ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

駒ケ岳Ⅱ

7月20日、地衣類やイワブクロの群生する駒ヶ岳の山頂部…

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イワギキョウも咲いています…

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踏み跡は稜線へと続いています…

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霧が流れると最高峰の剣ヶ峰が姿を現します…

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でもすぐ霧の中。ルートを見失い、悪い足場を登り詰めてピークへ。でもその先に屹立する岩峰。ここで諦めて引き揚げます…

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荒涼とした火口原が広がり、噴火口の窪みが見えます…

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霧の動きを待って、剣ヶ峰を撮ります…

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火口原の踏み跡を辿り、噴火口を見に行きます…

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すり鉢状の窪みを連ね、複雑な地形をなす噴火口…

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歩き回る内に道を失い、霧にまかれます。忠実に戻ることを心がけ、ルートを見つけて馬の背へ向かいます…

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馬の背を越えて下りて行くと、雲の下に出て大沼が見えてきます…

2012年の撮影です。標高1131m。日本二百名山。駒ケ岳。大沼公園の背景に写るたおやかな山。でも活発な活動を続ける火山です。低山と呼ぶべき標高ですが、海から盛り上がり、ボリュームがあります。そして山頂の景色は、その印象を大きく変えるものでした…

駒ケ岳Ⅰ

7月20日、恐山から薬研温泉へ向かいます…

f:id:notahiro:20210724145223j:plainきれいな渓流。朝の水辺…

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大間に移動。フェリーで函館に渡ります…

北上して駒ケ岳の登山口へ…

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登山道は雨などでえぐれ、断面には軽石や火山灰などが層を成しています…

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植生は貧弱ですが、ヤナギランなどが咲き始めています…

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これはツレサギソウでしょうか…

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イワギキョウ。あっさり馬の背。雲の中に入ってしまいます…

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地割れのような溝。たぶん割れ目噴火跡。でも草が生えていて古いもの…

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そこここにあります…

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地衣類などに覆われた荒涼とした火山。霧。幻想的を超えて怖いくらい…

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侵入したミヤマヤナギに紛れて咲くツレサギソウ。ベニバナイチヤクソウは花びらを落としています…

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地衣類のサンゴゴケ?

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ツブキゴケ?原始地球とか、別の惑星とか、妙な想像をかきたてる…

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そしてイワブクロ…

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荒地に真っ先に侵入するパイオニア植物…

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ほかの花は少ないのに、イワブクロだけ大群落…

2012年の撮影です。駒ケ岳は活動的な火山で、登山が規制されることもよくあります。二百名山に入っているので何度か登ろうとしたのですが、これまで登れませんでした…

八甲田山Ⅱ

7月19日、八甲田山、井戸岳から最高峰の大岳を眺めます…

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鞍部には避難小屋。池も見えます…

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池のほとりへ。そして大岳へ向かいます…

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大岳からの井戸岳。こう見ると鞍部の池も噴火口に見えます…

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ウサギギク、ヨツバシオガマ…。花咲く大岳山頂…

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窪んでいるのは大岳の噴火口。その奥に高田大岳…

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仙人岱に下ります…

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小岳、大岳、硫黄岳などに囲まれた湿原です…

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酸ヶ湯に下りて行きます。チングルマショウジョウバカマ…。そして大岳…

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ヒナザクラも咲いています。残雪の周りは春。芽吹き、春の花…

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池には卵塊。カエルの卵でしょうか…

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また大岳を撮ります…

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最後にヨツバシオガマを撮り、車に戻ります…

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笠松峠へ。左から石倉岳、硫黄岳、大岳、小岳。国道沿いの睡蓮沼から…

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田代平高原に下りて行くと、霧。雲海の下に入ってしまいました…

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雑草も花を咲かせます…

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じっくり見ていると、シロツメクサも意外にきれい…

下北半島へと車を走らせます…

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釜臥山に向かうと宇曾利山湖が見えてきます…

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大湊湾とむつ市。左遠方は太平洋…

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夕景、夜景まで粘りたい。でも夕方には閉鎖されてしまいます…

