ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

尾瀬ヶ原

6月14日早朝、暗い内に出発。2時間の林道歩き。大きな物音。逃げて行きます。シカでしょうか。正体は分かりません。驚いて、安心して…。お互い様?

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富士見峠ではすっかり明るくなっています。

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ナナカマドの芽吹き。そして小さなつぼみの塊。

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ツクバネソウの花もほころんでいます。

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残雪の樹林帯を下って尾瀬ヶ原に出ると、すっきり晴れ上がっています。ニョイスミレの高山型、ミヤマツボスミレの小さな花が咲いています。

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至仏山が姿を現し、リュウキンカは花盛りです。

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木道を歩き、尾瀬ヶ原を散策します。

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正面には景鶴(けいづる)山。いずれ登るつもりの三百名山

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百名山至仏山池塘に映っています。

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オオバタチツボスミレ。これは北海道で見て以来。ちょっと珍しいすみれには出会えたものの、あまり花は多くありません。尾瀬ヶ原は初めてではないのですが、久々で期待過剰だったようです。

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こちらも百名山の燧(ひうち)岳。尾瀬ヶ原を挟んで至仏山と対峙します。

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尾瀬ヶ原を流れる小川。景鶴山が見えています。

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気温が上がり、雲が現れ、少し霞んできました。軽装のハイカーや観光客も多くなっています。

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花を求めて結局最初にリュウキンカを見た場所に戻って来てしまいました。

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もう少しミズバショウがきれいに咲いていてもよさそうなのに…。尾瀬ヶ原を離れて三条ノ滝に向かいます。

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平滑ノ滝は予想を超える規模。でもいい撮影場所が見つかりません。

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雪解け水を集めて轟く三条ノ滝。こちらも想像を超える大迫力。

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翌日早朝の只見川。この上流に平滑ノ滝、下流に三条ノ滝。阿賀野川の大きな支流で、尾瀬ヶ原はその源流です。

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尾瀬ヶ原を流れるヨッピ川。今日は曇ってしまいました。

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ミツガシワ

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またリュウキンカ。少し花を撮ってから富士見峠に向かいます。

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4年前に来たアヤメ平にちょっと寄り道。あまり花はありません。

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昨日暗い内に歩いた長い林道。ルイヨウショウマを見つけます。特別きれいな花ではないけれど、この花を見たのはこれが最初で最後。…今のところ。また出会うことが、あるかなあ。

’05. 6.14. ~ 15. の撮影です。尾瀬ヶ原へは鳩待峠からが楽で、多くの人で賑わいます。お金をかけないようにするには体力を要します。