ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

仙ノ倉山Ⅳ

4月15日、仙ノ倉山から平標(たいらっぴょう)山に向かいます…

f:id:notahiro:20210409145107j:plain

振り向けば仙ノ倉山

f:id:notahiro:20210409145420j:plain

平標山の先に見える苗場山を見ながら、なだらかな稜線を辿ります…

f:id:notahiro:20210409145951j:plain

彼方に霞む山…

f:id:notahiro:20210409150038j:plain

浅間山です…

f:id:notahiro:20210409150127j:plain

暗部は雪が融けていますが、氷が張っています…

f:id:notahiro:20210409150254j:plain

平標山に戻り、上越国境の山々を眺めます…

f:id:notahiro:20210409150714j:plain

仙ノ倉山

f:id:notahiro:20210409150826j:plain

新潟の山々…

f:id:notahiro:20210409150913j:plain

さらに左…

f:id:notahiro:20210409151047j:plain

そして苗場山。夜中の強い風が嘘のような穏やかな天気です…

f:id:notahiro:20210409151428j:plain

下りるのがもったいない。でも荷物をまとめ、ゆっくり下山を開始します…

f:id:notahiro:20210409151659j:plain

昨日登った道。同じ景色にカメラを向けてしまったりします…

f:id:notahiro:20210409152025j:plain

最後に雲を撮り、車に戻ります…

f:id:notahiro:20210409152202j:plain

三国トンネルを抜けて相俣のさかさザクラを見ます。でもまだつぼみ…

f:id:notahiro:20210409152526j:plain

さらに車を走らせ、おまき桜を見ます…

f:id:notahiro:20210409152657j:plain

木造校舎の学校にあります…

2011年の撮影です。桜の季節。でも豪雪地の山に登ればたっぷりの残雪。雪も締まり、動きやすくなって、寒さも厳冬期ほどではありません。ただ写真は天気次第。穏やかな春の空は霞むものです。それでも山に身を置き、楽しい時を過ごしてきました…

仙ノ倉山Ⅲ

平標(たいらっぴょう)山で夜を過ごします。テントを鳴らし続ける強い風。シュラフに潜り込んだまま背中で風を押し返します。背中が寒くなってきて、手袋をして腕でテントを押し返します。風向きが変わります。テントいっぱいに横から風が吹き付けます。眠れぬまま夜半を迎えます。このまま風が強くなればテントは持たないかもしれない。風を受けないようにテントを潰した方がいいかもしれない。そんなことを考えながらうつらうつら…。でも、風は少し弱まったようです。そして少し眠ったようです…

4月15日、目覚めると、まだ風は吹いています。食事の準備。風で揺れるテントの壁に翻弄されて、揺れながら食事をします…

f:id:notahiro:20210407152530j:plain

外に出ます。霞む苗場山。期待したほどの景色ではありません。テントを撤収し、まとめた荷物をその場に置いて、軽装で仙ノ倉山に向かいます…

f:id:notahiro:20210407153300j:plain

鞍部から仙ノ倉山に取り付き、振り向けば平標山の先に苗場山

f:id:notahiro:20210407153801j:plain

苗場山の左に苗場スキー場。その頂上が筍山…

f:id:notahiro:20210407154058j:plain

苗場山の右側。少し光線状態がいいので撮ってみます…

f:id:notahiro:20210407154702j:plain

そして仙ノ倉山に迫ります…

f:id:notahiro:20210407154910j:plain

標高2026mの山頂へ。ひどく霞んでいますが…

f:id:notahiro:20210407155344j:plain

居並ぶ豪雪地の山々は壮観です…

f:id:notahiro:20210407155630j:plain

ゆっくり眺めを楽しんだら、のんびり同じ道を戻ります…

f:id:notahiro:20210407155821j:plain

新潟・群馬県境の山々…

f:id:notahiro:20210407160158j:plain

振り向けば仙ノ倉山

f:id:notahiro:20210407160431j:plain

一部地面も出ていますが、多くは雪の斜面が広がっています…

f:id:notahiro:20210407160814j:plain

苗場山を見ながら稜線散歩。左奥にはうっすら白馬三山…

f:id:notahiro:20210407161109j:plainちょっと面白い雲が現れます…

2011年の撮影です。安定した天気のはずだったのですが、夜には風に悩まされました。山は霞んでいますが、春だから仕方ありません。もう少しいい写真が撮れるような状況を望む気はあるのですが、与えられた条件の中で楽しむことも大事かもしれません…

