ひねもす通信Ⅱ

季樹歳彩(きぎさいさい)も見てね

中津川ーふたたび

11月6日、また裏磐梯中津川を訪ねます。

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林道に降り敷く落ち葉。雨に濡れて鮮やか…

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河原にも雨に濡れた落ち葉…

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川は増水して渦巻き、ごうごうと轟きます…

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川から離れても少し怖いくらい…

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前回から3週間弱、季節は進み、何より雨で印象が変わります…

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雨に濡れた木肌…

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雨に濡れた落ち葉を踏んで、今日は引き揚げます…

2001年の撮影です。これも紙媒体『ひねもす通信』では取り上げなかったもの。しばらく雨が続いて、晴れたら見渡す山々は雪景色。用事があってゆっくり撮影できなかったものの、出掛けがてら初冠雪の浅間山を撮りました。そろそろそういう季節。また台風で雨になっていますが、山は雨か、雪か…

月山

翌10月21日、鳥海山に続いて今日は月山へ。8合目まで車で登ります。

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弥陀ヶ原を過ぎ、なだらかな道を山頂に向かいます。

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振り向けば昨日登った鳥海山

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庄内は晴れ、最上は雲海。上空も少し雲が多くなっています。

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標高1984m、百名山、月山山頂。東側、枯野の先に葉山…

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帰りは池塘の写真を撮って車に戻ります。

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少し下りかけて車を停めます。

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枯れて葉を落とす木々…

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帰りましょう。鶴岡に出て、あとは車を走らせるだけ…

2001年の撮影。紙媒体『ひねもす通信』では記事にしなかったもの。この東北旅行、ずっと晴天ではなかったものの、秋は動きやすい季節。でも今年はいけません。暑かったり、寒かったり、雨が続いたり…。今度は台風がやってくるとか。異常気象といわれて久しく、イメージ通りに季節は展開しないものと覚悟しているつもりですが、やはり愚痴でもこぼしたくなってしまいます…

鳥海山

秋田駒ヶ岳に登った次の日の10月20日は鳥海山。矢島口から登ります。

f:id:notahiro:20171017132925j:plainすぐに湿原。木道を行きます。山には雲。その下、ちょっと白い…

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その先にも小さな湿原。池塘。草は枯れて…

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火山起源の岩。褶曲。折り曲げられたようなしわ。強い力が加わってる…

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えぐれて続く谷。断層?日陰は凍ってる…

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稜線が見えてきます。雲は取れています。

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上部斜面は白くなって…

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樹氷になっています。これは木じゃないから、霧氷。

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稜線へ。外輪山の最高点、七高山。右は新山。鳥海山の最高峰です。

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新山は中央火口丘。ギザギザ。冷えて固まる前の噴火の様子を想像すると…

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北に開いた外輪山。その奥には海岸線、日本海、水平線…

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部分的に発達した霧氷。風上に向かって発達します。下から吹き上げてる…

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通称エビの尻尾。吹き上げる風が外輪山の内壁に霧氷を作っています。

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外輪山の稜線を行く登山者。

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大きな溶岩の塊、新山。標高2236m。日は傾いて…。急いで元の道を戻ります。

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下りると日は暮れて…。三日月が空に…

2001年の撮影です。紙媒体『ひねもす通信』の記事を再構成して作っています。小諸に住み始めたのが1992年10月。撮り溜めた浅間山の写真を『浅間山物語』として『ひねもす通信』の中で記事にしました。それを新たなブログ『浅間山物語』として作り始めました。是非そちらもご覧ください。

秋田駒ヶ岳

10月19日、裏磐梯中津川の翌日の朝は田沢湖

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雲は多いものの晴れ。目指す秋田駒ヶ岳に雲がついているのが気になります。

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車で8合目へ。あっさり最高峰の女目岳へ。斜面をくねる車道が見えます。

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阿弥陀池に戻り、見上げる稜線北斜面には樹氷

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そこを登り、いくつもあるピークのひとつ横岳へ。田沢湖の水面が輝きます。

