ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

飯盛山

2月26日、友達と野辺山に向かいます…

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登山口の獅子岩から、既に八ヶ岳がすっきり見えています…

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稜線を辿り飯盛山へ。南には南アルプスが見えます…

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北側は眼下に宇宙電波観測所のパラボラアンテナ。彼方に浅間連山…

2007年の撮影です。雪の少ない穏やかな冬の日でした。遠くの山までよく見えていて、気持ちのいい山行。でも陰影の少ない日中の光線状態。なかなかいい写真は撮れません…

松木渓谷Ⅱ

2月10日、引き続き丹平治沢出会いで氷の撮影…

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ゆっくり生長する氷は鍾乳石のよう…

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そこここに自然の造形…

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突然水位が下がり、氷と水の間に隙間が…

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細かい氷の結晶が現れます…

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水に浸かっている時は見えなかったもの…

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堰堤に突き当たり、苦労して乗り越えます…

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荒れた林道はなくなり、川を渡り返しながら進みます…

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岩壁が迫ります…

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やがて上流に姿を現す皇海(すかい)山。標高2144mの百名山です…

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その先は厳しい。皇海山も隠れます。引き揚げましょう…

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三沢の出合い辺りでまた氷の撮影…

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カメラを向けたくなる被写体…

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でも帰らないと…

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シカの警告音を聞きながら、荒涼とした渓谷を車に急ぎます…

2006年の撮影です。皇海山狙いで行った松木渓谷ですが、思った以上に面白いところでした。1週間ほどの撮影旅行もこれで終わり。ちょっと実家に遊びに行って、小諸の自宅に帰りました…

松木渓谷Ⅰ

2月10日、粕尾峠を越えて足尾の谷へ。日の出前です…

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半月山の上に男体山。でも寒い。車に退避…

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やがて男体山が朝日に染まります…

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足尾の街へ。廃墟のような製錬場。朝日を浴びる雪の山…

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足尾ダムから松木渓谷へ。冬でも土木工事。林道を進み、シカの警告音…

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逃げません。カメラを準備して近づくと、動く群れ、大きい…

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数十頭。それが背後にも、山の中腹にも、別の尾根にも…

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行く先々にも現れて、結局何百頭見たのやら。ちょっと異常です…

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積雪は多くありません。岩肌を見せる荒涼とした渓谷…

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日本らしからぬ迫力の景色。でもこれは、足尾銅山の煙害と山火事のせい…

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植生と表土を失い、基盤岩を露呈した姿…

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丹平治沢出合い。流れは氷瀑となっています…

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岩に張り付く氷…

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水も流れています…

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流れや氷の造形が面白い。しばらく撮影します…

2006年の撮影です。日本のグランドキャニオンとも呼ばれる松木渓谷。その成因は自然ではないし、増えすぎたシカも生態系のバランスが崩れている証拠。でもともに感動もの。負の遺産という位置づけであっても、もう少し見せるようにしてもいいのでは。まあ、人が押しかければ、シカは逃げちゃうでしょうけど…

栃木の神社と巨木

2月9日早朝、雲に隠れた安達太良山を見て、南に向かいます…

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西那須野の烏森神社。そして矢板の木幡神社へ…

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立派な神社です…

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次は上河内の羽黒山神社。駐車場から筑波山が見えます…

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登って行くと羽黒山神社の夫婦杉。推定樹齢は450年…

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神社に参詣。さらに奥へ。男体山や女峰山が見えます…

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東には八溝山。月も昇っています…

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羽黒山は標高458m。ロウバイも咲いています…

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今市へ。徳次郎智賀都神社のケヤキ。推定樹齢700年…

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長畑のヒイラギモクセイ。推定樹齢400年…

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鹿沼へ。喜久沢のツクバネガシ。推定樹齢600年…

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勝願寺の地蔵ケヤキ。推定樹齢600年。日が暮れてしまいました…

2006年の撮影です。関東平野は冬晴れ。空気が澄んで遠くの山までよく見えます。那須連山や安達太良山とは違う穏やかな景色。小諸と比べれば、寒さもほどほど…

和尚山

2月8日早朝から、安達太良山系和尚山に向かいます…

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吹き付けた雪が木の片面だけについていて、風向きが分かります…

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岩?切り株?倒木?藪?うねる雪面の下は分かりません…

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足跡。厳しい冬に活動している動物たちがいます…

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道を逸れて水音の方へ。滝が現れます…

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凍りかけの銚子ヶ滝。なかなかの迫力…

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雪が強まります…

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流れ下る銚子沢。大量の雪も沢を埋め尽くしてはいません…

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もう少し滝を撮ります…

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雪は弱まっています…

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沢も撮ります…

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雪の造形が面白い…

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登山道に戻り、和尚山に向かいます。青空が現れ、陽射しも…

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疎林。広い尾根。ルートが分かりません…

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ともかく高みへ。次第に尾根らしくなり、向かう山も…

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登るにつれて、樹氷がよく発達しています…

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時折青空も見えるものの、なかなか着きません…

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さらに発達した樹氷。そして雲の中へ。吹雪です。さらに登ります。諦めかけた時、登りが尽きて東側の谷を見ます。何もかも凍りついています。道標も見つかりません。たぶん山頂。標高1602m。自分の踏み跡が消えない内に、山を下ります…

2006年の撮影です。本当は安達太良山を撮りたかったのですが、とてもそんな天気ではありませんでした。冬型で雪雲が届いてしまう。ちょっと雲が切れて青空が見える。そんな感じだったのでしょうか…

巨木巡り

2月7日、雪がちらつく空模様。那須町芦野へ…

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まずは遊行柳。西行芭蕉にもゆかりの名所…

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その奥には上の宮神社の大イチョウ

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次は揚源寺のアスナロ。推定樹齢600年…

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芦野温泉神社の大杉。推定樹齢700年…

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伊王野の西の三佛堂の樫…

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霞岡神社の杉。推定樹齢700年…

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推定樹齢400年の杉並木もあります…

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おんべし(御幣石)の山桜…

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栃木・福島県境、追分明神の杉。推定樹齢700年…

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白河の関の白河神社の杉…

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従二位の杉は推定樹齢800年…

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白河の関は自然公園のようになっています…

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白河の東の石川町へ。石都々古和気(いわつつこわけ)神社を訪ねます…

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陸奥国の一宮のひとつです…

2006年の撮影です。小諸に住んでいると冬は比較的晴れます。その感覚で栃木・福島辺りへ。でもなかなか晴れません。たまたまこの時はそうだったのか、いつもだいたいこんな感じか。行ってみないと分からないこと、住んでみないと分からないこと。結構あるものです…

三本槍岳Ⅱ

2月6日、誰もいない三本槍岳の山頂です…

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白く凍りついた霧氷の世界…

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彼方に噴煙を上げる茶臼岳…

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えびのしっぽと呼ばれる霧氷。待機していた荒天に発達したもの…

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北に続く旭岳(赤崩山)がカッコいい…

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遠く飯豊連峰、磐梯山吾妻連峰安達太良山が見えます…

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そろそろ下りましょう。同じ道を辿ります…

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樹氷を撮ってみます…

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今日の樹氷の写真はダメみたいです…

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シュカブラはきれいです…

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逆光の朝日岳。シュカブラ。山を下ります…

2006年の撮影です。少し風邪っぽかったのに、忘れています。いい運動で温まったのか、いい景色で忘れたのか。標高1917mの三本槍岳は那須連山の最高峰。会津那須、黒羽三藩が国境確認のために槍を立てた山。日本百名山那須岳は噴煙を上げる茶臼岳、標高1915mに主峰の座を譲っています…