仙ノ倉山Ⅱ

4月14日、平標(たいらっぴょう)山で早めにテントを張り、夕食を済ませます…

f:id:notahiro:20210405135621j:plain

群馬県側。すっかり霞んでいますが、山々を眺めます…

f:id:notahiro:20210405140134j:plain

日は傾いて、山の影が伸びています…

f:id:notahiro:20210405140321j:plain

そして豪雪地の山々…

f:id:notahiro:20210405140615j:plain

土樽の方へ続く谷…

f:id:notahiro:20210405140853j:plain

陰影を深める山々を、ひとり山頂で眺めます…

f:id:notahiro:20210405141223j:plain

三国峠に続く県境稜線…

f:id:notahiro:20210405141437j:plain

仙ノ倉山

f:id:notahiro:20210405141600j:plain

夕日はあまり色付かず、薄れて行きます…

f:id:notahiro:20210405141719j:plain

太陽は西の空の雲にかかります…

f:id:notahiro:20210405141907j:plain

苗場山

f:id:notahiro:20210405142102j:plain

土樽方面…

f:id:notahiro:20210405142153j:plain

それでも最後は少しだけ雲を染めて、暮れて行きます…

2011年の撮影です。日が沈むと、さすがに寒くなってきます。でも厳しい冷え込みではありません。穏やかな春の日。少し風が出てきて、テントに潜り込みます…

仙ノ倉山Ⅰ

4月14日、戸神山を下り、車で沼田から三国峠を越えて登山口へ。平標(たいらっぴょう)山に向かいます…

f:id:notahiro:20210403090019j:plain

しばらく登ると、背後に苗場山が見えてきます…

f:id:notahiro:20210403090152j:plain

大量の雪。時々踏み抜く春の雪。傾斜がきつくなってアイゼンをつけます…

f:id:notahiro:20210403090717j:plain

強い日射し。靴底に張り付く雪。団子になってアイゼンの歯が利きません…

f:id:notahiro:20210403091337j:plain

平標山が見えてきます…

f:id:notahiro:20210403091824j:plain

不安定な雪庇(せっぴ)。目を離すと、音を立てて崩れ落ちて行きます…

f:id:notahiro:20210403092507j:plain

大きく割れる雪。振り向けば続く雪稜。彼方に苗場山

f:id:notahiro:20210403092709j:plain

雪庇。そして苗場山

f:id:notahiro:20210403093046j:plain

夏道が現れても、雪の方が歩きやすい。アイゼンもつけてるし…。でもひび割れた危険地帯に入り込み、戻るのにひと苦労…

f:id:notahiro:20210403093508j:plain

平標山の肩まで登ると、仙ノ倉山が姿を見せます…

f:id:notahiro:20210403093702j:plain

そして越後の山々…

f:id:notahiro:20210403094023j:plain

標高1984mの山頂へ。苗場山を眺めます…

f:id:notahiro:20210403094146j:plain

日射しは強いものの、吹き渡る風は冷たいくらいです…

2011年の撮影です。すれ違った登山者は2組3人。穏やかな天気で、誰もいない平標山の山頂です。山々は霞んでしまって写真を撮るには難しいものの、すごい景色が広がっています…

