八ヶ岳
5月28日、いい天気。川上大橋へ…
八ヶ岳がよく見えます。美し森へ…
真教寺尾根を登ります。賽ノ河原からは南アルプス、そして富士山…
牛首山、扇山。雪が現れたのに、キバナノコマノツメが咲いています…
樹林帯で姿を見せた赤岳に雲が絡みます…
八ヶ岳の最高峰、赤岳へ。標高2899m。展望が広がります…
シーズン前の静かな山で景色を楽しみます…
帰りは県界尾根へ。急斜面の雪のトラバースで肝を冷やしたものの、あとは順調。振り向けば赤岳、横岳…
タチツボスミレ。途中から大門沢へ。林道を辿り、車に戻ります…
2010年の撮影です。図鑑のヒメスミレサイシンが八ヶ岳で撮られたもの。それで探しているのですが、見つけられません。標高は1800m前後。それなりに絞られるものの、小さな山ではありません。ルートも多くあります。すみれ探しも大変です…
ヒトツバタゴ
名前が分からず、ナンジャモンジャとも呼ばれた木…
5月22日、実家の旅行で恵那市千田の自生地へ…
珍木とは聞いていましたが、きれい。ちょうど満開です…
農作業も見るだけならのどか。花が咲き、いい季節…
こんなにきれいな花だとは知りませんでした…
こちらは庚申堂のもの。保護されて樹齢を重ねた木が何本かあります…
これは長瀞のヒトツバタゴ。モクセイ科ヒトツバタゴ属…
細く裂けたような花びら…
2010年の撮影です。岐阜・愛知・対馬に隔離分布。朝鮮半島・中国・台湾にもあるらしい。タゴはトネリコのこと。トネリコのように複葉ではないのでヒトツバタゴ。殖やした木が各地に植えられていたりします。並木にしているところも。でも自生地の木のように大きなものは見ません…
中之条
5月18日、景鶴山に登った翌日、中之条に寄ります…
大久保のナツグミ。グミとは思えない大きさ。台風で倒れて樹形も奇異…
そして花盛り。匂い立ちます…
近くには道祖神…
何度か見ている親都(ちかと)神社のケヤキ。季節や天気などで様子が違います…
東吾妻町に移動。唐堀のモクゲンジ。変わった名前。あまり見たことのない木。でも普通。ムクロジ科モクゲンジ属。やはり花とか実とかの時季がよかったか…
オオアラセイトウ。中国原産の帰化植物。関東平野ではよく見ます…
フジが咲いています…
これはオニグルミか…
2010年の撮影です。植物は種類が多過ぎてなかなか覚えられません。普通の木、よく見る草で終わってしまうことも多い。以前庭の植物の種類を数えたことがあります。100種類以上まで数えたのですが、イネ科あたりはお手上げでした。花とか食べられるとか、興味を持てればいいのですが…
景鶴山 けいづるやま
5月16日、渋川から尾瀬の登山口、富士見下へ。長い林道を歩いてアヤメ平へ…
たっぷりの雪。燧(ひうち)岳や尾瀬ヶ原を眺めます…
やがて至仏山の彼方に日が沈みます…
翌日、燧岳と朝日。尾瀬ヶ原に下りて行きます…
ミズバショウが咲き始めています…
残雪を利用して景鶴山へ。標高2004m。三百名山。山頂で山々を眺め、同じ道を戻ります。グリセード。苦労して登った雪の斜面を一気に下ります…
尾瀬ヶ原を横切り、至仏山を眺め、富士見峠を越えて車に戻ります…
2010年の撮影です。景鶴山は登山禁止になったようです。かつて尾瀬にも冒険、探検の時代がありました。その後多くの人々が押しかけるようになり、アヤメ平のお花畑は壊滅状態。自然の許容量を越えてしまいました。規制は止むを得ません。でもやっぱり残念です…
上野国 こうずけのくに
5月16日、稲村山の登山口から前橋方面へ…
早朝の上野国分寺跡。ハルジオンが咲いています。その奥の築地塀は発掘調査後に再建されたもの。そこに穴を開けて小鳥たちが巣にしています。だからちょっと年代物に見えます。基壇が残るだけの空き地。ここには高さ約60mの七重塔が聳えていたといいます…
宝塔山古墳は3段に築かれた方墳。しっかりした石室には無造作に石棺が置かれています。動かせる代物じゃないか。次は二子山古墳。長さ91mの前方後円墳。前方部と後円部に形態の違う石室をそれぞれもっています…
そして総社神社へ。社殿の裏手でこんなケヤキを見つけました。九州のクスノキの巨木もすごかったけど、ケヤキもこんな姿になるんですねぇ。総社は国府のそばに国内の有力な神様をまとめて祀ったもの。その数500柱余り。備中の総社宮も訪ねたことがあるのですが、そちらは324柱。東国の雄もなかなかのものです。国司は赴任地で有力な神社を参詣して回ります。そういうことが重要な仕事でした。でも何百社ともなると大変。それで総社が建てられました。それまでは各地の神社を巡ったわけですが、そこで順番が問題になります。上野国は一宮から九宮まで分かっている唯一の国。これが参詣順と関わりがありそうなのですが、そんな文書は残っていないようです…
渋川へ移動。早尾神社の大ケヤキを見ます…
推定樹齢600年。幹周り7.3mの立派な木です…
下郷の大クワを見て、尾瀬の登山口の富士見下へ…
2010年の撮影です。中国の『山海経』に東の果てに毛むくじゃらの人々が住む国があると書かれています。その国を支配していると大和朝廷は主張して、東国の一部を毛の国と呼ぶようになります。その国は上つ毛、下つ毛に分かれ、上つ毛野、下つ毛野とも呼ばれるようになります。表記は上野、下野となり、カミツケはコウズケ変化します。蝦夷(えみし)を毛人と書くのも関係があるのかもしれません…
稲村山
5月15日、稲村山へ。碓氷峠の近くの山です…
シロバナタチツボスミレがまだ咲き残っています。よく見るタチツボスミレ。白花でも距に色が残るとオトメスミレ。距まで白いとシロバナタチツボスミレ…
小さなフモトスミレ。植林の中を登ります…
サンショウも小さな花を咲かせています…
標高953m。40分ほどで登れる山頂からは上信越自動車道が見下ろせます。そして、高岩。そそり立つ岩峰です…
ヤマツツジが咲いています。その奥には裏妙義…
白い花はニワトコでしょうか…
これはミズナラか。普段は意識しないありきたりの木。それも若葉。そして花…
長野・群馬県境の矢ヶ崎山。その右に浅間山。左に日が沈みます…
2010年の撮影です。日の入りの時間に合わせて山に登ります。雲が焼けるのを期待してしばらく粘ります。でもあまり焼けず、暮れて行きます。そして急いで山を下ります…