ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

戸神山 沼田

4月13日夕方、群馬県沼田市の戸神山に登ります… でも絶望的に霞んでいます。武尊(ほたか)山もこの通り… そして子持山。簡単に登れて展望のいい山なのですが… 翌朝、日の出前に山頂へ。武尊山。昨日よりましですが… 朝から霞んでいます。あまりいい写真は撮…

越百山 こすもやま

3月30日、暗くなっても何とか避難小屋までと登ったのですが、雪に埋まっていて入れません。結局テント泊。無理をして手の指先が凍傷になりかけました… 3月31日、暗い内に出発。天気が回復してきません… 樹林帯の先は強風の稜線。覚悟を決めて取り付きます。…

赤岳Ⅱ

3月19日、強い西風の中、赤岳に向かいます… 日射しが洩れ、赤岳を照らします… ピッケルを突き立て、姿勢を低くして風をやり過ごします… ゆっくり進み、やがて赤岳に立ちます… 辿ってきた稜線の先に山々が連なります… 横岳の奥には浅間山… いかつい姿の阿弥陀…

赤岳Ⅰ

3月18日、杣添尾根へ向かいます… 彼方に主稜線を見て、山に入ります… 木々に雪が積もっています… カンジキでもラッセル。ゆっくり尾根を辿ります… 金峰山が見えます。右には富士山。でも暮れてきました… 月が昇っています。この辺りでテントを張ります… 2時…

三宝山

3月13日、三宝山へ。すっかり日は昇ってしまいました… 目の前に甲武信岳。遠く富士山も見えます… 西に伸びる奥秩父主稜線の奥に南アルプス… 八ヶ岳も見えます… 三宝岩に移動して甲武信岳を撮ります… 好天の山々を眺めたら、引き返します… 十文字峠への稜線を…

三ッ頭 八ヶ岳

2月19日、天女山から権現岳を目指します… いい天気。展望が開けると甲斐駒ケ岳がよく見えます… 南アルプスの山々を眺めながら登ると、いつしか傾斜はきつくなっています… 前三ッ頭を越えて三ッ頭に向かいます… スノーシューの踏み跡をつぼ足で踏み抜き、ゆっ…

八子ヶ峰

2月13日、自宅のある小諸でも雪が降って、八子ヶ峰に出かけます… 除雪をしてから出てきてもう夕方。積雪は思ったほど多くありません… 八子ヶ峰東峰からの蓼科山。夕映えです… 隣には北横岳。日射しは弱まっていきます… やがて太陽は御嶽山の辺りに沈みます… …

四阿山Ⅳ

1月25日、四阿(あずまや)山から根子岳に向かいます… 山頂を離れると嘘のように風は収まります… 分岐から根子岳へは樹林の中の深い雪。誰も歩いていません… 根子岳の彼方に妙高山などの山々… 意を決し、下ります。滑り落ちるように、泳ぐように、深い雪の中…

四阿山Ⅲ

1月25日、中四阿で朝を迎えます… 四阿(あずまや)山の奥で日の出… テントを撤収します。奥に見えるのは根子岳… 雲が広がり、北アルプスが見えません… 浅間山の上空で雲が輝きます。幻日のようです… 出発。稜線を辿ります。風に翻弄される雪は、思わぬギャッ…

四阿山Ⅱ

1月24日、小四阿を過ぎて日が暮れそうです… 浅間山が見えています… 中四阿に差し掛かると、さらに展望がよくなります… そして日の入り… 穂高連峰の左に日が沈みます… 暮れ行く浅間山。湯ノ丸高原の奥には八ヶ岳… 日が沈んだ西の空に飛行機雲… 景色を気にしな…

四阿山Ⅰ

1月24日、菅平から四阿(あずまや)山に向かいます。根子岳の登山口のわずかに南側。踏み跡のない雪面にスノーシューで踏み込みます。沢を渡るともうルートが分かりません。深い雪の斜面を無理やり登って尾根へ… シラカバの林の中を進みます。古い踏み跡。で…

黒斑山Ⅱ

1月10日、黒斑山表コースで槍ヶ鞘(さや)に向かいます… 浅間山が姿を見せます… 黒斑山が夕日を浴びています… 木々は樹氷をまとっています… 槍ヶ鞘上部に移動します… 間もなく日が沈みます… 槍ヶ鞘の先端へ… 黒斑山を染める光が弱まったのは、薄雲のせいでし…

黒斑山Ⅰ

1月10日2時頃、車坂峠から黒斑山に向かいます。冬でも登山者の多いコース。でも踏み跡はありません。自宅のある小諸でも雪が積もりました。昨日は家の周りの除雪。山は雲の中。今日も昼頃まで雲が絡んでいました。その雲が取れるのを見て上がってきました… …

妙義山Ⅱ

12月30日、妙義山へ。奥の院を過ぎて見晴に出ます… すっきり、浅間山が見えます。妙義山の稜線です… 北側には榛名山。その奥には雪をつけた山々… 谷川連峰です… 南には金鶏山。妙義山の一角で登山禁止の山。そして西上州の山々… 稜線を辿ります。すぐにビビ…

妙義山Ⅰ

12月30日、妙義神社へ… ここから妙義山に向かいます… 杉の巨木。その奥に岩壁が聳えています… 閑散とした境内ですが、年末年始に向けての準備は整っているようです… 登って行くと現れる巨大な大の字。下から小さく見えたもの… 大の字のある岩峰は見晴らしが…

