ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

乗鞍高原

12月12日、暗い内から出発して白樺峠へ向かいます…

f:id:notahiro:20201208113555j:plain

山に張り付く雲。沈み行く月。冬季閉鎖の車道を歩いて行きます…

f:id:notahiro:20201208113759j:plain

やがて日の出。雲を染める朝日…

f:id:notahiro:20201208113933j:plain

意外に時間がかかって白樺峠へ。やはり乗鞍岳は雲に覆われています…

f:id:notahiro:20201208114100j:plain

被写体を探していろいろ撮ってみるのですが…

f:id:notahiro:20201208114205j:plain

あまりいい写真が撮れません…

f:id:notahiro:20201208114251j:plain

立ち枯れた木に出ている面白いキノコを見つけます…

f:id:notahiro:20201208114450j:plain

彼方に小さく浅間山を見つけます…

f:id:notahiro:20201208114603j:plain

帰りに橋の上から川を撮って、車に戻ります…

2011年の撮影です。白樺峠は乗鞍や穂高方面の展望がいいと地図にあるのですが、やはり天気次第。なかなか成果が上がりません…

番所大滝

12月11日、乗鞍高原へ。番所大滝に寄ってみます…

f:id:notahiro:20201205101738j:plain

淡く新雪。なかなかいい感じです…

f:id:notahiro:20201205101852j:plain

歩道を辿り、下流へ…

f:id:notahiro:20201205102015j:plain

戻って今度は上流へ…

f:id:notahiro:20201205102128j:plain

誰もいない深い谷を散策します…

f:id:notahiro:20201205102302j:plain

体が凍えてきました。車に戻ります…

2011年の撮影です。常念岳を見たあと、安房峠に向かい、焼岳に登るつもりでした。焼岳からの穂高連峰が素晴らしくて、雪の穂高を撮りたかったのです。でももう冬季閉鎖。途中の旅館までは入れると思っていたのですが…。まあ、登れたとしても山には雲が張り付いていたので、撮影は難しかったでしょう。そんなわけで、ふらっと立ち寄った乗鞍高原だったのですが、意外に面白いものが撮れました…

常念岳

12月11日、常念岳を眺めます…

f:id:notahiro:20201203113831j:plain

松本の北、国道19号線沿い、奈良井川梓川が合流して犀川になる辺り…

f:id:notahiro:20201203114250j:plain

冬晴れ。でも寒気が残り、冬型の気圧配置は解消されていません…

f:id:notahiro:20201203114551j:plain

有明山は見えますが、奥の稜線には雲が張り付いています…

2011年の撮影です。やはり道沿いで撮っても面白くありません。それでも松本方面は同じ長野県内でも別地域。幹線道路からきれいな川や北アルプスが眺められるのはすごいし、新鮮です…

尾白川渓谷Ⅱ

11月22日、甲斐駒ケ岳山麓の尾白川渓谷を行きます…

f:id:notahiro:20201122164415j:plain

直線的な崖はたぶん断層。急激に高くなった南アルプス。断層崖にかかる滝。もろくなった岩を削り、屈曲しながら流れる川…

f:id:notahiro:20201122165200j:plain

険しくも美しい流れを遡って行きます…

f:id:notahiro:20201122165335j:plain

湿度の高い谷にはコケが多い。コケをゆりかごに幼木が育つ…

f:id:notahiro:20201122165539j:plain

いろいろなコケ。しばらく見ていると、シダのようにも、幼木のようにも見えてきます…

f:id:notahiro:20201122165828j:plain

これもコケ。苔類。地衣類や海藻にも似ている…

f:id:notahiro:20201122170225j:plain

キノコ…

f:id:notahiro:20201122170448j:plain

神蛇滝…

f:id:notahiro:20201122170617j:plain

不動滝。この先は通行止め。一般ルートではありません…

f:id:notahiro:20201122170757j:plain

帰りはカモシカに出会います…

f:id:notahiro:20201122170844j:plain

尾根ルートに回り、車に戻ります…

2011年の撮影です。山頂を目指さず、観光気分。でも地形は険しく、山道。ほとんど人もいなくて、出会うのはサルやカモシカなど。深い山にいるようで、楽しめました。とてもきれいでしたが、一般向きではないかもしれません…

