000年。幹周り9.7m…
大きく枝葉を広げるイチョウの巨木を見たら、石鎚山に向かいましょう…
2008年の撮影です。シハイスミレは西日本中心。珍しがって見ていたら、ちょっと飽きるほど。それでも山が好きらしい。庭などに植えても消えてしまうといいます。稜線で出会った人がしみじみと木を見ています。「カシとブナを同時に眺められる場所なんてないでしょう。」なるほど。人の興味は多岐にわたります…
篠山
4月28日、竜串から移動して、高知・愛媛県境の篠山(ささやま)に向かいます…
登って行くと立派な大杉…
シハイスミレが咲いています…
これはシロバナシハイスミレ…
そしてこれは、シロバナフイリシハイスミレ…
山頂は巨木の森。標高1065m。三百名山。ゴールデンウィークの賑わい…
伸び伸びと太い枝を伸ばすヒノキ…
でも登山者のお目当てはアケボノツツジらしい…
ちょうど見頃。たくさん咲いています…
つつじにしては太くて老木。手入れがなされています…
もう1枚、杉の巨木の写真を撮ります…
小さなフデリンドウを見て、車に戻ります…
車を走らせると、目に付く照葉樹林。マテバジイの花か…
2008年の撮影です。アケボノツツジはシカの被害があるようです。獣除けネットがめぐらされていました。私にはあまり馴染みのない照葉樹林。常緑でも新芽の季節。そして花。山肌を彩る濃淡さまざまな緑や、樹冠を染める花の色がとても新鮮。ここでは当たり前の景色なんだろうと思いつつ、しみじみ山肌を眺めました…