裏妙義Ⅱ

12月17日、裏妙義縦走を続けます… 鎖を伝って岩場を下ります。そのあとは冬枯れの稜線。標高も高くないので近所の雑木林のようです… やがて赤岩基部。赤岩が裏妙義の最高点。でも一般ルートはありません… 岩壁を巻く道が見えています… 表妙義側を巻きます。…

裏妙義Ⅰ

12月17日、裏妙義に向かいます… 登山口から見上げると、岩山がそそり立っています… 冬枯れの沢沿いの道。見つけたのはムラサキシキブでしょうか… せり上がるような岩壁を見ながら稜線に向かいます… しっかり形を残した炭焼き窯があります… 稜線に出ると妙義…

乗鞍高原

12月12日、暗い内から出発して白樺峠へ向かいます… 山に張り付く雲。沈み行く月。冬季閉鎖の車道を歩いて行きます… やがて日の出。雲を染める朝日… 意外に時間がかかって白樺峠へ。やはり乗鞍岳は雲に覆われています… 被写体を探していろいろ撮ってみるので…

番所大滝

12月11日、乗鞍高原へ。番所大滝に寄ってみます… 淡く新雪。なかなかいい感じです… 歩道を辿り、下流へ… 戻って今度は上流へ… 誰もいない深い谷を散策します… 体が凍えてきました。車に戻ります… 2011年の撮影です。常念岳を見たあと、安房峠に向かい、焼岳…

常念岳

12月11日、常念岳を眺めます… 松本の北、国道19号線沿い、奈良井川と梓川が合流して犀川になる辺り… 冬晴れ。でも寒気が残り、冬型の気圧配置は解消されていません… 有明山は見えますが、奥の稜線には雲が張り付いています… 2011年の撮影です。やはり道沿い…

尾白川渓谷Ⅱ

11月22日、甲斐駒ケ岳山麓の尾白川渓谷を行きます… 直線的な崖はたぶん断層。急激に高くなった南アルプス。断層崖にかかる滝。もろくなった岩を削り、屈曲しながら流れる川… 険しくも美しい流れを遡って行きます… 湿度の高い谷にはコケが多い。コケをゆりか…

尾白川渓谷Ⅰ

11月22日、早朝から尾白川渓谷へ… 竹宇駒ケ岳神社から歩き始めます… きれいな水。淵、滝… 甲斐駒ケ岳からの流れ… そそり立つ岩は花崗岩でしょうか… 木々は大方葉を落としています… 険しい地形で高巻きをしながら上流に向かいます… 騒がしいのはサルの群れ… …

御座山 おぐらやま

11月21日、南佐久の二百名山、御座山に向かいます… 雫がたれているだけの不動の滝… 山頂の辺りが見えてきます… 山頂からの八ヶ岳。冬型の気圧配置。山に張り付いていた雲が離れています… 相木の谷。浅間山などは雲に隠れていますが、遠く筑波山などの山も見…

焼岳

11月9日、焼岳に向かいます… 樹林帯を抜けると山頂の辺りが見えてきます… 霞沢岳だけでなく穂高山塊も姿を現します… そして噴火口の縁へ。右奥には笠ヶ岳も見えます… 噴気を上げる焼岳北峰。その上に向かいます… 北峰からは穂高の山々… 霞沢岳もよく見えます…

八子ヶ峰

11月13日、横谷渓谷からの帰り道、八子ヶ峰に寄ります… 少し登ると八ヶ岳の雄姿。山裾のカラマツの黄葉が傾いた日射しに映えます… 少し淋しくなったススキの穂ですが、逆行に映えています。太陽は中央アルプスと御嶽山の間辺りへ… やがて日の入り。南アルプ…

横谷渓谷

11月13日、蓼科高原の横谷渓谷を歩きます… 霧降の滝を撮ります… 王滝には近づけません… おしどり隠しの滝。面白い滝ですが、宿の建物や駐車場が見えます。日射しがここでは邪魔です。同じ道を戻ります… 紅葉。流れと写し込めればいいのですが、そう都合よく…

餓鬼岳Ⅱ

10月18日、餓鬼岳に向かいます… 結局昨日と同じような場所で朝の撮影。でも同じ写真にはなりません… 朝日を浴びて山々が姿を変えます… 少し霞んでいます。この時季にしては暖かいのでしょう… また餓鬼岳の山頂にやってきました… 遠くに霞む妙高山方面。先日…

餓鬼岳Ⅰ

10月16日、登山口で昼食、午後から登山開始です。紅葉、滝、アケボノシュスラン…。谷沿いの道から稜線へ。大凪山。凪という字のイメージに引っ張られてしまいますが、ナギは崖を表す言葉。辺りの景色はそれを示しています。さらに進み、適当な場所でテントを…

西岳

10月10日、まだ明け切らない樹林の道を行きます。登山口は分かりにくかったのですが、しっかりした道です。楠川を渡り、急斜面をわずかに登ると広々とした尾根、天狗原に出ます… 木が刈り払われた草原が数面。放棄された開墾地でしょうか。朝日が西岳を照ら…

高妻山

10月8日、高妻山に向かいます… 不動滝から五地蔵岳方面。1不動で稜線。3文殊、5地蔵で五地蔵岳。修験道の山の看板を追ってアップダウンのある稜線を辿ります。6弥勒、7薬師、8観音、9勢至。最後の急登で10阿弥陀、高妻山の山頂です。さらに進み、わずかなス…