岩木山麓
7月31日、白神山地から西へ。山から丘陵に変わり…
北に岩木山が現れます…
道端にはイケマ。ガガイモ科のつる植物…
岩木山神社に寄ります…
ドクダミがいっぱい。ちょっと終わりかけ…
遊び心?ちょっと楽しい…
近くの高照神社にも寄ります…
移動中、気になった花。ヒメキンギョソウ?ホソバウンラン?
ハルシャギク?きれいな花も増え過ぎると問題になる…
浄林寺のシナノキを見ます…
樹齢200~300年。幹周り8m。樹高23m…
幹にはカラスウリの花…
次は妙堂崎のモミ。推定樹齢350年。幹周り6m。樹高30m…
そしてリンゴの古木。推定樹齢120年。幹周り3.4m。樹高7.4m…
暮れ行く岩木山と月を眺めます…
2006年の撮影です。岩木山は津軽平野に聳える独立峰。標高は1625mで、そんなに高くはないのですが、とても目立つ山。狙いやすいはずなのに写真は多く撮れていません。遠い。やはり日本は広いですよねぇ…
白神山地
前日の内に白神ラインへ。白神山地北部を横切る長いダートの林道です…
7月31日、白神ラインでの朝…
北へ逸れて滝へ向かう道沿いの林…
その奥に現れる落差85mのくろくまの滝…
白神ラインに戻り東へ。津軽峠近くにはマザーツリー…
推定樹齢400年のブナの木。幹周り4.65m。樹高30m…
白神山地の眺め。下りて行って暗門の滝入口。観光地の賑わい…
逃げるように山道へ。ヌスビトハギ。小さ過ぎて撮りにくい…
立派なミズナラ。でもこの道は津軽峠への道。戻って暗門の滝に向かいます…
夏の深い緑…
プール状の淵の奥に…
暗門第3の滝…
上から見下ろすこともできます…
さらに進むと暗門第2の滝。水しぶきが上がります…
魚影。アマゴでしょうか…
そして暗門第1の滝。落差42m…
帰りはブナ林散策道へ。そして車に戻ります…
2006年の撮影です。白神山地は世界遺産になって10年余り。核心部は見られず、あまりいいブナ林も見ないし、暗門の滝は人出が多かった。でも核心部という線引きも人間の勝手な都合。周辺部といっても充分豊かな大自然。楽しむには充分…
白神岳
林床に咲く地味なランはヤマサギソウか…
実が弾けて、種を飛ばしているのはナガハシスミレか…
先走って色付き始めるヤマモミジ…
クルマユリがきれいに咲いています…
朝から強い陽射しだったのに通り雨。そしてブナ林は霧に…
長く続く急登の先にお花畑。コバギボウシ、シュロソウ…
ハクサンシャジン…
ハクサンボウフウ…
標高1232mの山頂。周回ルートを行くと霧が晴れて海岸線が見えます…
樹林帯に入ってツルアリドオシ…
ブナの緑…
リョウメンシダを撮って、下山となります…
2006年の撮影です。白神山地は大規模林道開発計画があって、その反対運動の末、世界遺産登録となります。それで核心部は気軽に入れません。一方周辺部は観光開発が進みます。人間の思惑で妙なねじれ状態…
秋田の巨木
7月29日、獅子ヶ鼻湿原から鳥海町へ。雨は上がりました…
千本カツラ。樹齢800年以上。根回り20m。樹高37m…
次は東由利へ。岩舘のイチョウを見ます…
樹齢300年以上。幹周り9.2m。樹高30m…
そして法内の八本杉。推定樹齢700年。幹周り11.5m。樹高40m…
太平山の登山口へ。ヤマユリがきれい…
ネジバナ。太平山は登山道も林道も崩れているとのこと…
2006年の撮影です。お金をかけない貧乏撮影旅行。寝るのはもちろん、食事も車の中。インスタントラーメン、レトルトの御飯。辛いのは暑さ。汗だくで食事を済ませ、涼みに外へ。太平山登山口手前の旭川ダム。暗くなった山中のダム。涼しいのはありがたい。でも蚊の襲来を受けることになります…
獅子ヶ鼻湿原
木道の整備されたブナ林の中に入って行きます…
薪炭に利用された奇形のブナ…
雨がよりその凄みを協調します…
炭焼窯。でも暗過ぎ。撮影条件は最悪…
あがりこ大王。推定樹齢300年。幹周り7.62mのブナ…
こちらは蜀台ブナ…
ブナ林の中を川が流れています…
そして出つぼ。鳥海山の伏流水が湧き出しています…
雨じゃなくても湿気は多いのかも…
エゾアジサイが咲いています…
豪雪地。積雪から出ている木を利用したので…
余計に不思議な形の木になりました…
枝葉が集めた雨が、幹を伝い、根元に…
花は少ないものの、下草もあります…
流れのそばにはキンコウカ…
鳥海マリモや貴重なコケが見られるらしい…
2006年の撮影です。雨は嬉しくないのですが、独特の雰囲気が出ていい写真が撮れることもあります。駐車場に戻って片づけをしていたら、買い過ぎたという焼ホッケを頂いちゃいました。何が起きるか分からない。だから旅は面白い…
山形Ⅰ
7月27日、白布峠から米沢方面へ。昨日の疲れがあります…
道沿いの不動滝。今日は巨木巡り…
米沢郊外。ブタナ咲く道を行き、山上の大クワへ…
害獣除け?撮りようがない。推定樹齢300年。幹周り4.1m…
羽黒神社、普門院と巡ります…
アジサイが見頃…
ヒメヒオウギズイセンも。野の花ではないけど…
道端のヤブカンゾウ。野の花。大きくて、鮮やかで、八重咲き…
でも豪華とはいい難い。自然の造形にも失敗作はある?
花は人のためじゃない。今ある生物は成功者。長く長く、命を繋いでいる…
推定樹齢1000年。幹周り8.8m。樹高33m…
この花は何?咲き始めで分からなかったけど、オオアワダチソウ?
厄介者のセイタカアワダチソウの仲間。キク科アキノキリンソウ属…
2006年の撮影です。前日の西吾妻山登山の疲れが残って、この日は観光中心。花は山でも野でも、園芸種でも外来種でも、何でも撮ります。厄介者でも目を背けず、むしろじっくり見る方が大事かもしれません…