安達太良山Ⅰ
3月2日、母成峠から安達太良山に向かいます…
よく締まった春の雪。好天。緩やかな尾根を登ります…
やがて現れる磐梯山…
彼方に真っ白な飯豊連峰…
疎林の斜面を赤ペンキの目印を探しつつ、ゆっくり登ります…
さらに木々はまばらになり、彼方に主稜線。樹氷は融けかけ。でも若木はまだ立ち直れないまま…
古い噴火口の沼ノ平。雪が融けています。彼方に大きな吾妻連峰…
乳首と称される安達太良山の山頂も見えてきました…
主稜線が近づきます…
凍りついた大きなケルンの先に山頂。その奥に和尚山…
凍った斜面を恐る恐る巻き登って山頂へ。標高1700mの百名山。下りはさらに怖い。慎重に。主稜線を離れ、平坦な場所へ。テントを張って休みます…
そして夕方。磐梯山に沈む夕日。秋元湖、飯豊連峰…
今夜のお宿…
やがて日は沈みます…
2007年の撮影です。安達太良山狙いで和尚山に登ったのがこの1年前。吹雪の中、山頂に立ったことを思えば、見下ろす和尚山も感慨深い。まだ3月の始めで、深い雪のつもり。スノーシュー、ストックで行ったのですが、アイゼン、ピッケルで行くべきでした。天気だけでなく、行ってみないと分からないことが多くあります…