北方植物園Ⅰ
7月23日早朝、北へ向かいます。海沿いの小さな湿原を散策します…
エゾカワラナデシコが咲いています…
さらに北上。エゾシカに出会います…
野寒布岬へ。ウミネコがいます…
浜辺へ。ハマベンケイソウ…
エゾオグルマでしょうか…
ハマハコベ。ここでは雑草だとしても、みんな珍しい…
波消しブロックに並ぶウミネコ…
稚内へ。そして高台にある北方植物園を訪ねます…
ヒメウンランカズラでしょうか…
ヒメボシビジン。ヨーロッパ原産のマンネングサの仲間…
キンロバイ…
マツバトウダイ…
帰化植物のコバンバコナスビか…
名札がついているものもあるのですが、名前が分からないものもあります…
タイトゴメ…
コーカサスキリンソウ。まだまだあります…
2012年の撮影です。北方植物園では見たことのない花がたくさんあって、喜んで撮りました。名札がついているものもあるのですが、名前の分からないものもありました。帰ってから調べても分からなかったものも多かったのですが、今はネット検索で調べられます。それでもまだ全部は分かりません…
利尻山
7月22日、サロベツ原野を北上して兜沼へ…
言問の松を見ます…
デイジー?足元の野草のような花たち…
推定樹齢1200年の言問の松。でもイチイ…
オオウバユリ…
海沿いに移動して利尻山を撮ります…
今日も雲は多め。日が傾きます…
まだ霞んでいますが、日中に比べればよく見えています…
2日続けて海に沈む夕日を見れたりするのでしょうか…
何かある。礼文島の方角か。よく見えないけど…
島か雲か、分からないけど、日が沈むまで山を眺めます…
2012年の撮影です。標高1721mの利尻山。端正な姿は利尻富士とも呼ばれます。海に浮かぶ山。魅力的な高山植物。こうした写真もいいのですが、すっきりとした姿も見てみたい…
サロベツⅡ
イヌゴマでしょうか…
エゾミソハギか…
移動の途中で見たのは、黄色く染まる原野。ブタナでしょうか…
セリ科の花は何でしょう…
霞んでいますが、利尻山も見えています…
そして、ノハナショウブ…
花が終わったあと。タテヤマリンドウでしょうか…
コバノトンボソウも咲いています…
そして、やっと見つけたコアニチドリ…
ビジターセンターで見られる花として名前が挙がっていました…
思った以上に小さな花です…
木道に寝そべって、やっと撮ります…
人も少なくなってきています…
2012年の撮影です。湿原では植物遺体は分解されず、炭素は固定されます。地球温暖化防止には効果的です。でも湿原の成立する場所は極々限定的です。かつての北海道開拓では、泥炭の利用を図り、湿原を乾燥化させて牧草地にしたりしていました…
サロベツ原野Ⅰ
7月22日、まだ天塩に近い辺り。海辺へも行ってみます…
ハマニガナが咲いています…
さまざまな形や色の植物…
アサギリソウ。海辺や高山で見られる。環境が似ている?
こちらは実。これもローズヒップ?
エゾノコウボウムギ…
沖を船が行きます…
花穂が引っかかってしまった…
これは、オオジシバリでしょうか…
クロバナロウゲ。もう咲きそうですが…
タチギボウシ?も咲いています…
ノハナショウブ。セリ科の花は何だろう…
ナガボノシロワレモコウにとまっているのはヒメシジミでしょうか…
ノハナショウブ…
2012年の撮影です。サロベツ原野は海沿いに広がって広大です。道がつけられた場所しか見られないのですが、それでもかなりの広さがあります…
天塩
7月22日、北海道の日本海側を北上します…
自然のままに見える中小河川を越えて行きます…
河口の彼方に見える島影。焼尻島でしょうか…
遺跡が復元されています…
海と併走するように流れる天塩川は、大昔から人の住む天然の良港…
天塩川を渡ります。この川も自然が保たれている様子…
ハマヒルガオが咲いています…
大型のセリ科の花。背後には天塩川を渡る橋…
北へ続く原野はサロベツ原野…
キバナカワラマツバ…
これは、オグルマでしょうか…
2012年の撮影です。天塩川は大河。でも河口付近の地形も、遺跡の存在もまったく知りませんでした。そして護岸工事など、人の手が入っている様子はあまり感じられません。自然の川を見るのは気持ちがいい。それだけ身近には自然のままの川がなくなっています…
夕日
7月21日、ニセコのチセヌプリ登山後、北へ向かいます…
恵美須神社のクワ。小樽を抜けて進みます…
赤ダモの一本木…
石狩川の旧河道。大き過ぎて全体像を把握できません…
石狩川の河口付近へ。川が大きい…
ハマナスが咲いています。でも暑い。移動を続けます…
推定樹齢800年の千本ナラ。冬の季節風でミズナラらしからぬ樹形に…
留萌の北の小平(おびら)へ。夕日を浴びる鰊(にしん)番屋…
ぱっとしない空だったのに、雲の下に太陽が姿を見せます…
そして日の入り…
霞んでしまうことも多い夕日。しっかり海に沈みます…
見えなくなるまで眺めます…
すごい夕焼けにはなりませんが、雲が染まります…
色を変える空を楽しみます…
2012年の撮影です。国内でも大きな川の河口付近は面白い景色だったりするので、石狩川でも行ってみました。石狩川は暴れ川。石狩平野をのたうつように蛇行して流れていました。洪水被害も多かった。自然に短絡して河跡湖が出来たりもしているのですが、洪水対策で早く海へ流すように捷水路を作り、約100㎞も短くなっています。流域面積も日本一は利根川ですが、人為的な河口の付け替えによるものなので、本来の日本一の川は石狩川だったのかもしれません。ただ大き過ぎ。地形を把握できません…
チセヌプリ
7月21日、早朝からチセヌプリへ。ニセコ山塊の一峰です…
ハイオトギリか。オトギリソウの仲間も多く、区別がつけられません…
バッタ…
コヒオドシでしょうか…
エゾゼンテイカも咲いています…
でも登山道を飾るのは圧倒的にハイオトギリ…
下は晴れていたのに、山は曇り。山頂は雲の中です…
花の終わったフウロソウの仲間は、朝露を結んでいます…
そして標高1135mの山頂。でも霧。展望はなく、同じ道を戻ります…
小さなタニギキョウの花…
シロバナハナニガナ…
ハナニガナ…
ニガナの八重咲きがハナニガナで、それぞれ白花があります…
ブタナ。これも帰化植物…
2012年の撮影です。ただ車を走らせるだけではつまらないので、1時間ほどで登れるチセヌプリに寄ってみました。残念ながら展望は得られなかったのですが、ハイオトギリがたくさん咲いていました…