ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

八幡平

翌7月23日は朝から姫神山へ。標高1124m。盛岡の北東にあります。 でも山頂は霧。岩手山は見えません。 少し花もあるし、青空ものぞいたけど、すっきり晴れることはなく… 出会えたのはこいつ。このあと普通に観光。再び山に向かったのは25日。 八幡平アスピー…

神室山

翌7月22日は朝から雨。止み間を見て出発します。 林道脇の林。雨に洗われたせいか緑がきれい。 つり橋を渡ってブナの林に入ります。 また雨。そして本降り。戻ろうか。やがて土砂降り。…雨も楽しい。 大滝を見て進みます。 ツルアジサイ。ひどい雨は続きませ…

南蔵王

翌7月21日、夜の雨は上がったものの、すっきりしません。 蔵王エコーラインから御釜を望む刈田岳へ登る車道の取り付き辺り、そこから南へ向かう登山道に分け入ります。 ハクサンシャクナゲが咲いています。 標高1745m、板状節理の露岩の杉ガ峰は展望がいいと…

吾妻連峰

7月20日、夜が明ける頃、スカイラインを車で登ります。 背後に磐梯山が姿を現します。浄土平から歩きます。 足元にモウセンゴケ。つぼみをつけています。 花も咲き始めています。小さな花。 モウセンゴケはコケではなく顕花植物です。 一切経山を眺め、鎌沼…

湯ノ丸高原ー烏帽子岳

7月12日、烏帽子岳に向かいます。長野・群馬県境の湯ノ丸高原。地蔵峠には大きな駐車場。林道を行くとキャンプ場。そこに臼窪湿原という小さな湿原があります。山を目指す人は通過してしまうような乾燥化の進んだ湿原ですが、時を追って咲き変わる花々が気に…

塩田平

7月8日、友達と近所へ。上田の塩田平や別所などを訪ねます。 生島足島神社、大六のケヤキの巨木などを見て、安曽神社へ… 近隣の観光地。でも、移り住んだ我々には元々の地元ではありません。 アジサイ 地元に馴染めば、余程気に入った所でもなければ、あまり…

八ヶ岳

7月8日、早朝から八ヶ岳へ。杣添(そまぞえ)尾根を行きます。苔生す原生林。尾根の北側を巻くようになって、やっと花を撮ります。 キバナノコマノツメ 山で見る黄色い花のすみれ 葉はこんな感じ。 キノコもあります。 横岳の稜線に出て、主峰・赤岳を望みま…

小松原湿原

6月25日、小松原湿原に向かいます。苗場山の北。地図で見て気になっていたところ。ちょうど興味を持っていた人がいて、つれて来てもらいました。 林道から登山道へ。登るにつれて現れる大量の残雪。 新緑のブナ林を行きます。 足元にはわずかな花… タケシマ…

三方ヶ峰ーふたたび

6月27日、再び三方ヶ峰を訪ねます。先月24日からほぼひと月。枯野に芽吹く植物を当てるクイズ、ひとり遊び以来です。 ヤナギランが成長しています。枯野も緑に覆われて… ツマトリソウが咲いています。 シダも葉を広げ、胞子嚢穂を立てています。 コメツガ。…

守門岳

6月8日、ちょっと疲れが出て起きられません。やや遅い出発。 尾根を行くようになって出会ったのはヒメシャガ。初めて見ます。 これはアズキナシでしょうか。 オオイワカガミはつぼみ。 花は見えません。 守門(すもん)岳が見えてきます。これは2枚の写真を…

浅草岳

6月7日、五味沢から浅草岳に向かいます。 早朝の水の流れはきれいです。 水辺にはコシノチャルメルソウ。 冬芽を膨らますのはホオノキでしょか。陽射しが届くようになります。 ゼンマイ?もやっと芽吹き。豪雪地の山の遅い春です。 日当たりのいい尾根に変わ…

平標山

6月6日、元橋から平標(たいらっぴょう)山に向かいます。国道17号線の三国峠の新潟県側に元橋登山口があります。 カラマツの雌花。既に小さな松かさ。葉は頭を出しています。 カエデは新緑。 花もつけていて、…ハウチワカエデでしょうか。 こちらはウリハダ…

八ヶ岳ー横岳

6月19日、杣添尾根を辿って横岳に向かいます。 苔むす原生林。キノコ。残雪。下界は夏でも山はまだ雪解けの季節。 キバナシャクナゲが咲いています。 目立つ花は多くないのですが、この時季でなければ見られない花もあります。 ツクモグサ 本州ではここと白…

浅間ー前掛山

’04年9月1日の噴火から3年後の6月17日、浅間山荘から前掛山に向かいます。 二ノ鳥居の辺りでミヤマザクラを見ます。桜っぽくないけど、これも桜。 イワカガミ。山はやっとこれから花の季節。 火山館を過ぎるとハクサンイチゲが咲いています。牙(ぎっぱ)山…

尾瀬ヶ原

6月14日早朝、暗い内に出発。2時間の林道歩き。大きな物音。逃げて行きます。シカでしょうか。正体は分かりません。驚いて、安心して…。お互い様? 富士見峠ではすっかり明るくなっています。 ナナカマドの芽吹き。そして小さなつぼみの塊。 ツクバネソウの…

