裏磐梯ー中津川
10月18日、磐梯山の東側を回って裏磐梯へ。秋元湖を通ってその奥へ…
車を停め、林道を行きます。最初に撮ったのはこんな1枚…
中津川渓谷。岩がきれいです。
節理の入った岩が、雨や流れに洗われて、少し角が取れています。
きれいな流れが落ち葉を運びます。
2000m級の吾妻連峰からの流れ…
カメラを向けるたびに、ファインダーがきれいな絵を捉えます。
もう少し奥へ行ってみましょう。
紅葉もきれいです。
同じ岩がずっと続いています。
日が傾いています。
そろそろ戻りましょう。
独創的な色使い…
黄葉も美しい…
空が今日の終わりの迫っていることを告げています。
もう少し粘って…
秋元湖畔まで戻ってみると、…暮れ行く磐梯山…
2001年の撮影です。紙媒体『ひねもす通信』の初期のものから、これからの季節のものを選んで、ブログ用に再構成して作っています。
袈裟丸山
三百名山・袈裟丸山は百名山の日光白根山、皇海(すかい)山から南へ続く栃木・群馬県境の尾根上にあります。
奥に見えるのは前袈裟辺りでしょうか。
10月12日、所々いい色に変わってきています。
赤く色付いているのはアブラツツジのようです。
すっかり葉をかじられていて、…鹿の食害でしょうか。
赤くはなっているものの、いい写真にはなりません。
後袈裟、中袈裟、奥袈裟と稜線は続く…
小さな避難小屋。
葉を落とした木々も多くなってきました。
前袈裟を越えて後袈裟へ。日帰りなので今日はここまで。
笹の葉も食べられています。
こちらを窺う鹿。…遠過ぎる。
霞む黄葉。
またアブラツツジを撮って、車に戻ります。
2001年の撮影です。意外と山深くて時間がかかった印象があります。寝釈迦が有名ですが、別コースで見ていません。
八海山
10月8日、越後三山のひとつ、八海山に向かいます。
屏風道から取り付くと、突き上げるような斜面の上に稜線があります。
しばらく進むと清滝が見えてきます。
標高差約800mのまさに直登。断崖を間近に見ます。
大滝はよく見えませんが、沢すべてが滝のようです。
7合目のノゾキの松。よく色づいた葉も多くなってきました。
遥かに見上げた稜線が近づいています。
背後に見えるのは巻機(まきはた)山のようです。
やっと稜線。大日岳の雪に磨かれた岩肌が印象的です。
迂回路を通り、入道岳に向かいます。中ノ岳が見えています。
標高1778m、入道岳。八海山の最高峰に到着。支尾根を飾る紅葉…
中ノ岳の北に連なる魚沼(越後)駒ヶ岳。
歩いてきた稜線はギザギザの八ッ峰に連なり、奥には魚沼の地が霞みます。
少し戻って新開道を下ります。振り向けば八ッ峰。
今頃青空か…
2001年の撮影です。17年続けている紙媒体の『ひねもす通信』の初期の記事から、これからの季節のものを選んで、ブログ用に再構成して作っています。
燕岳Ⅲ
9月25日、燕(つばくろ)岳が朝日に映えます。
今日は下山。テントを撤収して風化した花崗岩の間を縫って行きます。
槍ヶ岳がすっきり見えます。
大天井(おてんしょう)岳も…
燕岳を超えて北燕岳へ。北に連なる山々。彼方に西頸城山塊…
紅葉したクロマメノキ。ハイマツ。彼方には浅間山…
3日間、晴れが続いて裏銀座コースの山々もよく見えています。
まだ槍穂高連峰も見えます。
光線はフラットですが、上空にはいい雲が現れます。
下りるのがもったいない。でも餓鬼岳方面へ…
東沢乗越へ向かうとチングルマは綿毛。葉も紅葉して…
振り仰ぐ斜面は秋めいてはきているものの…。中房温泉へ下りて行きます。
2001年の撮影です。現在の活動は紙媒体『ひねもす通信』で有料配信中。年会費4000円。税、送料込み。A4版1枚を1部として年間40部。4回に分けて送信。現在17年目。興味のある方はコメント欄でメールアドレスを教えてください。なお体調は急速に回復してほぼ復調。ただまだ不安はあるので、食事・休養などに細心の注意を払って56歳の体を試運転中です。
燕岳Ⅱ
9月24日、標高2763mの燕(つばくろ)岳山頂で日の出を待ちます…
東の空が明るくなります。
わずかに噴煙を上げる浅間山の辺りが一番明るい…
小諸在住の私にとって浅間山はもっとも身近な山…
やがて日の出…
浅間山から日が昇ります。
朝日を浴びる槍穂高連峰…
常念岳、大天井(おてんしょう)岳…
蜃気楼で変形した山々も、元々の姿でよく見えています。
大町?谷底に張り付く雲…
朝日を浴びる北燕岳に向かいます。
西鎌尾根の上に姿を見せる笠ヶ岳。
深く沈む高瀬渓谷。硫黄尾根。湯俣の谷…
わずかの間に日は昇り…
強い光で山は霞みます。
立山連峰も見えています。
後立山連峰も…
戻って風化の進んだ花崗岩を撮ります。
燕岳の象徴…。そしてそれが北アルプスの明るさ…
テントに戻って食事。準備を整えて大天井岳に向かいます。
コケモモの実が色づいています。
クロマメノキは紅葉…
でも斜面の木はまだ緑が多いようです。
2001年の撮影です。私の体の方は順調に回復しています。3週間以上も寝込んでいたのが嘘のよう。遅れを取り戻さなければなりません。でもまた失敗するのは怖いので、慎重かつ合理的に…。難題です。
燕岳Ⅰ
9月23日、北アルプス燕(つばくろ)岳にやってきました。連休の喧騒を避けて小屋ではなくテント。そろそろ夕景…
燕岳が淡く色づき…
槍ヶ岳はシルエットになります。
あれ、富士山の形がおかしい…
…蜃気楼で山が変形しています。
小屋の登山者は夕日を眺めるばかり。後ろ側の蜃気楼に気づく人はなく…
山は元の姿に戻り、やがて日は沈みます。
北アルプスの稜線…
燕山荘。槍ヶ岳。そして月。…そろそろ眠りましょう。
2001年の撮影。2泊しているのでもう少し続きます。さて、ご心配をおかけしました。回復を焦って入院する羽目になってしまいました。昨日退院。今はとりあえず快調です。ただ胃腸は試運転状態。動けるものの、すぐ疲れてしまいます。ということで、かなり慎重に回復を図っているところです。
休養中
体調を崩してしまいました。
しばらくお待ちください。