ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

三条ノ滝

尾瀬ヶ原から北に向かいます。只見川沿いに出ると長く続く滑滝…

f:id:notahiro:20180614104227j:plain

平滑ノ滝。梅雨。雪融け水。でもすっきり見える場所がありません…

f:id:notahiro:20180614104859j:plain

そして三条ノ滝。増水した川の水が一気に落ちて、豪快…

f:id:notahiro:20180614105058j:plain

滝との距離の問題ですが、今まで見た滝の中で一番の迫力…

f:id:notahiro:20180614105534j:plain

翌6月15日早朝にも撮影…

f:id:notahiro:20180614105715j:plain

只見川の河原にも行ってみます…

f:id:notahiro:20180614105833j:plain

早朝の清流…

f:id:notahiro:20180614110024j:plain

ヨッピ吊橋の辺りのヨッピ川。水量は随分少なくなります…

f:id:notahiro:20180614110306j:plain

ミツガシワが咲いています。ミツガシワ科ミツガシワ属…

f:id:notahiro:20180614110351j:plain

リンドウ科に含めている図鑑もあって、それなりに近縁ということか…

f:id:notahiro:20180614111335j:plain

そしてまたリュウキンカ。今日は曇り…

f:id:notahiro:20180614111421j:plain

梅雨空に戻ってしまいました。尾瀬ヶ原から富士見峠へ…

f:id:notahiro:20180614111801j:plain

さらにアヤメ平へ。霧。あまり花もなく、富士見峠に戻り…

f:id:notahiro:20180614112012j:plain

また長い林道歩き。でもルイヨウショウマ…

2005年の撮影です。尾瀬ヶ原は全面お花畑。背景には百名山の燧岳、至仏山。そんなイメージを過度に膨らませ過ぎていました。花は季節を追って順番に咲くもの。天気は運任せ。その時々で、柔軟に…

尾瀬ヶ原Ⅱ

尾瀬ヶ原を散策。意外に花は多くなく…

f:id:notahiro:20180612094819j:plain

でもオオバタチツボスミレ。なかなか出会えないもの…

f:id:notahiro:20180612095012j:plain

池塘に映る燧岳。標高2356mの百名山

f:id:notahiro:20180612095458j:plain

実はしっかり福島県の山なので、東北地方の最高峰…

f:id:notahiro:20180612095747j:plain

湿原を流れる川。拠水林のない流れもある…

f:id:notahiro:20180612100505j:plain

少し雲が湧いています。ミズバショウも咲き始め…

f:id:notahiro:20180612100658j:plain

ぐるっと回って最初の場所…

f:id:notahiro:20180612100844j:plain

リュウキンカ。時々日も翳ります…

f:id:notahiro:20180612101117j:plain

同じように撮っても朝とは違う感じ…

f:id:notahiro:20180612101333j:plain

もっと咲いているところがあるかと思ったけど、ミズバショウ

2005年の撮影です。尾瀬ミズバショウは梅雨時。比較的安定した日を狙っても、やはり午後には雲が広がってきてしまいます。それでも午前中はまずまず。ミズバショウには少し早かったか。ほかの花もまだ少ない…