アヤメ平

角落山に登った翌朝、谷川岳の一ノ倉沢を見に行きます。 稜線には雲が絡んでいますが、朝日が射し込んで素晴らしい。 でもこんな感じ。ちょっと苦手。早々に引き上げます。 群馬県片品村戸倉から長い林道を歩いて富士見峠に向かいます。 ラショウモンカズラ …

角落山

群馬・長野県境の鼻曲山(標高1655m)から東に延びる尾根上に角落(つのおち)山はあります。登山口から林道を行きます。 クワガタソウを見て、沢沿いの登山道を進みます。 岩を滑る流れ。まだ山に足を踏み入れたばかりなのに、妙に山深い感じ。怖いくらいで…

芽吹きの頃

長野・群馬県境の湯ノ丸高原は2000mくらいの標高で、まだ花はあまり咲いていません。三方ヶ峰への登山道を歩いてみます。 葉を広げるナナカマド。よく見れば芽吹く木々。 さて、何の葉なのやら… それぞれ特徴的なのに、花が咲けば花に目が行き、あまり見てい…

鹿教湯

翌5月23日、朝から菅平湿原を散策します。 この辺りまで登ると、花を見るには早いようです。上田に下ります。 大きなケヤキのある火産霊神社。ほむすび、とでも読むのでしょうか。 鹿教湯(かけゆ)に向かい、霊泉寺のケヤキを見ます。この木はこの後枯れて…

戸隠高原と長野の巨木

翌5月22日、ゆっくり起きて戸隠高原を散策します。 少し盛りを過ぎて、…でもミズバショウやリュウキンカがきれいです。 タチカメバソウ。花を見ながら遊歩道を歩きます。 ひこばえする木を生かしながら薪炭に利用し続けるとこんな姿に… クリンユキフデ 戸隠…

米山

車で米山の登山口に向かいます。道は砂利の林道になってもさらに続きます。 林道沿いにはナガハシスミレが群生。 キバナイカリソウも咲いています。さらに登って登山口。開けていて海まで見えます。山は霞んで見えなくなり、夕日も雲に隠れて… しばらくする…

弥彦山

翌5月20日、標高634mの多宝山で日の出を待ちます。 水の張られた新潟平野の水田地帯。雪残る彼方の山々が朝日に染まります。 佐渡島も静かな朝を迎えています。 南隣には多宝山と同じ標高の弥彦山山頂。そちらに移動します。 日本海の彼方に残雪の山々が霞み…

新潟の巨木と角田山

翌5月19日は朝から雨。上越市から国道253号線を東に向かいます。少し内陸に入って行きます。 虫川の白山神社にある虫川の大杉。幹周り10.3m、推定樹齢1200年以上といいます。ここから少し山の方に入っていくと坊金(ぼうがね)の大杉があります。 樹高32m、…

青海黒姫山

翌5月18日、小谷から糸魚川に出て、青海(おうみ)黒姫山の登山口を探します。 途中で見つけたタニウツギ。 山道に入って長い距のナガハシスミレを見つけます。別名テングスミレ。 鬱蒼とした林の下生えのユズリハ。新緑がきれいです。 小さなサンショウの花…

金山

翌5月17日、早朝から金山を目指します。 小谷(おたり)温泉を出発してすぐ、朝日を浴びる雨飾山を見ます。この先はまだ冬季閉鎖。しばらくアスファルトの車道を歩きます。 残雪。新緑。そしてまだ朝の斜光線。 まだ芽吹いたばかり。暖かい下界から季節は逆…

聖高原と姫川源流

5月16日、自宅の長野県小諸市からゆっくり聖高原の樋知(ひじり)神社に向かいます。樹齢300年という杉並木の参道。社殿の奥には杉のご神木があります。 そして池。山の上なのに湧き水。雨乞いの神事が行われました。 ハウチワカエデでしょうか。木漏れ日に…

三国山と群馬の巨木

八ッ場(やんば)ダムで話題に上る吾妻川沿いは真田氏も利用した古い街道。 道祖神 特別有名なものはありませんが、多くの史跡が点在しています。 長野原町の王城山神社に寄ってから王城山に向かいます。 盛りは過ぎて咲き残るカタクリ。ヤマエンゴサクがい…

じいとばあー御堂山

長野・群馬県境の内山峠から下仁田へ向かうと、『じいとばあ』という食堂があります。老夫婦が営む家庭的な店、…なのでしょう。でも私が注目してしまうのはその店の奥に見える山。樹林の稜線にそそり立つ岩、『じいとばあ』と名付けられた奇岩です。 ヒカゲ…

大霧山

昔々、ダイダラボッチが奥武蔵にやって来て休憩を取りました。笠を脱いで置いたのが笠山。蓑を脱いで置いたのが蓑山。腰を下ろしたのが定峰峠。お腹が空いてお粥を煮たのが粥新田(かゆにた)峠。食べ終えて箸を立てて置いたのが二本木峠。くしゃみをして唾…

奥武蔵

野生のシュンランが見たくて高麗(こま)神社に来ました。埼玉県日高市。かつて朝鮮半島からの渡来人たちを入植させた土地です。高麗王が神様。はるばる海を越えてこの地に住むことになった人たちが、自分たちのご先祖様を神として祀り、ずっと守り続けてき…