駒ケ岳Ⅱ
イワギキョウも咲いています…
踏み跡は稜線へと続いています…
霧が流れると最高峰の剣ヶ峰が姿を現します…
でもすぐ霧の中。ルートを見失い、悪い足場を登り詰めてピークへ。でもその先に屹立する岩峰。ここで諦めて引き揚げます…
荒涼とした火口原が広がり、噴火口の窪みが見えます…
霧の動きを待って、剣ヶ峰を撮ります…
火口原の踏み跡を辿り、噴火口を見に行きます…
すり鉢状の窪みを連ね、複雑な地形をなす噴火口…
歩き回る内に道を失い、霧にまかれます。忠実に戻ることを心がけ、ルートを見つけて馬の背へ向かいます…
馬の背を越えて下りて行くと、雲の下に出て大沼が見えてきます…
2012年の撮影です。標高1131m。日本二百名山。駒ケ岳。大沼公園の背景に写るたおやかな山。でも活発な活動を続ける火山です。低山と呼ぶべき標高ですが、海から盛り上がり、ボリュームがあります。そして山頂の景色は、その印象を大きく変えるものでした…
駒ケ岳Ⅰ
7月20日、恐山から薬研温泉へ向かいます…
きれいな渓流。朝の水辺…
大間に移動。フェリーで函館に渡ります…
北上して駒ケ岳の登山口へ…
登山道は雨などでえぐれ、断面には軽石や火山灰などが層を成しています…
植生は貧弱ですが、ヤナギランなどが咲き始めています…
これはツレサギソウでしょうか…
イワギキョウ。あっさり馬の背。雲の中に入ってしまいます…
地割れのような溝。たぶん割れ目噴火跡。でも草が生えていて古いもの…
そこここにあります…
地衣類などに覆われた荒涼とした火山。霧。幻想的を超えて怖いくらい…
侵入したミヤマヤナギに紛れて咲くツレサギソウ。ベニバナイチヤクソウは花びらを落としています…
地衣類のサンゴゴケ?
ツブキゴケ?原始地球とか、別の惑星とか、妙な想像をかきたてる…
そしてイワブクロ…
荒地に真っ先に侵入するパイオニア植物…
ほかの花は少ないのに、イワブクロだけ大群落…
2012年の撮影です。駒ケ岳は活動的な火山で、登山が規制されることもよくあります。二百名山に入っているので何度か登ろうとしたのですが、これまで登れませんでした…
八甲田山Ⅱ
7月19日、八甲田山、井戸岳から最高峰の大岳を眺めます…
鞍部には避難小屋。池も見えます…
池のほとりへ。そして大岳へ向かいます…
大岳からの井戸岳。こう見ると鞍部の池も噴火口に見えます…
ウサギギク、ヨツバシオガマ…。花咲く大岳山頂…
窪んでいるのは大岳の噴火口。その奥に高田大岳…
仙人岱に下ります…
小岳、大岳、硫黄岳などに囲まれた湿原です…
酸ヶ湯に下りて行きます。チングルマ、ショウジョウバカマ…。そして大岳…
ヒナザクラも咲いています。残雪の周りは春。芽吹き、春の花…
池には卵塊。カエルの卵でしょうか…
また大岳を撮ります…
最後にヨツバシオガマを撮り、車に戻ります…
笠松峠へ。左から石倉岳、硫黄岳、大岳、小岳。国道沿いの睡蓮沼から…
田代平高原に下りて行くと、霧。雲海の下に入ってしまいました…
雑草も花を咲かせます…
じっくり見ていると、シロツメクサも意外にきれい…
下北半島へと車を走らせます…
釜臥山に向かうと宇曾利山湖が見えてきます…
大湊湾とむつ市。左遠方は太平洋…
夕景、夜景まで粘りたい。でも夕方には閉鎖されてしまいます…
恐山へ移動。暮れ行く宇曾利山湖…
2012年の撮影です。釜臥山展望台は今も規制はあるものの、夜まで入れるようです。当時からそうだったのに、私が勘違いしたのかもしれません。とてもいい場所です…
八甲田山Ⅰ
7月19日、昨日と同じ場所で朝の八甲田山を撮影…
日の出前の八甲田連山…
やがて朝日は雲を染め、山を照らします…
この場所からは日の出はなかなか見えません…
酸ヶ湯に移動して、山に向かいます…
ナナカマド?ウラジロナナカマドか…
毛無岱まで登ると展望が広がり、山々が見えます。でも花は少なめ…
田茂萢岳へ。湿原、地塘、そしていい天気です…
オオシラビソの若い実。アオモリトドマツとも呼ばれます…
少し戻ってから赤倉岳へ…
北東斜面が切れ落ちています。今朝見えていたはずの場所…
井戸岳の奥に大岳が見えてきます…
ヨツバシオガマの咲く井戸岳…
イワブクロも咲いています…
噴火口の形が分かる井戸岳。八甲田は火山群です…
小岳の奥に高田大岳。その先はヤマセの雲海…
八甲田山の最高峰、大岳が全貌を現します…
2012年の撮影です。八甲田山はいくつもの火山を連ねた山々の総称。それで全体を撮ろうとしてきたのですが、これがなかなかうまくいきません。山に近づいて撮った写真とは別物です。そして天気などの条件次第。これはどんな写真でもそうですが…
田代平湿原
大湯環状列石
7月18日、大湯環状列石へ。旅の疲れも残っているのに、堪える暑さ…
アジサイも咲いています…
そしてストーンサークルとも呼ばれる環状列石へ…
随分昔来ているのですが、かなり印象が違います…
当時は謎の遺跡。その後発掘調査が進み、きれいに整備されています…
縄文時代後期の大規模な遺跡。多くの配石遺構。建物跡などもあります…
ネジバナも咲いています…
十和田湖へ移動します…
幹周り14m。推定樹齢1000年…
2012年の撮影です。大湯環状列石には資料館も出来ているのですが、寄らずに先を急いでしまいました。見ておけばよかったと、今になって思います。そんな場所が各地にあります。また行きたいけど、遠い…