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恐山へ移動。暮れ行く宇曾利山湖…

2012年の撮影です。釜臥山展望台は今も規制はあるものの、夜まで入れるようです。当時からそうだったのに、私が勘違いしたのかもしれません。とてもいい場所です…

八甲田山Ⅰ

7月19日、昨日と同じ場所で朝の八甲田山を撮影…

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日の出前の八甲田連山…

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やがて朝日は雲を染め、山を照らします…

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この場所からは日の出はなかなか見えません…

酸ヶ湯に移動して、山に向かいます…

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ナナカマド?ウラジロナナカマドか…

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毛無岱まで登ると展望が広がり、山々が見えます。でも花は少なめ…

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田茂萢岳へ。湿原、地塘、そしていい天気です…

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オシラビソの若い実。アオモリトドマツとも呼ばれます…

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少し戻ってから赤倉岳へ…

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北東斜面が切れ落ちています。今朝見えていたはずの場所…

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井戸岳の奥に大岳が見えてきます…

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ヨツバシオガマの咲く井戸岳…

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イワブクロも咲いています…

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噴火口の形が分かる井戸岳。八甲田は火山群です…

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小岳の奥に高田大岳。その先はヤマセの雲海…

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八甲田山の最高峰、大岳が全貌を現します…

2012年の撮影です。八甲田山はいくつもの火山を連ねた山々の総称。それで全体を撮ろうとしてきたのですが、これがなかなかうまくいきません。山に近づいて撮った写真とは別物です。そして天気などの条件次第。これはどんな写真でもそうですが…

田代平湿原

7月18日、田代平湿原に向かいます…

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気温が上がり、滞った水は汚い。でもちょっときれい…

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キンコウカが咲いています…

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湿原が広がっています…

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モウセンゴケ

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花の種類は少ないけど、きれいな場所です…

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遠くてうまく撮れないけど、園芸種のスイレン

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八甲田山には雪が残っています…

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キンコウカばかりですが、ずっと奥まで続いています…

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左の雛岳、高田大岳。さらに右に八甲田の山々…

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場所を移動して、八甲田山の夕景を狙います…

2012年の撮影です。北の高原なのに結構な暑さ。夕方は八甲田の全景を狙える場所を探し、撮影。山々はよく見えているのですが、あまり変化のない写真を、暮れるまで撮ることになってしまいました…

大湯環状列石

7月18日、大湯環状列石へ。旅の疲れも残っているのに、堪える暑さ…

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シロツメクサベニシジミがやってきています…

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アジサイも咲いています…

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そしてストーンサークルとも呼ばれる環状列石へ…

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随分昔来ているのですが、かなり印象が違います…

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当時は謎の遺跡。その後発掘調査が進み、きれいに整備されています…

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縄文時代後期の大規模な遺跡。多くの配石遺構。建物跡などもあります…

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ネジバナも咲いています…

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十和田湖へ移動します…

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奥入瀬渓流沿いを走り、法量のイチョウへ…

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幹周り14m。推定樹齢1000年…

2012年の撮影です。大湯環状列石には資料館も出来ているのですが、寄らずに先を急いでしまいました。見ておけばよかったと、今になって思います。そんな場所が各地にあります。また行きたいけど、遠い…

秋田駒ケ岳Ⅱ

7月17日、女目岳から阿弥陀池に戻ります…

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ヨツバシオガマ。池の周りにはさまざまな花が咲いています…

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ニッコウキスゲ。男岳に向かいます…

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霧が去来する阿弥陀池をあとに、斜面に取り付きます…

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稜線に出て、男岳へ。また小岳が見えてきます…

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小岳方面へ、急な斜面を下りて行きます…

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ここにもエゾツツジが咲いています…

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そしてチングルマの綿毛。花の頃はきれいでしょう…

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ヒナザクラ。小岳を巻いて行きます…

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ミヤマカラマツ…

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咲き残るチングルマを見て、国見温泉に戻ります…

2012年の撮影です。チングルマの花を見るのにも遅かったようです。ちょうど梅雨時。近所なら晴れ間を見て動けるのですが、遠出で花の盛りに合わせるのは難しい…