尾瀬ヶ原Ⅰ

6月13日、尾瀬ヶ原の登山口・富士見下にまだ明るい内に着いてしまいました…

f:id:notahiro:20180610153707j:plain

ちょっと散策。見上げるカツラの新緑。車で寝て、翌朝暗い内に出発…

f:id:notahiro:20180610153924j:plain

2時間林道を歩いて富士見峠。空は明るくなってきたものの、まだ朝霧…

f:id:notahiro:20180610154300j:plain

尾瀬ヶ原に下りて行きます。ナナカマドの芽吹き。つぼみ…

f:id:notahiro:20180610154357j:plain

ツクバネソウの花が開き始めています。雪残る登山道…

f:id:notahiro:20180610155513j:plain

尾瀬ヶ原は青空。水の流れがあるのか、リュウキンカが並んでいます…

f:id:notahiro:20180610160038j:plain

ミヤマツボスミレ。ニョイスミレの高山型の変種…

f:id:notahiro:20180610160320j:plain

雲が取れて至仏山が姿を現します。標高2228mの百名山

f:id:notahiro:20180610160610j:plain

尾瀬ヶ原全面お花畑ではありませんが、リュウキンカは見事…

f:id:notahiro:20180610160820j:plain

北には標高2004mの三百名山、景鶴山…

f:id:notahiro:20180610160955j:plain

所々チングルマなども咲いています…

f:id:notahiro:20180610161140j:plain

至仏山がすっきり見えるようになります…

2005年の撮影です。尾瀬ヶ原に行くには、一般的に鳩待峠から。でも駐車料金が高くて気軽に行けません。こうなる以前は駐車場から車があふれていたりして、それも困りもの。お金をかけずに行くには長い距離を歩かなければなりません。人気観光地が抱えるさまざまな問題。きれいな景観を維持することも大事。なかなか難しい時代になりました…

霧ヶ峰

6月3日、新和田トンネル料金所の辺りから林道へ。クリンソウが咲き始めています。でも霜にやられて痛んでいます。流れのそばには黒曜石のかけら…

f:id:notahiro:20180605094358j:plain葉脈に沿って赤い斑。チシオスミレ…

f:id:notahiro:20180605094549j:plain

近くにはサクラスミレ。チシオスミレはサクラスミレの品種…

f:id:notahiro:20180605094824j:plain

花びらの先端が少しくぼんで桜のよう。でも微妙。道も微妙。伐採作業をしている人に道を聞き、何とか八島湿原へ。ゼブラ山に登ります。帰りはちゃんと登山道…

f:id:notahiro:20180605100051j:plain

見事に満開のズミ…

f:id:notahiro:20180605100203j:plain

コナシともいわれるリンゴの仲間…

f:id:notahiro:20180605100620j:plain

きれいに斑の入ったフイリヒナスミレ。早咲きなのにまだ花がある…

2005年の撮影です。この辺りは黒曜石の産地。石器として利用され、広範囲に広まりました。現在のような流通機構のなかった時代、どうやって黒曜石は広まったのか。昔の人々の暮らしは、現代人のイメージとは、結構違うものかもしれません…

大場谷地

5月31日、八幡平の登り口を通過して南下…

f:id:notahiro:20180530103246j:plain

大場谷地に寄ります。国道沿いの小さな湿原…

f:id:notahiro:20180530103407j:plain

霜にやられたようなミズバショウ

f:id:notahiro:20180530103809j:plain

リュウキンカではなくエゾノリュウキンカでしょうか…

f:id:notahiro:20180530104000j:plain

奥まで木道が続いています…

f:id:notahiro:20180530104129j:plain

移動します。サイカチの木。立派な巨木…

f:id:notahiro:20180530111935j:plain

一里塚とされていたようです…

f:id:notahiro:20180530112411j:plain

次は本堂城跡のケヤキ。推定樹齢400年。幹周り8.8m。樹高26m…

f:id:notahiro:20180530112726j:plain

払田柵跡を見てから、寶蔵寺の大ケヤキへ。幹周り10.1mの巨木…

f:id:notahiro:20180530113347j:plain

ずっと南下して筏の大杉。推定樹齢600年。幹周り11.8m。雨。本降りです…

f:id:notahiro:20180530113707j:plain

6月1日、天気は回復。荒海山に向かいます。ユズリハ?去年の葉が色付いて…

f:id:notahiro:20180530114251j:plain

アズマシャクナゲ。寝たのは米沢。もう福島県南部にいます…

f:id:notahiro:20180530114735j:plain

シダの芽吹き。あまりいい被写体は見つからず、福島・栃木県境の山頂へ…

f:id:notahiro:20180530114909j:plain

標高1581m。三百名山。荒海(あらかい)山。会津駒ヶ岳方面を望む…

2007年の撮影です。荒海山はあまり印象に残っていません。北海道の雄大な風景を見たあとです。天気や季節の影響も大きいでしょう。この日の内に小諸の自宅に戻りました。ひと月を越える長旅でした…

