尾白川渓谷Ⅱ
直線的な崖はたぶん断層。急激に高くなった南アルプス。断層崖にかかる滝。もろくなった岩を削り、屈曲しながら流れる川…
険しくも美しい流れを遡って行きます…
湿度の高い谷にはコケが多い。コケをゆりかごに幼木が育つ…
いろいろなコケ。しばらく見ていると、シダのようにも、幼木のようにも見えてきます…
これもコケ。苔類。地衣類や海藻にも似ている…
キノコ…
神蛇滝…
不動滝。この先は通行止め。一般ルートではありません…
帰りはカモシカに出会います…
尾根ルートに回り、車に戻ります…
2011年の撮影です。山頂を目指さず、観光気分。でも地形は険しく、山道。ほとんど人もいなくて、出会うのはサルやカモシカなど。深い山にいるようで、楽しめました。とてもきれいでしたが、一般向きではないかもしれません…
焼岳
11月9日、焼岳に向かいます…
樹林帯を抜けると山頂の辺りが見えてきます…
霞沢岳だけでなく穂高山塊も姿を現します…
そして噴火口の縁へ。右奥には笠ヶ岳も見えます…
噴気を上げる焼岳北峰。その上に向かいます…
北峰からは穂高の山々…
霞沢岳もよく見えます…
噴火口の地形は複雑。水を湛えた火口湖のほかに、切れ落ちていて底が見えない噴火口がふたつ。遠く白山も見えています…
秋の雲が姿を変えます…
南峰へ。火口湖、焼岳北峰、穂高山塊、槍ヶ岳。鷲羽岳も見えています…
乗鞍岳の方は少し雲があります…
焼岳北峰と笠ヶ岳…
霞沢岳を見ながら山を下ります…
2011年の撮影です。焼岳に初めて登ったのは1988年。梅雨入り寸前に上高地から。大きくえぐれて崩壊地のような枯れ沢が印象的でした。山頂に火口湖があるのを知らなかったので、それを新鮮な気持ちで見たのも覚えています。でも曇り空。穂高山塊の印象はかなり違います。その時以来の2度目の焼岳。写真以外は印象だけの遠い記憶。この登山で焼岳は、穂高山塊の景色と強く結びついたものになりました…