戸神山 沼田

4月13日夕方、群馬県沼田市の戸神山に登ります…

f:id:notahiro:20210331103948j:plainでも絶望的に霞んでいます。武尊(ほたか)山もこの通り…

f:id:notahiro:20210331104120j:plain

そして子持山。簡単に登れて展望のいい山なのですが…

f:id:notahiro:20210331104303j:plain

翌朝、日の出前に山頂へ。武尊山。昨日よりましですが…

f:id:notahiro:20210331104534j:plain

朝から霞んでいます。あまりいい写真は撮れそうにありません…

f:id:notahiro:20210331104705j:plain

間もなく日の出を迎えます…

f:id:notahiro:20210331104811j:plain

赤城山

f:id:notahiro:20210331104913j:plain

そして子持山

f:id:notahiro:20210331105034j:plain

武尊山

f:id:notahiro:20210331105211j:plain

最後に沼田の街と子持山を撮って、山を下ります…

2011年の撮影です。きれいな三角形で、三角山とも呼ばれる戸神山。30分あまりで登れて展望のいい山です。でも暖かくなって、すっかり霞の季節です。まあ、これはこれで春らしい写真かもしれません…

越百山 こすもやま

3月30日、暗くなっても何とか避難小屋までと登ったのですが、雪に埋まっていて入れません。結局テント泊。無理をして手の指先が凍傷になりかけました…

3月31日、暗い内に出発。天気が回復してきません…

f:id:notahiro:20210321152909j:plain

樹林帯の先は強風の稜線。覚悟を決めて取り付きます。崩れ落ちる雪庇。何とか山頂直下へ。でも雪が締まってきて、カンジキでは危険。吹きさらしの急斜面で履き替えるのは辛い。一旦樹林帯まで撤退します…

f:id:notahiro:20210321154002j:plain

中央アルプス越百山。ここはすでに登っていて、今回は南駒ケ岳を目指すつもりだったのですが、ちょっと手強そうです。天気を読み違えてしまいました…

f:id:notahiro:20210321154547j:plain

1日粘ることも考えたのですが、今回は諦めて下りることにします…

f:id:notahiro:20210321154729j:plain

苦労して登ったのに、下りるとなれば早いもの…

f:id:notahiro:20210321154939j:plain

強風がなければ、穏やかな山です…

f:id:notahiro:20210321155128j:plain

小さな流れでは氷の造形…

f:id:notahiro:20210321155238j:plain

上ではあまり撮れなかったし、時間もあります…

f:id:notahiro:20210321155402j:plain

林道に出ても、山あいのきれいな流れ…

f:id:notahiro:20210321155542j:plain

マンサクも咲いています…

f:id:notahiro:20210321155622j:plain

のんびりと車に戻ります…

2011年の撮影です。天気予報を見て山に登ります。高い山、厳しいコース、山中泊ならなおされです。でもうまくいかないこともあります。山も景色も天気次第です…

赤岳Ⅱ

3月19日、強い西風の中、赤岳に向かいます…

f:id:notahiro:20210312104144j:plain

日射しが洩れ、赤岳を照らします…

f:id:notahiro:20210312104403j:plain

ピッケルを突き立て、姿勢を低くして風をやり過ごします…

f:id:notahiro:20210312104530j:plain

ゆっくり進み、やがて赤岳に立ちます…

f:id:notahiro:20210312104727j:plain

辿ってきた稜線の先に山々が連なります…

f:id:notahiro:20210312104858j:plain

横岳の奥には浅間山

f:id:notahiro:20210312105014j:plain

いかつい姿の阿弥陀岳が朝日を浴びています…

f:id:notahiro:20210312105214j:plain

彼方に白い北アルプス

f:id:notahiro:20210312105304j:plain

権現岳南アルプス

f:id:notahiro:20210312105451j:plain

撮影を終えたら、来た道を戻ります…

f:id:notahiro:20210312105616j:plain

稜線を離れると、嘘のように風が収まります。登ってきた赤岳…

f:id:notahiro:20210312105812j:plain

野辺山。奥秩父や南佐久の山々。杣添尾根を下りて行きます…

f:id:notahiro:20210312110202j:plain

振り向けば、横岳稜線…

2011年の撮影です。冬でも穏やかに晴れれば、のどかな山行になったりするのですが、風が強いというだけで、かなり厳しいものになります。無理に赤岳に登ったのは、じっと待つ方が辛かったからです…