ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

湯ノ丸高原ー烏帽子岳

7月12日、烏帽子岳に向かいます。長野・群馬県境の湯ノ丸高原。地蔵峠には大きな駐車場。林道を行くとキャンプ場。そこに臼窪湿原という小さな湿原があります。山を目指す人は通過してしまうような乾燥化の進んだ湿原ですが、時を追って咲き変わる花々が気になって、いつも立ち寄る場所です。

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アヤメが見事に咲いています。

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すぐ周回できる木道。湯ノ丸山が見えます。

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カラマツに絡み付いて花を咲かせるツルアジサイ

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湯の丸山を巻いて進みます。

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たくさんつぼみをつけているオオバギボウシ

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キバナノヤマオダマキの奥に目指す烏帽子岳が見えてきます。

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ヤナギランはつぼみ

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斜面を巻き登るとテガタチドリが咲き始めています。

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稜線に出ると四阿(あずまや)山が見えます。左はシュロソウ。

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眼下には上田の街。彼方に北アルプスの稜線が見えます。

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連なる山々の奥には浅間山

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浅間山の最高峰で噴火口の釜山から噴煙が上がっています。

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稜線を辿ると間近に現れる烏帽子岳

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彼方の山々が霞みます。標高2066m。梅雨の晴れ間の静かな山頂。しばしくつろいだら同じ道を帰ります。

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稜線の下り口から湯ノ丸山を眺めます。

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南に続く稜線の先に雲が浮かんでいます。

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足元にやってきたのは、ヒョウモンチョウの仲間?

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シシウド

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咲き始めたシャジクソウを撮って、車に戻ります。

2002年の撮影です。大きなお花畑はありませんが、季節ごとに咲き変わる花は多く、展望もいいところです。なお、新規の記事は少しお休みします。3~4週間後をめどに再開するつもりです。今後ともよろしくお願いします。