天人峡
5月14日、天人峡から登山道を行きます…
湿っぽい道。これはコケ?…ではなく、地衣類か…
エゾマツでしょうか。亜高山帯の針葉樹も本州とは違う…
落ちた枝を拾って比較。トドマツがモミ属。ほかはトウヒ属。…かな?
旭岳が見えてきます。思ったほどよくない…
滝見台からの羽衣ノ滝全景…
キツツキの仕業?随分穴あけて…
凍った?雷?雪?風?大気は不安定。天気が崩れてきて山を下ります…
上川へ移動。ミズバショウ園へ。花を取って記念撮影する女性…
2007年の撮影です。本州と北海道で針葉樹林を造る木の種類は変わります。馴染みのない木をよく見てみます。ハイマツは一緒なのに…。たまたま寄ったミズバショウ園。そこで信じられない光景を目にします。お花摘み。花を手折る。生け花。切花。カラーもミズバショウの仲間。きれいな女性ときれいな花。でもきれいには見えません…
上ホロカメットク山
5月12日、富良野まで北上して十勝岳温泉へ。標高1270mの登山口…
右手に富良野岳を見ながら、雪の斜面を登ります…
順調に登れば、端正な姿の十勝岳。左の新噴火口からわずかな噴煙…
見下ろす安政火口。150年余り経っても、雪を融かす熱を蓄える…
吹きさらしの稜線に雪はない…
標高1920m。上ホロカメットク山から十勝岳を眺める。青空はなく…
諦めて下山。遠くの岩場で動くもの…
シマリス。せわしく動いてはこちらを気にして…
5月13日は雨。美瑛の丘へ。ケンとメリーの木。樹齢百年弱のポプラ…
パッチワークの路。でも雨。季節も選ばないと…
ナニワズ。雨でも動けば出会えるものもある…
これはコスミレか…
芦別へ移動。まだわずかに芽吹いたばかり。花はオオヤマザクラ?
空知大滝に寄ります。花はイワハタザオか…
黄金水松を見ます。イチイの巨木。推定樹齢1700年。幹周り6.2m…
旭川の神迎える楡。ハルニレ。推定樹齢400年。幹周り7.5m…
巨木はアイヌの聖樹。今は旭川神社。エゾエンゴサクも咲いています…
2007年の撮影です。晴れだけが撮影に好条件ではないのですが、やはり天気は重要です。雨の美瑛。急遽美瑛で観光。そして芦別、旭川へ。1日で150km。ちょっと走り過ぎ。交通事情がいいのも良し悪し…
アポイ岳
5月10日、長距離移動でしたが、まだ登れそうな時間です…
エゾオオサクラソウが咲いています…
珍しいと思うのですが、結構あります…
葉に斑の入ったフイリミヤマスミレ。橄欖岩の影響…
葉の裏が紫。アポイタチツボスミレ…
アポイアズマギクも咲きそうです…
サマニユキワリも咲いています…
ピンネシリへ続く稜線。彼方に雪を戴く日高山脈主稜線。でも南部の極一部。結局ヒダカソウには出会えず、標高811mの山頂を踏み、黄昏に下山。ヒグマに遭遇。目があってしまいました。距離があったので、事なきを得て車へ…
5月11日、神威岳に向かう林道で。サマニユキワリがいっぱい…
日高地方南部に特産するサクラソウの仲間…
ゲートが閉まっていて登山口に入れません。諦めます…
静内川河口近く。国道脇の斜面。オオバナノエンレイソウの群落…
エゾムラサキも咲いています…
すごい。初めて見るし、珍しい。でもここでは普通の景色?
2007年の撮影です。アポイ岳は橄欖岩の山。超塩基性の環境は植物は苦手。その環境に適応した特産種がアポイ岳では多く見られます。また地球内部のマントルに近いとされるのが橄欖岩。あまり変質していない橄欖岩が地表で見られる貴重な場所。2008年にジオパークになっています…
ニセコアンヌプリ
5月8日、大間から函館に渡ります。駒ヶ岳は入山禁止…
日暮れ山からその姿だけ眺めます…
手前が小沼。奥に大沼。大沼公園を俯瞰します…
足元には白い花のオトメスミレとタチツボスミレ…
北に移動。何とか夕方にニセコアンヌプリへ。後方羊蹄山を眺めます…
ニセコの山々の彼方に日は傾きます。冷たい風。寒い…
わずかに色付く後方羊蹄山。標高1309mの山頂から車に戻ります…
5月9日、体調不良。移動。睡眠。洞爺湖畔での夕日。中島。後方羊蹄山…
日が沈むのを眺めて、ゆっくりまた寝ます…
2007年の撮影です。7年ぶり4回目の北海道。二百名山の駒ヶ岳には登れず、遊び過ぎと気温差に対応しきれず体調不良。前に来たのは夏中心。5月は初めてです。憧れの北の大地。山だけでも行きたい場所がたくさんあります…
九戸城跡
5月7日、北上開始…
まずは出ル町のイチョウ。推定樹齢800年、幹周り10m、樹高20m…
800年生きてきたという老木からの、初々しい芽吹き…
実相寺のイチョウを見て、小井田の千本カツラへ。樹齢700年以上…
そして浪打峠へ。古今和歌集の末の松山の候補地。交叉層が見られる…
足元にはすみれ。距が巻いていて気になるけど、タチツボスミレか…
そして九戸城跡へ。豊臣秀吉に逆らった九戸政実。そんな歴史小説を読んで…
つわものどもが夢の跡。400年以上前。戦国の世に想いを馳せる…
青森県に入って関根の松へ。推定樹齢400年。江戸時代は南部藩領…
次は七戸町の大銀南木(おおいちょう)。推定樹齢700年、幹周り11.6m…
移動中に見た牧場には牛。のどかな景色…
最後は一里塚の上の天間のケヤキ。推定樹齢350年、幹周り9.6m…
2007年の撮影です。末の松山の候補地は、むしろ宮城県の方が有名かもしれません。古代の歌に歌われ、都人が憧れた僻遠の景勝地。実際に向かうのは、西行、芭蕉…。宮城なら訪ねたかも。岩手なら行っていない。小説になった九戸政実(くのへまさざね)も400年以上前の人。中央の歴史には登場しないマイナーな存在。高橋克彦著『天を衝く』。面白かったです…
湯瀬渓谷
姉夫婦の家で過ごすゴールデンウィーク。法事、墓参り、観光…
5月3日は根石ダムへ。岩手県側の米代川支流。カタクリ、キクザキイチゲ…
4日は津軽の芦野公園。桜の名所で皆でお花見…
気になるすみれ。オオタチツボスミレとナガハシスミレの交雑種…
イワフネタチツボスミレでしょうか…
5日はひとりで湯瀬渓谷へ。ワサビ?清流でも、湿っぽくもなさそう…
これはミチノクエンゴサクでしょうか…
濁っているのは雪しろのせい?
キバナイカリソウ…
イワハタザオか…
オオヤマザクラ…
シロバナエンレイソウ…
帰りに寄ったイチョウは推定樹齢400年…
2007年の撮影です。カタクリなどの野の花。昔は近所で見られたと、よく聞きます。東京でも長野でも。このとき回った辺りは、まだそんな景色が残っています。手厚く保護された単一群落ではないので、見栄えはしません。まばらで、入り乱れて、撮りにくい。でもたぶん、これが自然…