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次は北への稜線を辿り湯森山へ。岩手山、笊森山、乳頭山…

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振り向けば標高1637mの女目岳や横岳。秋田駒ヶ岳の姿…

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独特の姿を見せる岩手山

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温泉の方が有名。烏帽子岳とも呼ばれる乳頭山…

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笹森山へ。田沢湖に光が注ぎます。

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暮れ行く山を周回して駐車場へ。これは湯森山…

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こっちは笹森山…

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山陰に日は沈みます。

2001年の撮影です。紙媒体『ひねもす通信』では取り上げませんでした。この頃までに撮り溜めた浅間山やその周辺の写真を『浅間山物語』として『ひねもす通信』の中で紹介しました。その後写真集として編集し直したものの、出版には至りませんでした。新たにブログ『浅間山物語』として作り始めました。是非そちらもご覧ください。

裏磐梯ー中津川

10月18日、磐梯山の東側を回って裏磐梯へ。秋元湖を通ってその奥へ…

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車を停め、林道を行きます。最初に撮ったのはこんな1枚…

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中津川渓谷。岩がきれいです。

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節理の入った岩が、雨や流れに洗われて、少し角が取れています。

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きれいな流れが落ち葉を運びます。

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2000m級の吾妻連峰からの流れ…

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カメラを向けるたびに、ファインダーがきれいな絵を捉えます。

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もう少し奥へ行ってみましょう。

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紅葉もきれいです。

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同じ岩がずっと続いています。

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日が傾いています。

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そろそろ戻りましょう。

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独創的な色使い…

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黄葉も美しい…

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空が今日の終わりの迫っていることを告げています。

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もう少し粘って…

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秋元湖畔まで戻ってみると、…暮れ行く磐梯山

2001年の撮影です。紙媒体『ひねもす通信』の初期のものから、これからの季節のものを選んで、ブログ用に再構成して作っています。

袈裟丸山

百名山・袈裟丸山は百名山日光白根山、皇海(すかい)山から南へ続く栃木・群馬県境の尾根上にあります。

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奥に見えるのは前袈裟辺りでしょうか。

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10月12日、所々いい色に変わってきています。

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赤く色付いているのはアブラツツジのようです。

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すっかり葉をかじられていて、…鹿の食害でしょうか。

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赤くはなっているものの、いい写真にはなりません。

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後袈裟、中袈裟、奥袈裟と稜線は続く…

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小さな避難小屋。

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葉を落とした木々も多くなってきました。

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前袈裟を越えて後袈裟へ。日帰りなので今日はここまで。

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笹の葉も食べられています。

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こちらを窺う鹿。…遠過ぎる。

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霞む黄葉。

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またアブラツツジを撮って、車に戻ります。

2001年の撮影です。意外と山深くて時間がかかった印象があります。寝釈迦が有名ですが、別コースで見ていません。

八海山

10月8日、越後三山のひとつ、八海山に向かいます。

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屏風道から取り付くと、突き上げるような斜面の上に稜線があります。

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しばらく進むと清滝が見えてきます。

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標高差約800mのまさに直登。断崖を間近に見ます。

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大滝はよく見えませんが、沢すべてが滝のようです。

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7合目のノゾキの松。よく色づいた葉も多くなってきました。

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遥かに見上げた稜線が近づいています。

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背後に見えるのは巻機(まきはた)山のようです。

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やっと稜線。大日岳の雪に磨かれた岩肌が印象的です。

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迂回路を通り、入道岳に向かいます。中ノ岳が見えています。

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標高1778m、入道岳。八海山の最高峰に到着。支尾根を飾る紅葉…

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中ノ岳の北に連なる魚沼(越後)駒ヶ岳

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歩いてきた稜線はギザギザの八ッ峰に連なり、奥には魚沼の地が霞みます。

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少し戻って新開道を下ります。振り向けば八ッ峰。

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今頃青空か…

2001年の撮影です。17年続けている紙媒体の『ひねもす通信』の初期の記事から、これからの季節のものを選んで、ブログ用に再構成して作っています。