八ヶ岳 東天狗
6月23日、稲子湯の奥から山に向かいます…
常緑樹の芽吹き。通年変化のとぼしい原生林も若葉の季節…
冷たい水が滝をなして流れています…
林床はシダが茂ります…
しらびそ小屋へ。小さなミドリ池。東天狗の東壁が見えます…
薄暗い原生林に咲くオサバグサ…
硫黄岳の爆裂火口がが見えてきます…
888年、硫黄岳の山体崩壊。千年以上も経つのに植生は皆無…
本沢鉱泉から夏沢峠へ。主稜線を辿ります…
梅雨の晴れ間。いい雲が出ています…
北には天狗岳。西天狗、東天狗。奥は北横岳か…
ミヤマダイコンソウの葉の周りで芽吹いているのは…
イワベンケイらしい…
もう咲きそうだけど、まだ少し早いらしい…
東天狗に登ると少し雲が多くなっています…
これは、ウスバスミレか…
不思議な地形の稲子岳。ずれ落ちて、二重稜線のようになっています…
さらに下ると、近くで黒い塊が動き出して…。年老いたカモシカ。もう休んでいたようです。驚いたけど、驚かせてしまったようです。でも逃げる元気もないらしい…
登ってきているシロツメクサ。それなりにきれい…
最後にベニバナイチヤクソウを撮って、車に戻ります…
2007年の撮影です。八ヶ岳は130万年の歳月が作り上げた火山。そんなことを書いた本を読んでいたら、硫黄岳の爆裂火口を改めて見たくなりました。稲子湯からのコースも歩いたことがなかったし…。いい天気に恵まれて、いい山行になりました…