尾白川渓谷Ⅰ

11月22日、早朝から尾白川渓谷へ…

f:id:notahiro:20201120163741j:plain

竹宇駒ケ岳神社から歩き始めます…

f:id:notahiro:20201120163851j:plain

きれいな水。淵、滝…

f:id:notahiro:20201120164352j:plain

甲斐駒ケ岳からの流れ…

f:id:notahiro:20201120165004j:plain

そそり立つ岩は花崗岩でしょうか…

f:id:notahiro:20201120165555j:plain

木々は大方葉を落としています…

f:id:notahiro:20201120165826j:plain

険しい地形で高巻きをしながら上流に向かいます…

f:id:notahiro:20201120170116j:plain

騒がしいのはサルの群れ…

f:id:notahiro:20201120170435j:plain

穏やかな流れの岸には縞模様の砂…

f:id:notahiro:20201120170806j:plain

岩陰の滝が轟音を響かせる…

f:id:notahiro:20201120171040j:plain

撮影をしながらさらに上流へ…

f:id:notahiro:20201120171509j:plain

高巻く道から屈曲する渓流を見下ろす…

2011年の撮影です。朝は霜が降りるような寒さ。ほとんど人に会わなかったと思います。かなり険しい地形で、川沿いを歩くのは難しく、見所ごとに河原に下りるのですが、移動はその都度山に入るようなルートでした…

御座山 おぐらやま

11月21日、南佐久の二百名山、御座山に向かいます…

f:id:notahiro:20201117144514j:plain

雫がたれているだけの不動の滝…

f:id:notahiro:20201117145604j:plain

山頂の辺りが見えてきます…

f:id:notahiro:20201117145811j:plain

山頂からの八ヶ岳。冬型の気圧配置。山に張り付いていた雲が離れています…

f:id:notahiro:20201117150019j:plain

相木の谷。浅間山などは雲に隠れていますが、遠く筑波山などの山も見える展望のいい場所です…

2011年の撮影です。南相木村北相木村の境に聳える御座山。標高2112mで南佐久では有数の高さ。展望も抜群です。ただ撮影にはもう少しいい条件を狙わないと。天気、季節、時間帯…。なかなかそれが大変です…

焼岳

11月9日、焼岳に向かいます…

f:id:notahiro:20201111113005j:plain樹林帯を抜けると山頂の辺りが見えてきます…

f:id:notahiro:20201111113120j:plain

霞沢岳だけでなく穂高山塊も姿を現します…

f:id:notahiro:20201111113322j:plain

そして噴火口の縁へ。右奥には笠ヶ岳も見えます…

f:id:notahiro:20201111113505j:plain

噴気を上げる焼岳北峰。その上に向かいます…

f:id:notahiro:20201111113653j:plain

北峰からは穂高の山々…

f:id:notahiro:20201111113914j:plain

霞沢岳もよく見えます…

f:id:notahiro:20201111114108j:plain

噴火口の地形は複雑。水を湛えた火口湖のほかに、切れ落ちていて底が見えない噴火口がふたつ。遠く白山も見えています…

f:id:notahiro:20201111114547j:plain

秋の雲が姿を変えます…

f:id:notahiro:20201111114822j:plain

南峰へ。火口湖、焼岳北峰、穂高山塊、槍ヶ岳鷲羽岳も見えています…

f:id:notahiro:20201111115259j:plain

乗鞍岳の方は少し雲があります…

f:id:notahiro:20201111114727j:plain

焼岳北峰と笠ヶ岳

f:id:notahiro:20201111115551j:plain

霞沢岳を見ながら山を下ります…

2011年の撮影です。焼岳に初めて登ったのは1988年。梅雨入り寸前に上高地から。大きくえぐれて崩壊地のような枯れ沢が印象的でした。山頂に火口湖があるのを知らなかったので、それを新鮮な気持ちで見たのも覚えています。でも曇り空。穂高山塊の印象はかなり違います。その時以来の2度目の焼岳。写真以外は印象だけの遠い記憶。この登山で焼岳は、穂高山塊の景色と強く結びついたものになりました…