ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

筑紫平野

1月31日、雨。筑後川の流れる朝倉市へ…

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恵蘇八幡宮斉明天皇のもがりの宮があった場所ということです…

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近くの水神社にも大きなクスノキ

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そして隠家森(かくれがのもり)と名付けられた大きなクスノキ

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幹周り18m。日本で8番目に太いクスノキの巨木…

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下古毛(しもごも)のクス…

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志賀様の大樟。梅が咲いています…

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祇園社の大樟…

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クスノキの巨木がいっぱい。それもみんな立派…

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安長寺の大樟…

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まだまだあります…

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それから平塚川添遺跡。大きな環濠集落跡です…

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さらに善導寺の大樟…

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本当にクスノキの巨木ばかり…

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次は高良(こうら)大社へ。こちらは筑後国の一宮。霧がいい雰囲気…

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久留米の南、標高312mの高良山の中腹にあります。この山を取り巻くように高良山神籠石(こうごいし)。山城か祭祀の施設か。謎だった神籠石も北部九州を中心に同様の史跡がいくつか発見されて、山城説で決着したようです。高良山筑紫平野の要衝。神話のような神功皇后の時代、邪馬台国の時代、その後も含めていろいろな攻防があったのかもしれません…

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次は千栗八幡宮

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佐賀県に入って、こちらは肥前国の一宮…

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そしてまた琴の楠。櫛田神社にあります…

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暮れてきて、白角折(おしとり)神社の楠。夜はねぐらを求めて背振山へ。車道が山頂近くまで続いています。標高1055mの三百名山。天気予報では明日は雨。駐車場に着くと星月夜です。ちょっと迷って、月夜の登山を決めます。夕食後に出発。煌々と明るい自衛隊施設。そのフェンス脇のコンクリートの石段を登って、背振神社の上宮を祀る山頂へ。筑紫平野の夜景。福岡の夜景。唐津方面も明るさだけは分かります。なかなか印象的な夜の登山となりました…

2010年の撮影です。強くはないものの雨がちな一日、巨木や一宮を巡りました。夜になって晴れて、山に登りました…