皮投岳

5月29日、花輪越から皮投岳に向かいます…

f:id:notahiro:20180528144931j:plain

ミヤマスミレ。花輪の東に聳える故郷の山…

f:id:notahiro:20180528145351j:plain

オオタチツボスミレ。ネマガリダケの季節。山菜取りが多い…

f:id:notahiro:20180528145705j:plain

ニョイスミレ。峰続きの五ノ宮嶽に登ってからひと月…

f:id:notahiro:20180528145921j:plain

コミヤマカタバミ。随分雪は融けました…

f:id:notahiro:20180528150046j:plain

固まりになったツバメオモト。多くのつぼみが見えます…

f:id:notahiro:20180528150158j:plain

こちらは咲き始め…

f:id:notahiro:20180528150243j:plain

花もあります。そして小さな羽虫がいっぱい…

f:id:notahiro:20180528150444j:plain

ムラサキヤシオ。穏やかな陽気。山登りには暑いくらい…

f:id:notahiro:20180528150516j:plain

シラネアオイもあります。そして標高1122mの山頂へ…

f:id:notahiro:20180528150557j:plain

ミネザクラ?そして五ノ宮嶽。左奥は八幡平でしょうか…

f:id:notahiro:20180528151624j:plain

車に戻り、麓に下りて菜の花を撮ります…

2007年の撮影です。熊の皮を投げたので皮投岳だそうで、気になって調べたらインターネットで『皮投岳物語』という鹿角の伝説が出てきて、そこにお話が載っていました。生まれ故郷ではあるのですが、小学校前に家族で上京したので、思い出は断片的にわずか。皮投岳もこの時初めて登りました…

八甲田山

5月27日、浅虫温泉へ…

f:id:notahiro:20180527123752j:plain高森山に登ります。でもすっきりしない天気…

f:id:notahiro:20180527123916j:plain

移動して馬場山アカマツ巨樹へ。樹齢700年以上。幹周り6.6m…

f:id:notahiro:20180527124127j:plain

すごいけど、どう撮っていいものやら…

f:id:notahiro:20180527124313j:plain

次は宮田のイチョウ。推定樹齢800年。幹周り14.7m(北株)

f:id:notahiro:20180527124935j:plain

ひとまわり小さな南株。三内丸山遺跡へ。雨。強風。写真は撮れず…

f:id:notahiro:20180527125947j:plain

5月28日朝、岩木山が朝日に染まります…

f:id:notahiro:20180527130128j:plain

萱野高原に移動。まだ朝靄残る高原…

f:id:notahiro:20180527130340j:plain

1本の木がいい被写体…

f:id:notahiro:20180527130554j:plain

雲が取れて八甲田山が姿を現します…

f:id:notahiro:20180527130703j:plain

酸ヶ湯から八甲田山に向かいます…

f:id:notahiro:20180527130917j:plain

雪は融けても冬枯れの湿原。でもショウジョウバカマ

f:id:notahiro:20180527131105j:plain

また岩木山が見えてきます…

f:id:notahiro:20180527131306j:plain

ミズバショウも咲き始めています…

f:id:notahiro:20180527131423j:plain

地塘。岩木山毛無岱を行きます…

f:id:notahiro:20180527131623j:plain

残雪の山々に囲まれた広大な湿原…

f:id:notahiro:20180527132905j:plain

見下ろす湿原。弘前津軽平野岩木山

f:id:notahiro:20180527131758j:plain

雪が残る場所まで来ました…

f:id:notahiro:20180527132144j:plain

雪の斜面を登り、稜線を目指します…

f:id:notahiro:20180527132448j:plain

稜線、そして井戸岳へ。小岳、高田大岳が姿を見せます…

f:id:notahiro:20180527132808j:plain

井戸岳の噴火口を回ります…

f:id:notahiro:20180527133418j:plain

これはイワベンケイ?周りは…

f:id:notahiro:20180527133819j:plain

もうつぼみをつけたコメバツガザクラ。コケモモ、チングルマ

f:id:notahiro:20180527134121j:plain

八甲田山の最高峰、大岳。標高1585m。その噴火口越しの高田大岳…

f:id:notahiro:20180527134606j:plain

小岳へ移動して大岳と井戸岳を撮ります…

f:id:notahiro:20180527134728j:plain

さらに高田大岳へ。小岳、大岳、井戸岳と並びます…

2007年の撮影です。高田大岳はいい景色。でもちょっと欲張り過ぎ。疲れました。酸ヶ湯に戻るには、また小岳を越えなければなりません。何とか車に戻り、秋田県鹿角市の姉夫婦の家に向かいます。山麓のブナ林の新緑。奥入瀬渓谷。十和田湖。ただ車を走らせるだけではもったいない景色…